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作品紹介

トップページ > 作品紹介 桃とキジ

2017-08-31 更新


桃とキジmomotaro-kun
© 2017「桃とキジ」製作委員会

イントロダクション

 映画『ヨコハマ物語』『鏡の中の笑顔たち 』『Bad Moon Rising』など“人間再生”を一貫したテーマに、人と人との湿かな繋がりを見つめてきた喜多一郎監督の新作は、桃太郎ゆかりの地・岡山を舞台にした渾身のオリジナル・ストーリー。

momotaro-kun 日本に古くから伝わる「桃太郎伝説」をベースに、女性版桃太郎が風光明媚な故郷・岡山で幼馴染の“イヌ”“サル”“キジ"に見守られながら勇気をもらい、自分の足で一歩踏み出していく姿を力強く描く。

 ヒロイン・桃を演じるのは『鏡の中の笑顔たち』に出演し、これが長編映画初主演となる女優の櫻井 綾。桃を支える幼馴染のキジこと秋山洋介を弥尋、サルこと山口海人を木ノ本嶺浩、イヌこと岸本成多を北村友彦が演じる。また岡山市出身の甲本雅裕、江西あきよし、桃瀬美咲、役者としても近年注目される笠岡市出身のお笑いコンビ・千鳥の大悟ら、物語の舞台となる岡山県出身の才能豊かな面々が集結した。

momotaro-kun 岡山の魅力を知ってもらい、知名度を上げることを目的とした桃太郎プランド化プロジェクト。その一環として製作された本作では、地元協力のもと岡山ロケを各所で敢行。スクリーンに映されるご当地の名所や文化の数々も見どころだ。夏の風物詩として知られるおかやま桃太郎まつりの「うらじゃパレード」、情緒あふれる倉敷美観地区、桃太郎線の愛称で親しまれる吉備線沿い、岡山市中心部にある人情味がにじむ表町商店街、桃太郎伝説の吉備津彦命による温羅退治の伝承地として有名な総社市鬼ノ城。都市と自然が織り交ざった岡山を形作るすべて が、映画のもう一人の主人公になっている。

ストーリー

 保育園のお遊戯会で「桃太郎」を演じた女の子、小島 桃。同級生の男の子をお供にしたがえ、見事に演じあげた。その後、演劇に目覚め、女優を志し、18歳で上京するも、そこは厳しい世界だった。それでも頑張って来られたのは、女優を応援してくれた父がいたから……。

momotaro-kun ところが、その父は病死。その後も全く芽が出ず、生活も苦しく、気づけば26歳に。でも、どこかで思っていた。「自分には帰る実家がある」と。

 そんなある日、母が一人で切り盛りする、帽子店が閉店になると知る。慌てて、実家に戻ると、そこには青年になった同級生のイヌとサル、そしてキジがいた……。


(2016年、日本、上映時間:83分)

キャスト&スタッフ

監督:喜多一郎
脚本:金杉弘子
主題歌:「未来RAIL岡山」岸田敏志
製作:HIROPRO
制作プロダクション:オフィスキタ
出演:櫻井 綾、弥尋、木ノ本嶺浩、北村友彦、千鳥・大悟、桃瀬美咲、江西あきよし、ベンガル、甲本雅裕、手塚理美ほか

配給
ベストブレーン
9月9日(土)よりシネマート新宿にて1週間限定レイトショー

オフィシャル・サイト
http://momotaro-kun.com/ (外部サイト)


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