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2018-08-23 更新
ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ペイトン・リード監督
中川大志、宮川大輔
映画『アントマン&ワスプ』の東西横断スペシャル・ファンミーティングがTOHOシネマズ新宿で開催され、来日を果たしたアントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、メガホンを取ったペイトン・リード監督が出席した。
本作は、『アントマン』の続編。元泥棒でバツイチのスコット・ラングが身長1.5cmになれるスーツを身に着け、“アントマン”として大活躍するアクション。
イベントがスタートすると、会場後扉からキャストたちが登場。大声援で迎えられた。キャストと監督は舞台に向かう途中、会場に詰めかけたファンとハイタッチや握手をしてファンとの触れ合いを楽しんだ。
前作に続いて2度目の来日となったアントマン役のポールは「温かく迎えていただいて、ありがとう! 楽しさを分かち合えることにワクワクしているよ!」と笑顔で挨拶。
プライベートで来日しており、日本に来るのは2度目であることを明かしたワスプ役のエヴァンジェリンも、「コンニチハ!(日本語) 皆さんに招待いただいて本当に嬉しいです。アリガトウ!(日本語)」と客席に向かって笑顔を振りまいた。
ファンミーティングということで、会場に招待されたファン約400名からの質問に答えるコーナーが設けられており、本作で注目すべき点を聞かれた、ポールは、「エンドロールがすべて終わる最後の最後まで観てほしい」とエンドロールの最後にも映像があることを明かした。
また、今後公開される『アベンジャーズ』続編への布石となる注目ポイントを聞かれたリード監督は「次回作となる『アベンジャーズ4』に関しては話せない。この作品で起こることが次のアベンジャーズにインパクトを与えることがあるかもしれない」と話し、ファンの期待をあおった。
ポールとエヴァンジェリンに、「お互いの好きなところを教えてください!」という質問があり、ポールは「彼女は仕事への姿勢が素晴らしい。運動神経も良くてタフな女優」とほめたたえた。
一方、エヴァンジェリンも、「今までこんな質問されたことないわ!」とびっくり。「共演する前からポールのファンだったの。ポールはとても面白い人。大きなハートをもっているの。ポールが一番だと思っているわ」とポールを絶賛した。
イベント終盤には、特別ゲストとして本作でFBI捜査官ウー役の吹替えを担当したお笑い芸人の宮川大輔と、マーベルの大ファンで、「アントマンが一番好き!」と公言している中川大志が会場に駆けつけた。キャスト陣と対面して大喜びの二人。宮川は「同じ舞台に立てるなんて、俺売れたな」と大興奮。中川は大好きなアントマンについて「コミカルな笑えるシーンや家族愛の心温まるストーリーもある。主人公のスコットに感情移入できるところが好き」と語った。
宮川から世界に共通する笑いの演出について聞かれたリード監督は「脚本を書くときに『自分たちがファンとして観たいものはなんだろう?』と考えた。だから今作のアクションは、まず始めに思いついたコメディ的な部分から作っているんだ」と説明した。
中川からの質問で「ヒーローを演じるうえで大切なことは?」と尋ねられたリリーは「常に人間味を持つこと」。ポールは「世界中で愛されているキャラクターだから、原作へのリスペクトを忘れないこと」と答えていた。
今回、東京と大阪の東西横断ミッションに挑むキャストたちに、宮川と中川から映画の大ヒットを願ったお守りがプレゼントされた。思いを受け取ったポールは「ビューティフル!」と日本の伝統の贈り物を手に満面の笑み浮かべていた。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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