インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash




広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『極道大戦争』トークショー付きプレミア試写会

『極道大戦争』トークショー付きプレミア試写会

2015-04-22 更新

三池崇史監督、市原隼人

極道大戦争gokudo

配給:日活
6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿 ほか全国ロードショー!
© 2015「極道大戦争」製作委員会

 三池崇史監督、市原隼人主演の映画『極道大戦争』が6月20日(土)に公開となる。この度、公開を記念して、ビルボードライブ東京にて「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」と題したトークショー付きプレミア試写会を実施。15回目となる今回は市原隼人をゲストに、台本のない中、熱いトークが繰り広げられた!

 毎回、酒やタバコを楽しみながらの三池監督の過激な発言がウリのトークイベント。「映画関係者以外できちんとお客様に観てもらうのは実質初めて。ポスターを見て不安になった方もいるかと思いますが(笑)、自由に楽しんでもらいたい」とまずは監督の挨拶からスタート。

 『神様のパズル』以来7年ぶりのコンビとして、共に信頼を寄せている様子で撮影現場でのエピソードも語られる中、「この映画の細かなところは主人公が市原くんになってから決まっていった」と明かした監督は、続けて「だから、皆さんがこの映画を面白くないと感じたら、それは僕のせいじゃなくて、市原くんのせいです。だって、彼に合わせていったら、自然とこういう映画になっちゃんだもん(笑)」と冗談を飛ばし、最後まで会場を沸かせていた。


「神様のパズル」以来7年ぶりのコンビについて

gokudo三池崇史監督: 久しぶりに会って、根っこが大きくなっている印象を受けました。市原君とは、一番最初に会った時のことが忘れられなくて、「今回の役作りは大変だね」ってプロデューサーから市原さんに話していて。そしたら「いや、大丈夫です。自分、役作りしないんで」ってさらっと言っていて。こいつ、すげえなあ、面白いなあって(笑)。でも、それは全く何も考えていないんじゃなくて、ちょっとその役柄のために知識を入れてもその人にはなれないわけで、現場で撮影しながら感じ取っていくことを大切にされているんだな、と。彼にとっては、知識を入れたり、体つくりなどは当たり前の準備であって、役作りとは言わないんですよ。

市原隼人: 舞台の演出よりも映像の演出家の方が、あらゆる力が必要だと思います。三池組は、照明、美術、衣装、ヘアメイクなど全ての部署が、本当に信頼でつながっている気がします。三池さんは別にとやかく言わないんですけど、スタッフ全員が、三池監督に生半可なものは渡せないって感じで限界までこだわっていて。本当に毎日何が起こるかわからない現場だったんですが、今こうした現場が少ない中で、その場に入れてすごく嬉しかったです。


本作の脚本について

三池崇史監督: 『猫侍』の1本目を監督した山口義高さんやアクション監督の辻井啓伺さんらと、飲みながら本作の構想は決まったんです、そこに、幸運なことに日活のプロデューサーもいて、実際に翌日から映画として動き出して……。日活をなめてかかるとやけどするぞってことを、2時間の鑑賞後には痛いほど感じるかと思います。こんな作品を映画にできるのは日活しかいません。

市原隼人: 最初脚本を読んだときは何が何だか……。カエルは出てくるし、河童は出てくるし。ぶっ飛んでるなあと(笑)。

三池崇史監督: 主人公の影山が市原さんになってから、作品の細かな部分が決まっていった。だから、皆さんがこの映画を面白くないと感じたら、それは僕のせいじゃなくて、市原さんのせいです。だって、彼に合わせていったら、自然とそうなっちゃんだもん(笑)。この映画で市原さんのファンを続けるのも良し、離れていくのも良し……(笑)。


市原さん以外のキャストについて

三池崇史監督: まず、リリーさんがこんな表情しているの見たことあります? 彼は映画で汗をかいたことがないって言っていたんですけど、初アクションということでかなり気合が入っていました。あと、高島さんも若頭の役で楽しんでましたね。一方、でんでんさんはこれまで通りというか、いつも通り素晴らしかった。良く本番前に練習している姿が印象的ですが、本番ではまるでその練習を感じさせないというか……(笑)。あと、絵も得意なんですよ、彼。すごく上手くて、まあ欲しい絵かどうかって言われたらそうでもないですけど。

市原隼人: リリーさんは初めて共演して、ハードな話をたくさんしてくれました(笑)。この場ではとても話せない内容ですが、リリーさんが言うと、なんかおしゃれに聞こえてしまうんですよね。かなりハードなのに(笑)。


撮影現場について

市原隼人: 映画はハプニングとアクシデントだと三池さんは良く語られているんですが、まさにそうで、アクションも普通のお芝居も、時として意図しない瞬間や間が生まれることが本当に楽しくて。

三池崇史監督: 市原さんって幼稚園からその感じなの? すごく想像つくなあ。周りは苦労したでしょ(笑)、これだけしっかりしていると。


(オフィシャル素材提供)



関連記事

Page Top