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2018-08-26 更新
2019年1月、音楽活劇「SHIRANAMI」の上演が決定した。
歌舞伎演目「弁天娘女男白浪」で有名な原作「青砥稿花紅彩画」が原案。幕末の動乱を駆け抜けた五人の盗っ人たちの生き様を描いた「白浪五人男」を題材にした、全く新しい音楽活劇だ。
出演者には、早乙女太一、龍 真咲(元宝塚歌劇団・月組トップスター)、伊礼彼方、喜矢武 豊(ゴールデンボンバー)、松尾貴史等、役者だけでなく、ミュージシャン、ダンサーが集結。今までに見たことがない、殺陣、ダンス、生演奏、映像、さまざまな手法で魅せるエンターテイメント性の高い舞台に期待が高まる。
弁天小僧役を演じる早乙女太一は、華麗なる殺陣回りに加え、女形を披露することにも注目だ。
赤星十三郎役には、恵まれたスタイルと歌唱力を持つ元・宝塚歌劇団月組トップスターの龍 真咲。武家の娘・小夜役と二役を演じる。南郷力丸役には、「ジャージー・ボーイズ」トミー役、「レ・ミゼラブル」ジャベール役などミュージカル界での活躍がめざましい伊礼彼方。忠信利平役には、近年バンド活動のみならず、俳優としての活躍も光る喜矢武 豊。日本駄衛門役には、映画・舞台、イベント、エッセイ、イラストと幅広く活躍する実力派の松尾貴史が務める。さまざまなジャンルから集結した5人によるコラボレーションにも期待が膨らむ。
脚本・演出には、時代劇、歌舞伎から、ミュージカルの翻訳・訳詩まで幅広く手掛けるG2。ショー演出には、BOOWY、B'z、EXILE他多数のコンサートを手掛けてきたショーデザイナー、市川訓由。2人の強力タッグで、全く新しい音楽活劇(殺陣×歌・ダンス)という新しい取り組みにて舞台を作り上げる!
◆G2(脚本・演出)のコメント
河竹黙阿弥が名作「白浪五人男」を書いたのが1862年。薩摩の大名行列がイギリスの民間人を切り捨てた「生麦事件」が起き、イギリス艦隊が日本めがけて攻めて来ようとしていた幕末真っ只中。そこに着想を得て「五人男」と「幕末」をミックスさせ、今まで誰も描かなかった幕末の「盗っ人」たちの活躍を、歌やダンスにのせてお届けするエンターティンメント演劇。◆弁天小僧菊之助役:早乙女太一のコメント
たくさんの要素が織り混ざった作品なので、今まで自分が培ってきた芸事を活かしながら、共演の方々との化学反応によって、新たな表現のチャレンジが出来ればと思います。
◆赤星十三郎/小夜役:龍 真咲のコメント
G2さん、市川さん演出の舞台に出られる! 夢のようです!!
重大な陰謀、殺陣、ショーというワードにもすごく興奮しています!
多彩な素晴らしいキャストの皆様と共に創り出す、きっと今までに感じたことのないエンターテイメントの世界を、体いっぱいで感じ演じたいと思います。男も女も楽しみです。
皆様のご来場、お待ち申し上げます。そして、応援よろしくお願いします!
◆南郷力丸役:伊礼彼方のコメント
どうも伊礼彼方です。「SHIRANAMI」で南郷力丸を演じさせていただきます。僕に和物の役が来るなんて!? しかも「白浪五人男」の1人を演じる日が来るなんて夢にも思わなかったです。しかも歌もダンスも殺陣もあると聞く。歌いながら殺陣とかもあるのか!? 稽古が待ち遠しいです。人生初の和物&歌。この組み合わせは2度とないかもしれないので(笑)、とことん楽しみたいと思います。さあ!どうなる!? SHIRANAMI!!
◆忠信利平役:喜矢武 豊(ゴールデンボンバー)のコメント
え? 僕でいいんですか!? キャストさんを見ると僕だけ明らかにキャスティングミスみたいに見えますけど、ほんとに僕でいいんですか!? こんなにすごい方々に囲まれて! しかも音楽活劇って! 音楽と聞くと頭が痛くなりますけど、企画書を見るとめちゃくちゃ面白そうなので、なんとか足を引っ張らないように、存在がエアー(空気)だと思われないように自分の全てを使って精一杯頑張ります!!
◆日本駄右衛門役:松尾貴史のコメント
なかなかにいろいろな実験があるようで、関与できることに貴重な興奮を覚えます。
演出は手練れの巨人なので、安心して掌の上で遊ばせていただけるとワクワクしています。伝統的な役柄に大変の重責を背負った気がしますが、そのイメージに傷をつけないようにしつつ、お客様には私の珍妙な違和感を、前向きに楽しんでいただけるよう気張りたいと思います。
音楽活劇「SHIRANAMI」
◆あらすじ
幕末。諸外国との通商条約に反対する武士たちが、尊皇だ攘夷だと喧しい世の中。
そんな世にも「浜の真砂は尽きるとも」とばかり、泥棒たちが跳梁し世間を騒がせていた。ばらばらに活動していた五人の泥棒たちは、運命の糸に操られるように、ひとつの事実に吸い寄せられてゆく。
「混乱を利用し、とんでもない悪辣な方法で儲けようとしている連中がいる」
実際、武器の密輸、金の交換比率を利用した大儲け、英国の軍事力を利用した搾取などがまかり通っていた時代。当初、泥棒たちは「そいつらからこそ金を奪うべき」と盗みに入ろうとするが、相手は幕府と癒着し、諸外国との裏取引にも長けた策士。なかなかうまくゆかない。泥棒たちは「白波五人男」として大々的に人相書きを手配され、窮地に追いやられる。
そんな中、五人はある重大な陰謀に目をふさいではいられなくなる。
「この国を盗もうとしている連中がいる」
普段は裏街道を歩く自分たちだが、そんなことは絶対させない、とばかりに、バラバラで仲の悪かった五人はひとつになり力を合わせ始める。
彼らは、陰謀を阻止すべく、最新のアームストロング砲を備えた英軍艦七隻と、それを迎え撃つ薩摩藩砲台のあいだに飛び込んでゆくことになり………。
一つ間違えばこうなったかもしれない、もう一つの幕末の歴史のなかで、世間から後ろ指を指された五人の盗っ人たちがやり遂げた快挙とは?
【公演概要】
◆脚本・演出: G2
◆ショー演出: 市川訓由
◆出演者: 早乙女太一、龍 真咲、伊礼彼方、喜矢武豊(ゴールデンボンバー)、松尾貴史ほか
◆公演期間: 2019年1月11日(金)~29日(火) 22回公演(予定)
◆劇場: 新国立劇場 中劇場
◆チケット料金: S席:11,000円 A席:8,000円(予定)
◆前売開始: 2018年10月28日
◆お問い合わせ: 公演事務局 0570-200-114(全日10:00~18:00)
オフィシャルHP
http://www.shiranami.net (外部サイト)
(オフィシャル素材提供)
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