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「おいしい給食 season2」
製作発表記者会見

2019-10-07 更新

市原隼人、土村 芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、山﨑玲奈、綾部真弥監督

おいしい給食 season2oishi-kyushoku2 ©2021「おいしい給食」製作委員会
2021年10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送スタート


 市原隼人主演の10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほか順次放送開始となるオリジナルドラマ「おいしい給食 season2」。本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原隼人)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、食欲をそそる給食バトルと共に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちのさまざまな人生模様が描かれている。この度、ドラマの放送開始を記念してキャストの市原隼人、土村 芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、山﨑玲奈、綾部真弥監督が登壇し記者会見が開かれた。


 最初に主演の甘利田幸男役を演じた市原から「いよいよ『おいしい給食 season2』が始まります。これはこの作品を好きになってくれたファンの皆様のおかげです。僕はこの作品に関わる全ての人が好きすぎて、こんな感情を抱かせてくれた作品に感謝してます」と作品への感謝を述べた。

 放送目前の気持ちを問われると、市原は「正直、甘利田を観られることが恥ずかしいです。でも、役者は笑わせるのではなく笑われる職業だとおもっているので、皆さんには笑ってドラマをご覧いただければと思います」と答え、2年振りに甘利田というキャラクターを演じることについては「撮影初日の前日はまったく眠れず、キャラクターが強烈なので潰されそうでした。群を抜いて大変なキャラクターでした。原作もなく、ゼロからはじまった作品なので、脚本家と共に甘利田というキャラクターを一緒につくっていきました。台本には入っていないのですが、給食が好きな甘利田が楽しみで踊り出してみたり、給食という初めての会食がテーマということで、生まれたばかりの子どもから100歳を越えるお年寄りまで、どうやったらすべての皆さんに楽しんでいただけるかなと常に考えながら演じました。シーズン2では、下校時に駄菓子屋に通う、前作とはちょっと違う甘利田の姿を早く皆さんにもご覧いただきたいです」とシーズン2の見どころをアピールした。コロナ禍で給食も黙食が基本とされるようになったが、市原は「一人で食べるよりも誰かと食べることで美味しくなったり、楽しくなったりすることを忘れて欲しくないです。人に寄り添ったり、優しい気持ちを持ち合うことを忘れない世界になって欲しいと思います」と思いを語った。

 シーズン2で学年主任の宗方早苗役を演じ、初参加となった土村は、現場の雰囲気を聞かれると「一言でいうと楽しい現場でした。シーズン2から入ったので緊張していたのですが、市原さんはじめ、監督や皆さんのおかげで私は現場に飛び込んでいくだけという感じでした。皆さんの中に交じらせていただき、温かく受け入れていただきました。そして、作品をスタッフ含め、皆さんが本当に愛しているのを感じられる現場でした」と語った。演じた宗方先生の役については「若いときから学年主任という重要な仕事を任せられる責任感のある人なんですが、その分、危うさもある人だなと思いました。宗方先生は、甘利田先生はもちろん、いろんな人から刺激を受けて翻弄される人なので、その中で宗方先生自身がどのように成長していくのかを楽しみにしていただければと思います」と作品をアピール。初共演となる市原については「本当に現場で観ていても市原さんの役はハードだったと思います。甘利田先生として全力投球する姿に学ばせていただきました。現場では明るく盛り上げていただき、私のことも明るく導いてくれて感謝しています」と感謝を述べた。

 2年振りに神野ゴウ役を演じた佐藤は「また、神野ゴウを演じられると思っていなかったので、まさか今回こうやって演じることができてうれしいです。前回はずっと緊張していたのですが、今回は緊張の中にも安心感を持って演じられたと思います。監督から、前回のゴウより2年後なので、前より大人っぽくしてと言われて、そこは意識して演じました」と気を付けた点を明かした。

 シーズン2から参加し、体育教師の真野浩太役を演じた勇翔は「甘利田先生の給食への熱がシーズン1では伝わってきて、それを大事にしないとと思いました」とドラマ参加への意気込みを語り、自分の演じた役については「一言でいうと、バカな役ですね。愛されるバカというか、自分の気持ちに素直というか、自分の気持ちを表すだけで自然にコメディになる役でした。現場でも隣にいた土村さんが笑ってしまうくらいで、どうにか役を通して笑わせたいなと思って頑張りました」と現場でのエピソードを明かした。

 学級委員の皆川佐和子役を演じ、オーディションで出演が決まった山﨑は「あまりドラマのオーディションに慣れていなくて、オーディション中も緊張していました。合格と聞いたときは思わずマネージャーさんに本当?と確認してしまったくらい、本当に嬉しかったです」と役が決まったときの喜びを語った。演じた役については「自分にはない面があって、学級委員としてハキハキ先生に意見するところもあるのですが、中学生の女の子らしい女子っぽい面もあって、いろいろな面があって演じるのが難しかったです」と感想を語った。

 シーズン2が決まった感想を聞かれると、綾部監督は「この『おいしい給食』という作品はスタッフ全員大好きな作品なので、僕自身、甘利田先生や神野ゴウにまた会えるというのが嬉しかったです。甘利田先生の給食が好きという部分が更に溢れていて、芝居全体がパワーアップしています。今回は学年主任の土村さんや、教育委員会が甘利田を止めようと包囲網を張っているのに、それを突破していく甘利田にぜひ注目してほしいです」と語った。

 続いて、“給食の思い出”を聞かれると、勇翔は「この作品のように授業よりも、給食が楽しみでした。当時は成長期だったので、食パンなら10枚くらい食べていたら、先生におまえは食べ過ぎだと注意されました」と学生時代のエピソードを明かした。山﨑は「私も給食の時間が好きでした。でも給食当番が嫌いで、給食を配る時に汚れてしまったエプロンをお母さんに洗ってもらうのが苦痛で。私は食べる専門でした」と明かした。土村は「中学は給食ではなかったので、給食は小学校の頃までだったんですが、私の通っていた学校の給食が変わっていて、あずきかぼちゃの日があって。味付けしてない、甘くないかぼちゃとあんこだけの日があって、これはデザートとして食べればいいのか、当時は困惑しました。なのでこの作品の中でこのメニューが出てきたら、甘利田先生や神野君はどうやって食べたのかなと考えてしまいました」と思い出を披露。佐藤は「たまにお絵かきパンというのが給食に出て、パンにお絵かきチョコが付いているんですが、小さい頃からチョコペンをそのまま飲むのが好きだったので、半分くらいパンにつけて残した半分はそのまま吸ってました」と、実生活でも神野ゴウのように給食を独自の方法で楽しんでいる様子を語った。最後に市原が「とにかく給食が好きでした。だれよりも早く食べて、おかわりをしていました。たいして牛乳が好きなわけではないけれど、牛乳じゃんけんにも参加して。とにかく友達と楽しむのに必死でした」と当時を振り返った。

 会見の最後、MCからドラマ「おいしい給食 season2」の劇場版第2弾公開決定が発表され、市原は「テンションをぐっと上げていかないといけないので、撮影中は毎日眠れなかったです。早く皆さんにも観ていただきたいです」と一言挨拶。土村は「シーズン2からドラマに参加させていただき、映画化でスクリーンでもご覧いただけるということで、映画版にも参加させていただけて嬉しいです」と笑顔で答え、佐藤は「映画化ということで、皆さんに『おいしい給食』をもう1回多く楽しんでもらえるのが嬉しいです」と嬉しそうな様子。勇翔は「映画のほうが尺が長いので、一つの物語をたっぷりと楽しんでいただけるので、ぜひ観てほしいです!」とアピールした。山崎は「ドラマから更にグレードアップしていると思うので、楽しみにしてほしいです」と語った。綾部監督は「シーズン1を超えるおもしろい作品になるように悪戦苦闘しています。シーズン1がコロナの影響で映画初日に舞台挨拶ができず、映画の公開も途中でストップしてしまい悔しい想いをしました。まだまだコロナ禍が続き、皆さん苦しい想いをしていると思いますが、このエンターテインメントのど真ん中を行く作品が、コロナを経て違う意味を持つようになってきて、みんなでワイワイと楽しく給食を食べるということが貴重で重要なことだと、この映画で届いて欲しいと思います」と映画に込めた想いを語った。最後に市原から「まだまだコロナで苦しんでもがいている人が多いと思います。この映画はそんなすべての人に送るエールのような作品です。苦しくて悲しいことや、寂しいことがあっても大丈夫。笑えないことが多いけれど、この『おいしい給食 season2』という作品が皆さんを温かく包み込んで笑わせてくれます。一生懸命で滑稽なほど、笑われながら生きている甘利田を観て、力をもらってください。僕もこの作品が大好きです。この作品が皆さんに届くことを楽しみにしています」と、作品に込めた熱い想いを語り、記者会見は終了した。

 ドラマ「おいしい給食 season2」は、10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送。『おいしい給食』劇場版第2弾は、2022年公開予定。


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 ■番組名:「おいしい給食 season2」(全10話)

 ■放送情報:2021年10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送スタート
 ■監督:綾部真弥、田口 桂
 ■脚本:永森裕二
 ■出演:市原隼人、土村 芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、山﨑玲奈、いとうまい子、直江喜一、木野 花、酒井敏也ほか


 ■公式サイトhttps://oishi-kyushoku2.com/ (外部サイト)


【~第1話あらすじ~】「餃子とわかめと好敵手」

 給食のために学校に来ていると言っても過言ではない中学教師・甘利田(市原隼人)。
 転勤先の黍名子(きびなご)中学校で3年生を担任しながら、大好きな給食を堪能する日々を謳歌していた。本日の目玉メニューは、【わかめご飯】と【揚げ餃子】。
 甘利田の好物が揃った最強コンビだ。待ちに待った給食の時間、恍惚とする甘利田の目の前に、ツヤツヤのわかめご飯とカリカリッとした食感がたまらない黄金色の揚げ餃子が立ちはだかる……。


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(オフィシャル素材提供)



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