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2017-11-02 更新
坂本龍一が「全てをさらけ出した」 2012年から5年間という長期間に渡る密着取材によって実現。
さらにアーカイブ素材、貴重なプライベート映像も映画を彩る――。
震災以降の坂本の音楽表現の変化に興味をもち、取材を始めたのは、本作が劇場版映画初監督となるスティーブン・ノムラ・シブル。坂本龍一初の劇場版長編ドキュメンタリーである本作は、オリジナルアルバム「async」の制作過程に密着。NYの自宅スタジオなどで行われたアルバム制作の様子、雨の音、北極圏の氷の溶ける音などの環境音を収集する姿を追っていく。
また、YMO時代のライブ映像や、『戦場のメリークリスマス』 『ラストエンペラー』などの映画音楽制作中の貴重なエピソード、2014年の闘病生活までのすべてをカメラに収めている。
さらに、90年代から社会問題・環境問題へ意識を向けるようになったことによる、坂本の音楽表現の変化もインタビューと共に綴られる。過去の旅路を振り返りながら、新たな楽曲が誕生するまでの、坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー。
<CODA>とは
一つの楽曲や各楽章の終わりに、終結の効果を強めるためにつけ加える音楽用語。特性として、変調やキーの変化を示すことが多い。
(2017年、アメリカ・日本合作、上映時間:102分)
キャスト&スタッフ
出演:坂本龍一
監督:スティーブン・ノムラ・シブル
撮影:空 音央、トム・リッチモンド, ASC<
配給・宣伝
KADOKAWA
11月4日(土) 角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
オフィシャルサイト
http://ryuichisakamoto-coda.com/ (外部サイト)
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