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2017-12-30 更新
予定していた演劇が中止になるという松居大悟監督自身の体験をもとに、"現実と虚構”“映画と演劇”の狭間でもがく若者たちの1ヵ月を、74分ワンカットで描いた青春譚『アイスと雨音』。
第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門公式出品にて、熱い感想の嵐を巻き起こし話題となった中、松居監督が故郷・福岡県北九州市の<北九州市民文化奨励賞>を受賞、監督より受賞の喜びと新作映画への意気込みを語るコメントが届いた。
北九州市民文化奨励賞とは、北九州市を基盤、または北九州市出身で文化芸術活動において活躍し、将来が期待される個人・団体に奨励賞を北九州市の文化芸術の振興を図る賞(業績が顕著な個人・団体には文化賞を贈呈)。
過去の受賞者に、奨励賞に北九州市出身の松尾スズキ氏(劇作家・演出家)、文化賞に青山真治氏(監督)、平山秀幸氏(監督)、松本零士氏漫画家)、わたせせいぞう氏(漫画家)、平野啓一郎氏(小説家)など。
第50回となる本年度は、映画監督・劇作家として、松居大悟監督が奨励賞を受賞。
12月21日に行われた授賞式にて、ヴァイオリン奏者・南 音氏(文化賞)、書道パフォーマンスの福岡県八幡中央高等学校芸術コース書道部(奨励賞)とともに登壇し、北橋健治北九州市長より「こうした若い才能が、本市から羽ばたいていただき誠にうれしい限りです」という言葉とともに、トロフィーを授与された。
<松居大悟監督のコメント>
第50回北九州市民文化奨励賞を受賞しました。
この大きな節目に、歴代の錚々たる方々と並んでしまうことが畏れ多くも、大変嬉しく思います。
壇上でも話しましたが、作っていて苦しいことや辛いことがたくさんあって。そんな時は母が住む福岡や祖父母が住む北九州の空気を吸いに戻ってきました。ここには自分が表現に憧れた初期衝動があるからかもしれません。
毎年、年末年始に北九州で過ごすのは自分にとってすごく大事な時間です。そんな、自分の足並みを確かめるこの場所を、これからも誇ることができて嬉しいです。
市長自らゴジゲンや「私たちのハァハァ」を見てくれるなんて!
南さんのバイオリンや八幡中央高校書道部のパフォーマンスも素晴らしくて! 北九州の文化、すごいです。
これからもこの名に恥ずかしくないような、面白い作品を作りたいと思います。
北九州の祖父母から「生きる力をもらいました」と言われて、何より良かったです。
(オフィシャル素材提供)
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