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2015-10-10 更新
原題:Sils Maria2014年の第67回カンヌ映画祭コンペティション部門に出品され、メディアから“女性たちへの賛辞”と称えられた『アクトレス ~女たちの舞台~』は、『感傷的な運命』(00)、『DEMONLOVER デーモンラヴァー』(02)、『クリーン』(04)等で知られるフランス映画界の若き巨匠、オリヴィエ・アサイヤスが、終生のテーマである“過ぎゆく時間”に関して新たなアプローチを試みた最新作だ。
2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で喝采を浴びた本作は、きらびやかな世界に生きる大女優の葛藤と孤独を、スイスの大自然を切り取った美しい映像と、シャネルの特別協力による華やかな衣装、ジュエリー、メークアップ、そして壮大なクラシック音楽とともに優雅に描き出す。
主演ジュリエット・ビノシュの圧倒的な存在感と名演はもちろん、クロエ・グレース・モレッツ、クリステン・スチュワートという若手人気ハリウッド女優たちが、華やかに艶やかに競演。本年度セザール賞では、クリステン・スチュワートが米国人女優として初の助演女優賞を受賞し、一気に演技派女優としての評価を高めたことも大きな話題を呼んでいる。
大女優のマリア・エンダースは優秀で忠実なマネージャーのヴァレンティンと二人三脚で世界を股にかけ、活躍している。
そんななか、マリアはかつて自身が世間に認められるきっかけとなった作品のリメイクをオファーされる。しかし、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリッド役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役。
若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍する若手女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた……。
(2014年、フランス・スイス・ドイツ、上映時間:124分)
キャスト&スタッフ
脚本・監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、クリステン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツ、ラース・アイディンガー、ジョニー・フリン、アンゲラ・ヴィンクラー、ハンス・ツィシュラーほか
配給
トランスフォーマー
10月24日、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開
オフィシャルサイト
actress-movie.com (外部サイト)