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舞台挨拶・イベント

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『桃とキジ』公開記念トークイベント

2017-08-31 更新

弥尋、甲本雅裕、喜多一郎監督、押阪 忍(フリーアナウンサー)、星川愛美(sha☆in)

桃とキジmomotaro-kun

配給:ベストブレーン
9月9日(土)よりシネマート新宿にて1週間限定レイトショー
© 2017「桃とキジ」製作委員会

 桃太郎ゆかりの岡山県を舞台に、桃太郎の物語や伝説をモチーフに描いたハートウォーミング・ストーリー映画『桃とキジ』の劇中には倉敷美観地区や吉備津神社、鬼ノ城など岡山県の名所が多数登場する。

 9月9日の東京公開を記念して、8月30日(水)夜にとっとり・おかやま新橋館にて、本作品の出演者、監督に加え、岡山県にゆかりのある著名人をゲストに迎え、映画に登場するロケ地や、撮影で訪れた場所など、岡山についての熱くて楽しいトークイベントが行われた。


momotaro-kun 本作で主人公を支える同級生・キジ役を演じた、元・MENS' NONNOモデルの弥尋(みひろ)、主人公に親子の絆を思い出させる亡き父親役を演じた、『踊る大捜査線』シリーズなどの甲本雅裕(岡山県出身)、本作で岡山県内をロケハンして回った監督の喜多一郎、岡山県津山市の観光親善大使を務めるなど、地元岡山を知り尽くすフリーアナウンサーの押阪 忍、岡山を拠点に活動しているアイドルグループsha☆inの星川愛美が登場。

 キジ役の弥尋は、「脚本を読むまで、時代劇の桃太郎のキジ役を演じるのかと思っていました。脚本を読んで、桃太郎に関連して、こんなにいい話ができるんだなと思いました。」と回想。

momotaro-kun 主人公の父親役の甲本は、「僕は映画の冒頭の時点で亡くなっている役で、回想シーンに出るのですが、病気で亡くなっている役だったので、短い期間ではあったのですが、絶食して病弱に見えるようにと役作りをしました。いろいろな想いをそれぞれをすると思うけれど、うまくいこうがいかまいが、親は心配していたんだろうなと思い、僕の親父やお袋がどんなに心配したのだろうと想像しながら撮影に臨みました」と映画に懸けた想いを語った。

momotaro-kun 喜多監督は「昨年の8月に撮影したんですが、4月の頭に10何年振りに岡山に行って題材を探して歩いたところ、意外と簡単に書けました。最初に吉備津神社に行ったんですが、あの神社に力があったのかな。招かれたという感じでした」と映画でも特に印象的なシーンが撮影された吉備津神社の魅力を挙げた。

 喜多監督はキャスティングについて「岡山県出身の役者を起用したいと思っていて、父親役は甲本さんしか思いつかなかった。弥尋くんに関して言うと、気が弱そうで人がよく、サルとイヌと比べ、一番脚光が当たらないポジションでありながらちゃんと光ってくれる人をオーディションで探した」と話した。

 岡山在住の星川は映画に共感しながら観たと語り、岡山のおすすめスポットとして、「『桃とキジ』にも出てきた西川緑道公園の道路に屋台などを出すイベントと、おしゃれなパン屋さんやかき氷屋さんが増えていて、フォトジェニックな壁画がある問屋町」を挙げた。

momotaro-kun “フリーアナウンサー第一号”という押阪は、映画について、「ヒューマンタッチでwarm。人間誰しも壁にぶつかったり、挫折感を抱くことはあると思いますが、そんな時に自分の気持ちを温かく受け止めてくれる家族や友達などを持っているか持っていないかでこれからの人生が変わってくると、感銘しました」と話し、岡山で覚えて欲しいこととして、水分が多いのに甘さがあり、水っぽくない水蜜桃や皮付きで食べられるシャインマスカットなどの果物王国ということと、スポーツでいうと星野仙一さん、ロス五輪で金メダルを取った森末慎二さん、『私を褒めてあげたい』と言ったマラソンの有森裕子さん、俳優だとオダギリジョーさん、悪役で有名な八名信夫さん、音楽の世界だと中西圭三さん、『ボヘミアン』の葛城ユキさん、B'zの稲葉浩志さん、そして、本映画のテーマソングを歌っている岸田敏志さんを挙げた。

 本作のロケ地でオススメの場所を聞かれ、甲本が「(本作でキジが働いているという設定の)天満屋というのは岡山で一番のデパートで、そこを中心に広がっている表町商店街が、僕は岡山で大好きな場所です」と言うと、監督も「キャスト、家族が集結するシーンを撮ったので、僕も表町商店街が印象的」と続けた。弥尋は、桃とキジとサルとイヌが集結するシーンを撮影した「たいむ とりっぷという居酒屋がめちゃめちゃ楽しかったです」と撮影の思い出を語った。momotaro-kun岡山代表で本イベントに登壇した押阪と星川は、倉敷美観地区を挙げた。星川は「レトロな和な雰囲気が大好きです。友達とも行くし、1人でも行きます」とのことで、押阪は、倉敷美観地区で撮影された「甲本さんと娘の桃のシーンが大好きなシーン」と語った。甲本は「回廊が素晴らしい」と吉備津神社も絶賛した。

 最後の挨拶で弥尋は、「僕自身は山口県という瀬戸内海で生まれ育ってきました。長い間帰っていなくて、去年岡山で撮影させていただいて思ったのは、瀬戸内海の独特な空気感は、東京では絶対に味わえないということです。その空気感を久しぶりに感じて、居心地が良くて、その感じが映画にも映っていると思うので、ぜひ見ていただけたら嬉しいです」と挨拶。

 甲本は、「より岡山に対する想いが強くなりましたし、皆さん田舎の故郷ってあると思うんですけれど、映画をご覧になって、自分の故郷をもう一回想っていただけたらなと思います」と話した。



(オフィシャル素材提供)



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