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2017-05-15 更新
東出昌大、唐田えりか、濱口竜介監督
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
9月1日(土)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
© 2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
© Kazuko WAKAYAMA
東出昌大を主演に迎え、俊英 濱口竜介監督が、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』(9月1日全国公開)。本作は5月8日から開催中の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されている。
このたび、フランス現地時間5月14日(月) 15:45(日本時間同日22:45)、レッドカーペットに主演東出昌大、ヒロイン唐田えりか、濱口竜介監督が登場。16:00(日本時間23:00)から公式上映が行われた。
【レッドカーペット】
朝から雨と曇りを繰り返した5月14日のカンヌ、それがレッドカーペットのタイミングだけ暑いほどの青空が広がった。そこへディオールの黒いスタキシードに身を包んだ東出と、アルマーニの美脚が露わになった黒のシースルードレスを着こなした唐田が登場。189cmの東出、167cmの唐田の揃い踏みで抜群の存在感を放っていた。3人は緊張以上に映画祭を楽しんでいる様子。レッドカーペットを歩むうちにドレスが靴に引っかかった唐田を東出が優しくエスコートする場面もあった。
場内に入ると、大きな拍手で迎えられた。現在、『ハッピーアワー』がフランスで公開中なためか、「Hamaguchi!」の声が何度もかかった。
【公式上映直後のコメント】
濱口竜介監督: 観客の好むものか分からなかったけど、こんなにあったかい拍手をもらえると思いませんでした。カンヌで伝わってとてもうれしい気持ちです。二人にありがとうと伝えたいです。
東出昌大: 万感の思いで受け止めました。いろんな愛が伝わったと思います。2000人もの席の会場で自分の出演映画が上映されたのは初めてで、入ってすぐに天井を見てその広さに驚きました。さすがカンヌだと思いました。上映が終わって、二階席から身を乗り出して拍手してくれた人がいたんです。映画の思いが届いたんだと思ったけど、その人たちへ感謝を伝える言葉が浮かばず、拙いフランス語でメルシーと言いました。
唐田えりか: 貴重な経験をすることができました。この場所にいるのが奇跡のようです。濱口監督、東出さんはじめ、かかわったひとたちへの感謝、みんなへの感謝と愛が溢れました(号泣)。『寝ても覚めても』に関わってくださった方々と観てくださった方々への感謝が溢れて、そして、こんなに大きな舞台でこれだけの声援を受けさせていただいて感謝の思いでいました。
上映終了後、エンドロール中から大きな拍手が始まった。その大きな拍手は10分以上続いた。場内が明るくなった時には多くの観客が監督、俳優へ「Beatiful film!」の声を投げかけ、二階席からは身をのりださんほどに拍手を送る観客の姿も。この大きなカンヌの歓迎に唐田は涙を流して感激し、東出、監督も目を潤ませた。
鑑賞後の観客たちからは「ライトでヘビー、今まで見たことのないラブストーリー」「amazing film! 今回のコンペ作品内で一番好き」などの声が聞かれた。授賞式はフランス現地時間5月19日(土) 19:15(日本時間5月20日 午前1:15)から行われる。
(オフィシャル素材提供)
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