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2016-06-21 更新
ミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、スザンヌ・トッド(製作)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
7月1日(金) 全国ロードショー
© 2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
日本興行収入118億円を記録したシリーズ1作目から6年ぶりにアリスが帰ってきた! 今夏イチ期待の作品『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。梅雨時期のじめじめを吹き飛ばすほどの熱気をもってアリス役のミア・ワシコウスカ、ジェームズ・ボビン監督、スザンヌ・トッド プロデューサーが来日! 6月20日、東京・ザ リッツカールトン東京にて、記者会見ならぬ、前代未聞摩訶不思議な“お茶会見”が行われた。
3人のゲストと取材陣を迎える会場は、本編にも登場した“お茶会”のシーンと、日本の“和の心”を融合させた“ジャパニーズ・ティー・パーティー”スタイルに大変身! 取材席は紅い毛氈のかけられた長椅子と御座が用意され井草の香りが会場を包み、ステージ上も茶室をイメージしたパステル調の障子や床の間が再現された背景に光り輝く大小の毬や、白の女王の登場シーンを連想させる藤や桜の和柄描かれた和傘が置かれワンダーランドらしいアリスの茶室が完成した。ゲストたちの目の前には、椿柄の急須と湯呑セット、きらきらの金平糖や露に濡れ光る紫陽花を模したゼリー菓子、日本の夏を象徴するうちわを模した焼き菓子や、四季を重んじる日本ならではの美しい生菓子などが用意され、季節を感じる粋な演出が垣間見えるアリスのジャパニーズ・ティー・タイムが今、始まる――。
盛大な拍手の中、最初に登壇したのは前作に引き続き、プロデューサーを務めるスザンヌ・トッド。ティム・バートンから絶大な信頼を得て、今作の監督に大抜擢されたジェームズ・ボビンが後に続く。そして最後は、今作で過去に心を奪われた友:マッドハッターを救うべく奮闘するワンダーランドの救世主、アリスを演じたミア・ワシコウスカが登場。ステージを見るなり、思わず驚きの声を上げる3人。目の前に広がるザ・和風のお茶会風景に興味津々のようでこれについてスザンヌは「世界各国でお茶会形式の記者会見をやったけど、日本のお茶会見が一番美しい!」と喜び、これに続き、ボビン監督も「お茶大国イギリス出身代表として……(笑)、日本のお茶会は色が鮮やかで綺麗。本編のマッドハッターとタイムの出会いのシーンみたいだ」と映画にかけた感想を述べ、招き猫の生菓子を手に取り「これは食べるのがもったいないね!」と会場の笑いを誘う。ミアも「ディティールが素晴らしい!」と喜びながら、置かれた金平糖をパクリ。想像以上の日本の“おもてなし”に心躍らせた。
話は今回の映画に移り、プロデューサーのスザンヌ・トッドは「前作同様、ワンダーランドはアリスの潜在意識の中、要するにアリスの心自身なの。時間の番人タイムという新しいキャラクターは、時間の大切さというものを教えてくれる存在。この映画を観た人は、愛する人たちと過ごすことがいかに大切かということに気付くと思う」という強いメッセージを語ると共に、「今作で同じくプロデューサーを務めたティム・バートンとは映画にかかわる音楽やビジュアル、あらゆることを話し合いました。特に彼は絵を描くのが得意だから、話の中で絵で表現したりすることもあったの。今作にとって、時間は……友達というより、私たちを常に追いかける存在だった(笑)」と今作の誕生秘話を語るとともに一丸となって製作した今作が日本で広く愛されることを願った。
またアリスを演じたミアは「映画の冒頭、アリスは過去を変えようと奮闘するけど、タイムと出会う中でその瞬間を生きることの大切さに気づき、過去を受け入れるという選択をするの。また、周りにある大切なものの存在を再認識し、未来に向かって進んでいくという姿が描かれている」とさらに成長を遂げた凛々しいアリスの一面を語った。また「今作ではアリスは自立した女性として、亡き父の残した船にのり船長として活躍しているの。私もこの役と出会って、役者として、このスタッフたちと出会って多くのことを学んだ。アリスと重なる部分があったことが演技に役だったと思う」とミア自身も等身大の、ありのままの自分の姿を投影して演じたことを明かした。
今作で監督を務めたボビン監督は、「1作目でティム・バートンが作った世界観を基礎になっている。その上で、原作にあったジョン・テニエルの挿絵のようなビクトリア朝の雰囲気を取り入れたんだ。だから、1作目とは年代も地理も設定が変わっているんだ」と、原作へのリスペクトを語りながら「ルイス・キャロルの原作に頼るだけでなく、映画によりストーリーをつけることに力を入れた。例えば今作から登場するタイムというキャラクターは、原作の一節からヒントを得て、想像を膨らませたりした。原作通り、チェスのシーンもあったりするから原作ファンの人にも喜んでもらえると思う」と自らが原作の一番のファンであるボビン監督は、今作への自信をうかがわせた。
最後のフォトセッションタイムでは、ミア、ボビン監督、スザンヌプロデューサーともに、目の前に準備されたお茶会セットから、湯呑を片手にビッグ・スマイルを浮かべ、今作の日本公開とヒット祈願をこめて、3人共に湯呑で晴れやかな乾杯をするなど、終始和やかなムードの中、初めてのお茶会見は終了となった。
【ミア・ワシコウスカのコメント】
映画の冒頭、アリスは過去を変えようと奮闘するけど、タイムと出会う中でその瞬間を生きることの大切さに気づき、過去を受け入れるという選択をするの。また、周りにある大切なものの存在を再認識し、未来に向かって進んでいくという姿が描かれている。今作ではアリスは自立した女性として、亡き父の残した船にのり船長として活躍しているの。私もこの役と出会って、役者として、このスタッフたちと出会って多くのことを学んだ。アリスと重なる部分があったことが演技に役だったと思う。
【ジェームズ・ボビン監督のコメント】
1作目でティム・バートンが作った世界観が基礎になっていて、その上で原作のジョン・テニエルの挿絵のようなビクトリア朝の雰囲気を取り入れたんだ。だから、1作目とは年代も地理も設定が変わっている。ルイス・キャロルの原作に頼るだけでなく、映画によりストーリーをつけることに力を入れたんだ。例えば今作から登場するタイムというキャラクターは、原作の一節からヒントを得て、想像を膨らませたりした。原作通り、チェスのシーンもあったりするから原作のファンの人にも喜んでもらえると思う。
【スザンヌ・トッド(製作)のコメント】
前作同様、ワンダーランドはアリスの潜在意識の中、要するにアリスの心自身。時間の番人タイムという新しいキャラクターは、時間の大切さというものを教えてくれる存在で、この映画を見た人は、愛する人たちと過ごすことがいかに大切かということに気付くと思う。今作で同じくプロデューサーを務めたティム・バートンとは映画にかかわる音楽やビジュアル、あらゆることを話し合いました。特に彼は絵をかくのが得意だから、話の中で絵で表現したりすることもあったの。今作にとって、時間は……友達というより、私たちを常に追いかける存在だった(笑)。
(オフィシャル素材提供)