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第24回ウディネ・ファーイースト映画祭に北野 武監督がオンライン登壇!

2022-05-01 更新

北野 武監督

第24回ウディネ・ファーイースト映画祭koihahikari ©Alice BL Durigatto


 イタリアで開催された第24回ウディネ・ファーイースト映画祭で、ゴールデン・マルベリー賞(生涯功労賞)を受賞した北野 武監督。現地時間、4/29(金)19:30の公式上映『ソナチネ』(1993)の前に、今回急遽オンラインでの登壇となった北野監督が大画面に写し出された途端に、会場では大きなうねりの歓声と拍手が上がり、一部のファンは、スタンディングオーベーションで、監督の登場を迎えた。北野監督は、今回成田空港まで到着、スーツも新調して離陸を待っていたが、ウディネに到着するまでの距離と、現在も継続しているウクライナの戦争などを考慮し、無事に自分が帰国できるか不安になったということで、現在進行しているご自身の新作映画の編集を止めるわけにはいかないと再考、苦渋の選択で今回の渡伊を断念した。

 会場にいるファンをオンライン越しに見た北野監督は、優しく手を振り返しながら、ニコニコと和やかに挨拶をした。


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 本映画祭の代表、サブリナ・バラセェッティは「ヨーロッパ人の我々は北野 武監督の映画を観て育ちました。そして、映画監督として認識していた北野武監督でしたが、日本に行った時にテレビでコメディアンとして活躍する姿を見て衝撃を覚えました。北野監督の熱狂的なファンはイタリアにいます。まさに“北野教”と言っても過言ではないほどのファンの存在、この会場の熱狂を北野 武監督に直接感じていただきたかったです。とは言え、ウディネは北野監督にとっての第二の故郷と思っていただければ幸いです。この賞を北野 武監督に授与することに誇りを感じています」とコメントを寄せた。


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 約1000人の来場者は、今回の渡航断念のニュースを聞いて、北野 武監督の体調を心配していたが、監督の笑顔を見て日本とイタリアが一つにつながった夜となった。最後は「サブリナさん、次回作を持って必ずウディネに戻って来ます」と北野監督が約束をした。


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(オフィシャル素材提供)



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