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2018-04-08 更新
3月3日、渋谷ユーロスペースほか全国順次大ヒット公開中の松居大悟監督最新作『アイスと雨音』。SNSでは熱い感想と口コミが飛び交い、10回観たというリピーターも続出するなど、話題沸騰中の本作は、予定していた演劇が中止になるという松居監督自身の経験をもとに、“現実と虚構”“映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヵ月を、74分ワンカットで描いた青春譚。
このたび、昨年の第30回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門公式出品に続き、4月開催の中国・北京国際映画祭(アジアプレミア上映)、5月開催の韓国・第19回全州国際映画祭(チョンジュ国際映画祭/韓国プレミア上映)に公式出品が続々決定! 松居大悟監督よりコメントが届いた。
監督は、映画『私たちのハァハァ』『アズミ・ハルコは行方不明』テレビドラマ「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」など、「今」という時代を映し続ける気鋭監督・松居大悟。出演は、400名の中からオーディションで選ばれた、森田 想・田中怜子・田中偉登・青木 柚・紅甘・戸塚丈太郎の6人の若手俳優たち。音楽は、マイク1本とギター1本で、聞き手の人生に踏み込み続けるMOROHAが劇中生演奏で観る者を釘づけにする。演技未経験で大阪から上京してきた出演者・田中怜子にインスパイアされ生み出された主題歌「遠郷タワー」(配信限定リリース中)は、覚悟を胸に目標を追い掛けるすべての人の背中を押す。心が折れたことがあるすべての人に捧ぐ、意欲作の誕生だ。
◆中国・第8回北京国際映画祭 パノラマ部門 正式出品(アジアプレミア上映)
会期:2018年4月15日(日)~22日(日)
参加:松居大悟監督
オフィシャル・サイト
http://www.bjiff.com (外部サイト)
◆韓国・第19回全州国際映画祭 WORLD CINEMA SCAPE部門 正式出品(チョンジュ国際映画祭/韓国プレミア上映)
会期:2018年5月3日(木)~12日(日)
参加:森田 想、田中怜子、松居大悟監督
オフィシャル・サイト
http://eng.jiff.or.kr (外部サイト)
<松居大悟監督のコメント>
個人的な気持ちで始めたので、誰かに認められたいとか、何かに勝りたいとか、そういう気持ちはありませんでした。でも今は、いろいろな感想やこうした上映が、嬉しいです。
この8人や関わったみんなは、すごいんです!
北京国際映画祭は、初参加どころか、中国で自分の作品が上映されるのも初めてなので、どういう反応が来るかドキドキします。全州国際映画祭は、去年に続き2回目の参加、すごくアットホームで、中の人たちが楽しんでるのが伝わるので、あの輪に入れるのが楽しみです。まだ先ですが、ヨーロッパの方でも上映されます。イギリスで書かれた戯曲の上演中止から始まり、下北沢で撮られた74分ワンカットの若者たちの1ヵ月間を、どのように見てもらえるのか、食らわすことができるのか。
今、東京と名古屋で上映されていて、少しずつこれから日本国内の上映も広がってきています。生理的に無理という人もいるし、もう10回以上観たという人もいて、観る前に情報が飛び交う時代ですが、1つとして同じ感想はありません。『アイスと雨音』には、僕が予期していなかった何かが宿っているようです。演劇よりリーズナブルで、映画より生々しい、何か。劇場で観てほしいです。
精いっぱい元気にいきましょう! よろしくお願いします。
(オフィシャル素材提供)
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