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2017-08-20 更新
アルセン・エルゴート
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
新宿バルト9他 大ヒット上映中!
映画『ベイビー・ドライバー』が初日を迎え、都内で行なわれた上映後の舞台挨拶にハリウッドから来日中の主演俳優アルセン・エルゴートが登壇し、ファンから大歓声で迎えられた。
本作は、音楽に乗って天才的なドライビング・テクニックを発揮する、犯罪組織の逃がし屋の活躍が描かれる。『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などのエドガー・ライト監督のクライム・アクション。全米では公開から5週連続で興行収入ランキングのベスト10入りを果たし、鑑賞後の口コミで、興行収入が1億ドルを突破する息の長いヒットを記録中。
アンセルの来日は、2015年のEDMイベント「ULTRA JAPAN」に“DJアンソロ”名義で参加して以来約2年ぶりで、俳優として映画のPRのために来日するのは今回が初めてとなる。
長身のアンセルは、さわやかな笑顔でファンの前に現れた。本作について「この作品に関われて嬉しいです。特別な映画だと思っています。理由はエドガー・ライトという監督が天才であり、素晴らしいビジョンを持っているからです」と語った。今後の米映画界についても「ハリウッドはいま、超大作のシリーズとか、いわゆる原作ものの映画を作ることがとても多い。でも、この作品は、エドガーが思い描いたオリジナル作品。この作品の成功を見て、もっとハリウッドのスタジオがオリジナルのものをどんどん作るようになってくれればいいと思います」とコメントした。
自身が演じたベイビーというキャラクターについて、アンセルは「ベイビーという役が大好きです。若者らしさがあって、愛すべきキャラクター。犯罪的に手をかしていても、決して悪い人間じゃない」と分析した。
劇中、迫力満点のカーアクションが繰り広げられるのだが、アンセルは、「今回、スタントがらみの運転も必要でしたが、そういうこともすごく楽しかった」と振り返った。アンセルは、撮影前に1ヵ月間あったリハーサル期間中に、車の上を飛び越えるなどのアクションにもチャレンジしていたそう。
ミュージシャンとしても活動しているアンセルは、今回、ジェイミー・フォックスやフリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト)などの大物ミュージシャンとの共演について、「ジェイミーには自分の曲を聴いてほしいと思っていたのですが、共演初日に、ジェイミーの方から『音楽をやっているんだって?』と声を掛けられ、自宅に招待された」という素敵なエピソードを嬉しそうに披露した。
アンセルは、日本には家族や友人も一緒に来ており、「5日くらい滞在できるのでわくわくしている。なるべく朝早く起きて夜遅く寝て日本を堪能して帰りたい。京都にも滞在予定です。また来日したいという気持ちもとても強くなりました」と楽しそうに語っていた。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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