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2018-11-24 更新
本日11/24(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて日本公開された『恐怖の報酬【オリジナル完全版】』の監督、巨匠ウィリアム・フリードキンから日本のファンに向けた緊急のビデオ・メッセージが到着した。
『フレンチ・コネクション』(71)でアカデミー作品賞®監督賞ほか5部門受賞、『エクソシスト』(73)で史上空前のヒットを飛ばし、全世界にオカルト・ブームを巻き起こして一躍1970年代ハリウッドのトップ・ディレクターに躍り出たフリードキン監督が、日本での『恐怖の報酬』【オリジナル完全版】初公開に合わせ、ロサンゼルスの自宅からビデオ・メッセージを届けてくれた。
そのメッセージの中でフリードキンは、『恐怖の報酬』こそ自らの最高傑作であり、最も誇りに思っている作品である、と断言。影響を受けた日本の偉大な監督たち、黒澤 明、小津安二郎、新藤兼人らの名を挙げ、その日本で初めて【オリジナル完全版】が公開されることに対する喜びと感謝の言葉を述べている。
『恐怖の報酬』(77)は、フランス映画界の巨匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督が1953年に発表した同名傑作サスペンスのリメイク。祖国を追われすべてを失った4人の犯罪者が、流れついた南米の地の果ての生き地獄から這い上がるため、一触即発の油井火災消火用ニトログリセリンを運搬する危険な任務に挑む、緊張と興奮のサスペンス超大作。
1977年の全米公開時、興行的に失敗したため、日本をはじめ、北米以外の世界各国ではフリードキンに無断で約30分カットされた【短縮版】が公開されてしまったが、それから40年をへて、遂にフリードキンが認める唯一のヴァージョン【オリジナル完全版】が日本初公開されることになった。
(オフィシャル素材提供)
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