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2016-03-27 更新
レオナルド・ディカプリオ
配給:20世紀フォックス映画
4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー
© 2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
< 映画『レヴェナント:蘇えりし者』の来日記者会見が都内で行われ、主演のレオナルド・ディカプリオが出席した。アカデミー賞®受賞の喜びや作品にまつわるエピソードなどを語った。
会見にはスチール250人、記者150人、TVカメラ50台、総勢500人ものマスコミが駆けつけ、注目度の高さをうかがわせた。
本作は、マイケル・パンクの同名小説を映画化。巨大な熊に襲われ、瀕死の重症を負った上に最愛の息子を殺されてしまった実在の罠猟師ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)が、死の淵から蘇り、裏切り者への復讐心を原動力に過酷なサバイバルを繰り広げる様が描かれる。
レオにアカデミー賞®主演男優賞をもたらした本作品にについて、「この映画は僕にとって特別なものだ。1年近く、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の独特な世界観にどっぷりとつかったよ。このような作品には二度と関われないかもしれない」としみじみ。「撮影というよりは、壮大な旅に出かけた感覚があり、過酷だった分、チャレンジした自分を誇りに思う。映画は永遠に残る芸術作品になったと思う」と感慨深げに語った。
オスカー受賞後の心境の変化を問われると、「受賞は嬉しいけれど、目的ではない。これからも変わらず、俳優としての夢や理想を追求し、優れた作品に参加し続けたい。『我々は偉大な俳優の肩の上に成り立っている』という誰かの言葉があるけれど、わたしもそういう英雄たちの後に続きたい」と真摯に語った。
オスカー像が置かれている場所について聞かれると、「家のリビングルームに置いてある。友達が見せて欲しいとやってくるよ。あの場所にあるのは嬉しい」と喜びをあらわにした。
既に10回以上来日しているレオだが、今回の来日で楽しみにしていたのは、桜だそうで、「何度も日本に来ているけど、桜のシーズンは初めて。ちょうど開花したと聞いて、すごく楽しみにしているよ」とにっこり。
アカデミー賞®5度目のノミネートで、悲願の受賞を果たしたレオに大きな拍手が……。会場に集まった報道陣からの心からの祝福の拍手に、レオも感無量の様子だった。レオが渾身の演技で魅せるこの作品は、ぜひ劇場で鑑賞して欲しい。本当に特別な映画です。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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