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2016-04-28 更新
原題:The Sea of Trees『評決のとき』から20年にわたりハリウッドの第一線を走り、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞®主演男優賞に輝いたマシュー・マコノヒー。『ラスト サムライ』でアカデミー賞®候補になって以来、日本を代表する国際派スターとして活躍する渡辺 謙。演技力と存在感で映画界に確固たる地位を築いた2人が初めてタッグを組み、驚きと感動に満ちた異色のミステリーを誕生させた。
アーサーを演じるのはマシュー・マコノヒー。罪悪感と喪失感を抱えて樹海へ足を踏み入れたアーサーが救いの光を見出すまでの旅路を人間味たっぷりに演じきり、観る者の感涙を誘う。そんなアーサーと森の中で出会うタクミには、近年、映画のみならずNYブロードウェイの舞台にも挑戦し、トニー賞主演男優賞ノミネート、更にはサントラがグラミー賞ノミネートにも輝く渡辺 謙。弱く傷ついた人物でありながらアーサーの魂を解放へと導いていく不思議な役どころを、存在感満点に演じている。
さらに、ドラマの謎解きの要ともいうべきアーサーの妻ジョーンを、『21グラム』と『インポッシブル』でオスカー候補になった演技派女優のナオミ・ワッツが演じているのも話題だ。
監督は、『グッド・ウィル・ハンティング/ 旅立ち』『ミルク』でアカデミー賞®監督賞にノミネートされた名匠ガス・ヴァン・サント。『[リミット]』で脚光を浴びたクリス・スパーリングの脚本を、今回はスピリチュアルで詩的な味わいのある映画に仕立て上げた。
富士山の北西に広がる青木ヶ原の樹海。そこを人生の終着点にしようと決めて日本にやって来たアメリカ人アーサー(マシュー・マコノヒー)は、原生林が鬱蒼と生い茂る森の中で、出口を求めてさまよう日本人タクミ(渡辺 謙)と出会う。
怪我を負い、寒さに震えているタクミをアーサーは放っておくことができず、一緒に出口を探して歩き始める。しかし、まるで森の魔力に囚われてしまったかのように道はどれも行き止まりで、方向感覚を失った2人は厳しい自然との闘いを強いられる。
その過酷な状況下、運命共同体となったタクミに心を開いていくアーサー。やがて彼は、樹海への旅を決意させたある出来事を語り始める……。
(2015年、アメリカ、上映時間:110分)
キャスト&スタッフ
監督:ガス・ヴァン・サント
製作:ギル・ネッター
出演:マシュー・マコノヒー、渡辺 謙、ナオミ・ワッツ
配給
東宝東和
4月29日(金・祝)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
オフィシャルサイト
tsuiokunomori.jp (外部サイト)
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