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2017-07-30 更新
窪田正孝、鈴木伸之、桜田ひより、大泉 洋、村井國夫、小笠原海、白石隼也
萩原健太郎監督
配給:松竹
7月29日 世界公開
© 2017「東京喰種」製作委員会 © 石田スイ/集英社
映画『東京喰種 トーキョーグール』が初日を迎え、都内で行われた上映後の舞台挨拶に、主演の窪田正孝をはじめ、共演の鈴木伸之、桜田ひより、大泉 洋、村井國夫、小笠原海、白石隼也、そしてメガホンを取った萩原健太郎監督が登壇。作品のテーマでもある“転身”にちなんだトークで盛り上がった。
本作は、世界累計3000万部の発行部数を誇る石田スイの人気コミックを実写映画化。人の姿をしながら人を喰らう怪人・喰種(グール)が潜む東京を舞台に、“半喰種”になってしまったカネキ(窪田)が、その境遇にもがき苦しみながらも世界のあるべき姿を模索してゆくさまが、人間と喰種のし烈な戦いを交えて描かれる。出演には清水富美加、蒼井 優、柳俊太郎、佐々木希、浜野謙太らも名を連ねている。
公開初日を迎え、主人公・カネキを演じた窪田は「みんなで力を込めて作ったものがお届けできて嬉しく思います」と感慨深げに挨拶。昨年7月にクランクイン、9月にクランクアップ。10ヵ月にわたって編集作業が行われた。
この日は登壇陣が「喰種チーム」「人間チーム」にわかれ、「東京喰種」にちなんだチーム対抗のクイズ対決に挑むことに。これに大泉は「これからクイズするんですか? 僕と村井さんは舞台があって忙しいので、帰って良いですか?」とクロストークがないことに不満をあらわにする。
クイズの第1問目「あんていくの店長・芳村(村井)が淹れるコーヒーの名前は?」とお題が出されると、大泉は「自分のシーンしか見ていないから、よくわからないな。自分のシーン以外は早送りだから……」とジョークを飛ばして笑いを誘う。大泉はその後も、村井とともに「クイズよりも皆さんの映画の感想を聞きたい」とぼやきっぱなし。
その後もクイズは2問、3問と続き、最後は「真戸呉緒の奥さんの名前は?」という質問が。大泉が「自分の妻の名前しか出てこないだけど……」と頭を抱えながらもなんとか答えて勝利。クイズ対決は人間チームに軍配が上がった。クイズが終わると、最初は反対していた大泉は「もう終わり? あと5~6問やんない? やってみるとすごく面白かった」とコメントして、会場の笑いを誘っていた。
この日は、以前開催されたジャパンプレミアで、原作者の石田氏からイラストをプレゼントされていた窪田以外のキャスト陣にも石田が描いたイラストがサプライズで贈呈された。一人づつ手渡され、キャスト陣は大喜び。中でも大泉は「死んだらこれ飾りますよ。お葬式は真戸でいきますよ!」と大興奮。鈴木も「俺の絵が一番いいかと思ってる!」と大感激していた。
窪田は、「石田先生の作品への強い愛情が感じられるからこそ実写化ができたと思います」としみじみ。そして、「作品はダークで人間の裏の部分をむき出しにしていますが、ダークな作品に込められたメッセージを拾っていただけたら嬉しいです。皆さんの手で『東京喰種』を世界に向けて発信していただければと思います」とメッセージを送った。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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