このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2018-01-08 更新
1974年から1988年まで福田陽一郎脚本・構成・演出、木の実ナナ、細川俊之の二人の出演でPARCO劇場でシリーズ上演された『ショーガール』。大人の恋の物語を歌と踊りで綴り、多くの観客を魅了し愛された本作品は、多くのクリエーターにも愛され、そして影響を与えた。その一人が三谷幸喜だ。
「いつかは『ショーガール』のようなショーをPARCO劇場でつくる」という三谷幸喜の念願の企画が遂に2014年8月、2016年3月に実現し、今回が早くも3度目の上演となる。三谷幸喜版『ショーガール』の出演者は、日本を代表するエンタテイナー 川平慈英とシルビア・グラブ。三谷幸喜が書き下ろした今回の新作テーマは「告白」。高級ホテルの一室に缶詰めになり苦悩している売れっ子女流脚本家(シルビア・グラブ)と、その部屋を訪れた配管工の男(川平慈英)のちょっと小洒落た大人の恋の物語。そしてショータイムでは誰もが聞いたことのあるポピュラー・ナンバーを、圧倒的な歌唱力を持つ二人が歌い上げる! 素敵な日替わりゲストがどの場面に登場するかは、公演を観てのお楽しみ!
この度、1月7日に行われた舞台稽古の写真と、三谷幸喜、川平慈英、シルビア・グラブの初日を前にしてのコメントが到着した。
◆脚本・作詞・構成・演出:三谷幸喜のコメント
僕の大好きな川平慈英とシルビア・グラブ。歌にダンスに演技に面構え。どれを取っても超一流の二人が、60分目一杯芝居して40分目一杯歌います。お客様にも目一杯楽しんでもらえるはず。
日替わりゲストも、歌える人歌えない人、いろいろ取り揃えてお待ちしています。
◆川平慈英のコメント
待ちに待った完全新作の「vol.2」! お客様よりも、僕らが一番開幕を楽しみにしているような気がします。今回も三谷さんならではのスタイリッシュな裏切りのある大人の芝居をお楽しみいただけます!
ショータイムはお約束の大ヒットナンバーメドレー! もちろん豪華ゲストの歌も聴きどころ! 音楽も、芝居も、映画も知ってる、そんな大人の人たちに溜飲を下げてもらえるような極上のショーをお届けします!
◆シルビア・グラブのコメント
芝居とショーという最高の組み合わせを、最高のパートナーのジェイさんと一緒に、三谷さんの描き出す「ショーガール」として表現出来る素晴らしい時間。
前回とはまた違った出逢い……本当に楽しい、ワクワクの詰まった世界をぜひ観に来てくださいね!
パルコ・ミュージック・ステージKOKI MITANI'S SHOW GIRL「ショーガール Vol.2~告白しちゃいなよ、you~」
【公演概要】
◆脚本・作詞・構成・演出: 三谷幸喜
◆作曲・編曲: 荻野清子
◆出演: 川平慈英 シルビア・グラブ
◆演奏: 荻野清子(ピアノ)、一本茂樹(ベース)、萱谷亮一(ドラム)
◆公演日程: 2018年1月8日(月)~14日(日)
◆上演時間: 1時間40分(休憩なし)予定
<日替わりゲスト>
1月8日(月・祝) 19:30公演:長澤まさみ
1月9日(火) 15:00公演:髙嶋政宏
1月10日(水) 19:30公演:草刈正雄
1月11日(木) 15:00公演:斉藤由貴/19:30公演:三谷幸喜
1月12日(金) 19:30公演:戸田恵子
1月13日(土) 15:00公演:新納慎也/19:30公演:中川晃教
1月14日(日) 15:00公演:竹内結子
◆会場: EXシアター六本木
◆料金: 7,000円(全席指定・税込)
U‐25チケット4,000円(観劇時25歳以下対象、当日指定席引換、要身分証明証/チケットぴあ、パルステ!にて前売販売のみの取扱い)
※未就学児のご入場は不可。※営利目的の転売禁止。
◆チケットに関する問合せ: サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(全日10:00‐18:00)
◆公演に関する問合せ: パルコステージ TEL:03-3477-5858(月~土 11:00‐19:00/日・祝 11:00‐15:00)
<ストーリー>
とあるホテルのスウィートルーム。売れっ子女流脚本家は数日前からこのスウィートルームにこもりっきり。
地位も名誉も人気もお金も全て手に入れたこの女流作家。しかし、ひとつだけどうしても手に入らないものが彼女にもあるようだ。
彼女は今、どうやら新作の2時間ドラマの執筆に行き詰まり、ホテルに缶詰状態。創作活動に行き詰ることもある。それが今。筆が進まなくなると、このホテルのスウィートルームに籠り、なんとか筆を進めるためのきっかけを待つ。しかし、今回は執筆どころではない状況。毎夜彼女はあることに悩まされつづている。
それは音……。自分の頭の上から聴こえてくる「ゴボゴボゴボッ」というなんとも遠慮のない、下品な音。どうやら上階の客室のバスタブから湯が抜かれるたびに聴こえてくるようだ……。
たまりかねた彼女がホテルのフロントになんとかしてくれとクレームを入れた。そこへやってきた配管工。
しかし、よりによって、この時ばかり、あの下品な「ゴボゴボゴボッ」という音が聞こえてこない。挙げ句の果ては空耳だと疑われる始末。
そして、配管工も職人よろしく、どうしてもその「音」の正体をつきとめたくなった。そこで結局、その「音」が聞こえるまで、このスウィートルームで配管工は待つと言い出す。配管工は配管工。私は私。
しかし、どうやら彼は彼女がどうしても手に入らないものを持っている気がしてならない……。
瀟洒なスウィートルームで女流作家と配管工の二人っきりの時間が始まった……。
◆オフィシャルHP:
http://www.parco-play.com/ (外部サイト)
(オフィシャル素材提供)
関連記事