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2017-08-06 更新
英題:ERNESTOこの映画は、キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラからファーストネームである“エルネスト”と名付けられ、行動を共にした、ひとりの日系人、フレディ前村の物語であり、チェ・ゲバラの意志に共感し、革命に身を捧げていくフレディ前村が理想の社会に向かって戦う姿に、魂を揺さぶられる。
50年の時を越え、“理想”を追い求めた男たちの物語を現代に甦らせるのは、『人類資金』や『北のカナリアたち』など骨太な人間ドラマを描き、メッセージ性と芸術性に優れた作品の数々が各界から高い評価を受ける阪本順治監督。実在する人物を題材にするのは初めてとなる。
そして医学生でありながらもチェ・ゲバラに共感し、信念のために戦いに身を投じる日系ボリビア人<フレディ前村>を、阪本監督とは3度目のコンビとなる、世界の映画際で多数の賞を受賞してきたオダギリジョーが演じている。
50年前、チェ・ゲバラに“エルネスト”と名付けられ、行動をともにした、ひとりの日系人がいた――。
キューバ革命の英雄、エルネスト・チェ・ゲバラ。自らの信念を突き通した生き方、その比類なきカリスマ性によって、今なお世界の人々を魅了し続けているこの男は、1967年、ボリビア戦線で命を落とした。同じ頃、ボリビアでゲバラと共に行動し、ゲバラからファーストネームである<エルネスト>を戦士名として授けられた日系人がいた。その名は、フレディ前村。日系二世として生まれたフレディは、医者を志し、キューバの国立ハバナ大学へと留学する。そしてキューバ危機のさなかにチェ・ゲバラと出会い、その深い魅力に心酔し、ゲバラの部隊に参加。やがてボリビア軍事政権へと立ち向かっていく。
(2017年、日本・キューバ合作、上映時間:124分)
キャスト&スタッフ
脚本・監督:阪本順治
出演:オダギリジョー、永山絢斗、ホワン・ミゲル・バレロ・アコスタ、アレクシス・ディアス・デ・ビジェガスほか
配給
キノフィルムズ/木下グループ
10月6日(金) TOHO シネマズ 新宿他全国ロードショー
オフィシャル・サイト
http://www.ernesto.jp/ (外部サイト)
<写真展「写真家ゲバラが見た世界」について>
キューバ革命の英雄チェ・ゲバラ没後50年の節目、平和と平等をもたらすために戦ったチェ・ゲバラの傍らにはいつもカメラがあった。彼は何を成し遂げ、何を夢見ていたのか?
世の中が転換期を迎えようとしている今、チェ・ゲバラがファインダー越しに観た世界を体感する写真展を開催。彼の息子カミーロ・ゲバラ氏の全面協力により「チェ・ゲバラが自身で撮影した写真」約240点を日本初公開する。
8月9日~27日、恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームにて。
★会期:8月9日(水)~27日(日) ※8月8日にプレビューを予定。
★会場:恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム
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詳しくは公式サイトまで:http://che-guevara.jp (外部サイト)
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