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2016-02-29 更新
4月22日(金)公開の『レヴェナント:蘇えりし者』で主人公ヒュー・グラスを演じたレオナルド・ディカプリオ。ハンティング中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負った上に、目の前で息子を殺され復讐心をその胸に宿す主人公を熱演し、親子の強い絆を鬼気迫る演技でドラマティックに演じている。その熱演が公開前から大きな話題となり、ゴールデン・グローブ賞はじめ主要映画賞を軒並み受賞してきた。
また『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2015年の賞レースを総なめにし、オスカー4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務め、大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9ヵ月間のロケ撮影を敢行した。
そして現地時間2月28日5:30PMからロサンゼルスのドルビー・シアターにて行われた第88回アカデミー賞®で、『レヴェナント:蘇えりし者』は主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、監督賞(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)の<3部門>で受賞した。
レオナルド・ディカプリオは俳優として5度目のノミネートで悲願のオスカーを獲得。休養宣言を撤回しての演技は、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞、全米俳優組合賞ら既に22の主演男優賞受賞に輝き、この日ついにアカデミー主演男優賞に輝いた。
また監督賞を受賞したのはアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督。昨年の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続き2年連続の監督賞受賞は史上3人目、65年ぶりの快挙となった。
撮影賞はエマニュエル・ルベツキが受賞。史上初の3年連続撮影賞受賞のこれも快挙を達成した。
<受賞後コメント>
◆レオナルド・ディカプリオ(主演男優賞)
本当にありがとうございます。ここにいる皆さんに感謝します。『レヴェナント:蘇えりし者』は信じがたいキャスト、スタッフの努力の賜物です。トム・ハーディは兄弟のように取り組んでくれ、素晴らしい才能を出してくれました。そして素晴らしい友情を築いてくれました。
(2年連続への受賞に対して)監督は過去2年間で映画の歴史を切り開き、時代を超越することをしてくれました。チームの皆さんに感謝します。両親にも感謝します。
◆アレハンドロ・G・イニャリトゥ(監督賞)
こんなことが起きるなんて信じられません。この賞を受けることは素晴らしいことです。
クレイジーで才能豊かなキャスト、スタッフ、いろいろな大陸で撮影した方々……いろいろな人と共有したいです。レオ、君こそが“レヴェナント”だよ。人生をそそぎこんで演技してくれてありがとう。トム・ハーディや、先住民の皆さん、英国兵の皆さん……多くの方からの様々なサポートに感謝しています。本当に興奮しています。
そして同じように恵まれていない人もいるので、この世代であらゆる偏見を自ら解放しましょう。肌の色など全く意味がないのだと。髪の長さの違いと同じでね。
◆エマニュエル・ルベツキ(撮影賞)
アカデミーに感謝します。キャストとスタッフの皆さんとこれを共有したいです。この作品をパッションを持って作りました。リージェンシーやFOXは自由を与えてくれ、サポートを与えてくれました。妻、愛しています。誕生日おめでとう。友人にも感謝します。シネマフォトグラファーにも感謝しています。本当にありがとうございます。
(オフィシャル素材提供)
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