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2018-05-05 更新
三浦春馬、今泉力哉監督、サンドウィッチマン
2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞など、数多くの賞を受賞している人気作家・伊坂幸太郎“初”にして“唯一”の恋愛小説集で、現在に至るまで42.5万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラー「アイネクライネナハトムジーク」がギャガ配給にて、今冬公開予定で映画化される運びとなった。
監督はこれまでもリアルで新しい恋愛群像を描いてきた“ダメ恋愛映画の旗手”とも称される今注目の新鋭監督今泉力哉。今回、原作者・伊坂からの熱烈なラブコールを受けての大抜擢となった。主演は、映画やドラマ、舞台と幅広く活躍中の人気実力派俳優・三浦春馬。そして、共演には三浦とは4年ぶりの共演となる多部未華子や原田泰造など、豪華かつ個性豊かな顔ぶれが揃った。さらに、仙台出身のサンドウィッチマンが出演することでも話題を呼んでいる。
作家・伊坂幸太郎がアーティスト・斉藤和義からのオファーで“出会い”をテーマにひとつの短編を書き上げたことから始まった原作に、新たな“出会い”が重なって、オール仙台・宮城ロケで4月10日より撮影を進めてきた本作だが、遂に5月3日が作品全体のクランクアップとなった。「ゼビオアリーナ仙台」という会場で、作品の中でも重要なボクシングの試合シーンをメインに、様々な登場人物たちがそこに集っているカットを撮影。そこには、1000人規模の地元の方もエキストラとして参加。
このクランクアップに合わせて、一足先に自身のクランクアップを迎えた主演の三浦春馬も急きょ仙台に駆け付け、サプライズでエキストラの方々の前に登場! さらにここに、これまで出演情報は発表されたものの役どころについては触れられてこなかった仙台出身のお笑い芸人・サンドウィッチマンと監督も参加し、大いに盛り上がった。
ボクシングリングにあがった監督から、エキストラの方々への感謝の言葉があったのち、未発表だった役どころの“セコンド”の衣装に身を包んだサンドウィッチマンの二人がリングに上がった。
伊達「皆さん今日は本当に“無料”でお越しいただきまして、GW中なのにありがとうございます。我々もこうして出させていただきうれしいです。監督の衣装が独特なのが気になるんですけどね~(笑)」。富澤「風貌がね~」と早速監督の独特なたたずまいをいじると、伊達「聞いたところによると、僕たちの母校の仙台商業高校でも撮影をされたとか」。富澤「それは、うれしいですね」と話し、伊達「今日は主演をくうくらいの、役者としてのサンドウィッチマンを皆さんに生で見ていただきたいと思ってきました。なので、変な笑いとかおきないようにしてくださいね!」とお願いした。
富澤からは「監督になんで自分たちを起用したんですか?」と問いかけがあり、監督が「仙台で伊坂さんの作品を撮れることになりまして、ぜひ宮城でサンドウィッチマンさんに出ていただきたいなと思いました。あと、自分も福島郡山出身なので、東北の力になっていただいたお二人だったので、こうしてご一緒できてうれしいです。どの役がいいかなと考えた時に、海外でサンドウィッチマンさんのことを知らない方が映画を観たときに、一番ハマるのが、体格含めてセコンドの役だなと思い、お願いしました。サンドウィッチマンさんのおかげでこうしてたくさんの方にもエキストラでお集まりいただけていると思います」と答えると、「ちょっと何言ってるかわからないんですけどね」といつもの富澤節も飛び出し、場内は笑いに包まれた。
そして、今回の出演について二人は「伊坂さんは、僕らの単独ライブも観に来てくれていて、本人にはちょいちょい出してほしいとお願いしていたんですが、やっと出れたなと! 『ゴールデンスランバー』とか、なんで僕たち出ていないのかな、と思っていたんです。TKOの木下さんとかは出てるんですけどね。なんで僕らじゃないのかなと思ってたんで、やっと念願がかないました!」と喜びを語った。そして、エキストラの方に「夜遅くまでの撮影となりますが、嫌な顔せず、よろしくお願いしますね。給料発生しませんが、今日は役者ですからね。よろしくお願いします」と話した。
その後、「実は、すでに自分のクランクアップは終わっているそうなのですが、こうしてエキストラの皆さんが集まってくれるからということで、この日のためにわざわざ駆けつけてくれた方がいます。三浦春馬君です!」と三浦を呼び込み、三浦春馬もリング上に登場した。このリングにあがる際には、伊達がロープをくぐる際のセコンド的アシストをし、会場には笑いが起きた。
三浦が「今日は集まっていただきありがとうございます!」と挨拶をすると黄色い声が飛び交い、伊達が「歓声が違うな。違いすぎる」とつぶやき、再び笑いが。そして仙台に滞在してみた感想を三浦に聞くと、三浦「1ヵ月近くいて、仙台駅前のペデストリアンデッキでも計4日くらい撮影させていただいたりしました。普段通勤とかで駅を使っていらっしゃる方々には、多大なるご迷惑をおかけしたのですが、皆さんすごく温かく見守ってくれて、協力してくれて、この中にもご協力いただいた方がいらっしゃるかもしれませんが、すごくすごく助けになりました。ありがとうございました」さらに、三浦「仙台はメチャメチャいいところですよ。人柄がみんな本当にいいです。それに、お弁当とかもとてもおいしくて、夜食に牛タン弁当が出たときには、僕たちにとって兵糧なので、本当に士気を高めてキープしていくのにすごくすごく必要なもの。なので、ほんとうに助かりました! あとは、撮影以外にも、某有名な甘味処だったりとか、某牛タン屋さんに行きまして美味しい思いをさせていただきました。ありがとうございます」と仙台生活を満喫した様子を語った。
伊達「マーボー焼きそばも食べたって?」。三浦「そうなんです。駅前の。マーボー焼きそばっておいしいですね!!」。伊達「秘密のケンミンショーって番組で紹介されたんですけどね。それまで誰も知らなかったの(笑)、あんな美味しいものをね。知らなかったんですよね」と裏話を語った。三浦は、ずんだシェイクも飲んだと言い、「想像をこえる美味しさ!」と監督にオススメした。それを受け、サンドウィッチマンの二人は「うれしいじゃないですか、仙台をこうやって愛してくれて。じゃあ、もう47都道府県で一番好きなのが宮城県てことでいいですね?」と聞き、会場は再び笑いに包まれた。それに三浦は「宮城県が大好きな場所になりました!」と答えた。さらに、伊達から<定義山>の油揚げもオススメだと聞き、今後の宣伝活動で宮城を訪れた時に!と再訪の約束をした。
最後に、三浦は「今日はこんなにたくさんの方が集まってくれて個人的にもすごくうれしいですし、映画の成功にも必ずつながるものになるだろうなとおもっています。本当にありがとうございます」と締めくくった。
(オフィシャル素材提供)
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