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2016-10-17 更新
白石隼也、鈴木亮平、桜井美南、栗原 類、渡辺 武監督、PALU(ぱる)
配給:松竹メディア事業部
全国大ヒット“ハアハア”中!!
© 2016「彼岸島」製作委員会
松本光司のベストセラーコミックスが原作の映画『彼岸島 デラックス』が初日を迎え、白石隼也、鈴木亮平、桜井美南、栗原 類、渡辺 武監督、PALU(ぱる)が舞台挨拶を行った。
「彼岸島」シリーズは、2002年にマンガ誌「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載が始まった松本光司のホラーマンガが原作。2010年に映画化。2013年にはテレビドラマ化され、ドラマ版の主要キャストが続投した劇場用映画第2弾。行方不明になった兄(篤)を捜すために彼岸島を訪れた青年・宮本明は、“邪鬼(おに)”と呼ばれる大小さまざまなモンスターと戦う人間たちの姿が描かれる。
宮本 明役を務めた白石隼也は、初日に駆けつけた観客に向かって、「数ある映画の中で、こんなおバカな映画を選んでいただきありがとうございます」と挨拶して、会場に笑いを誘った。
会場を見渡した鈴木亮平は「コスプレって言うんですか、今日も兄貴(篤)の格好をした方が何名かいらっしゃっていて。大人の方が映画バージョンの衣装で、お子さんがドラマ・バージョンの衣装。うれしいですね!」と笑顔を見せた。
いろいろな無茶な撮影をやったというゲスト陣が、“無茶”についてクロストークが行なわれた。渡辺監督は「(邪鬼のひとりでリーダー)師匠の(身長の)設定は約3m。本来ならそれもCGでやるべきなんですけど、着ぐるみでやりました。ちょっと無茶だったかなと思う」と、原作マンガでも人気のキャラクター・青山龍ノ介こと師匠について語った。
鈴木は激しいアクション・シーンでの“無茶”を明かす。「(篤と明の兄弟)2人で戦うシーンが多くて、刀は当てないようにするんですが、蹴りとかは『当ててください』ってアクション担当に言われて。どのくらいの強さで蹴ればいいのかは迷うところですが、(白石は)後輩なので、ちょっとぐらいは(強く蹴っても)いいかと……(笑)。ちょっと無茶かなって思うくらい強めに蹴りました」とコメント。白石は「非常に強くてびっくりしました。息ができないくらい(の蹴りが)腹に来たんですけど、そのおかげで僕も心置きなくアクションすることができた。今思えば感謝しております」と撮影を振り返っていた。
作品について白石は、「刀を使ったアクションをすごく学ぶことができました。僕のこれからの代表作と言える作品になったと思います。何も考えずに楽しめるエンターテインメント性の高い、楽しい作品です」。鈴木も「何も考えずに楽しめるジェット・コースターのような映画になっています」とアピールした。
最後に、エンディング・テーマ曲「100年時が過ぎても」でデビュー飾った5人組のロック・ユニットPALUのボーカルPARU(ぱる)も加わり、フォト・セッションを行った。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)