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2017-03-26 更新
世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflix(本社:米国カリフォルニア州ロス・ガトス)の日本法人であるNetflix株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長グレッグ・ピーターズ)は3月17日(金)より、Netflixオリジナルドラマ「野武士のグルメ」の全世界配信を開始した。
本作は、「孤独のグルメ」の原作者:久住昌之氏と、土山しげる氏の作画による「漫画版 野武士のグルメ」の実写ドラマ化! WEBマガジン「幻冬舎plus」で“3rd season”まで連載されている「漫画版 野武士のグルメ」は、定年退職して、時間とお金を自由に使えるようになったサラリーマン香住 武(かすみ たけし)が、虚飾を排した素朴で粗野な“野武士”のように、自分が好きなものを、好きな時に、好きなように食することを決意して、様々な店で食を楽しんでいくグルメ漫画。“おひとりさま”や“孤食”といったワードと共に異例のブームを巻き起こした「孤独のグルメ」に続き、“定年後の人生の楽しみ方”や“何ものにもとらわれない食の追求”など、「野武士のグルメ」の表現する新たなライフスタイルの価値観に注目したい。
そして、この度の実写化にあたって、ドラマ版「孤独のグルメ」の製作陣が再集結! 主人公:香住 武には、竹中直人が扮し、冴えない初老男が、自由に生きることで次第に洗練されていく姿を体現している。また、香住の理想の分身として、その心の中に登場する荒々しい野武士には、NHK連続テレビ小説「マッサン」での、頑固一徹な日本男児の印象が残る玉山鉄二。二人で一人となる両者のギャップの妙が醸し出すコミカルさも本作の魅力の一つだ。
そして3月22日(水)、主演の竹中直人、玉山鉄二、鈴木保奈美、そして原作者の久住昌之登壇の豪華なプレミア上映会が行われた。竹中直人が3月20日に61歳の誕生日を迎えたことを登壇者全員でサプライズで祝福した!
3月17日(金)より配信開始となったNetflixオリジナルドラマ「野武士のグルメ」のプレミア上映会。上映を待ちわびた一般の観客よる大きな歓声の中、竹中直人、玉山鉄二、鈴木保奈美、そして原作者の久住昌之が登場!
まずは、ご挨拶と共に作品への思いとして、「大好きな久住先生と初めてご一緒できるとは夢にも思っていなかったです、最高です!」(竹中)、「竹中さんとは10数年ぶりにご一緒しましたが居心地のいい現場で、野武士を演じることが楽しかった。自由にやってよかった現場でした」(玉山)、「竹中さんの奥さん役ということで、喜んで!とやらせていただきました。撮影現場では、野武士には会えないし、おいしいものもあんまり食べられなかったけど、旦那さんとゆっくりした時間を過ごさせていただきました」(鈴木)、「竹中さんとは昔からの知り合いで、いつかやりたいと思っていましたが、最高のキャスティングで作品になって、嬉しいです」(久住)とそれぞれ作品愛を語った。
続いて竹中は、本作の特徴でもあるひとりメシの美学について問われると、「僕は一人っ子だし寂しがりやなので、美味しいねって誰かと共有したい。美学ってなんだろう? 一人じゃ寂しいです。うーん……カウンターでかっこよくバーボンのソーダ割りとか頼んでみたい。でも一人でなんて無理無理!」と意外と寂しがりやな一面を告白した。
竹中直人演じる香住 武の妄想の中だけで現れる野武士役を演じた玉山は、「香住の願望を体現する役でしたが、極力セオリーに乗らないというか……日本にはいろいろなルールがありますが、檻を取っ払って、思いついたこと全部やろうと思いました」。食べるシーンがたくさんあることについては「朝8時から焼肉食べていましたが、これが昼飯か夜飯だったらな……と思うことがありました」と作品ならではの苦労?を告白。
また、定年退職をした男・香住 武の妻・静子役を演じた鈴木は、「実家の母のことを思い出しました。父が定年退職をした瞬間になるべく外に出ようとしていた記憶があります。監督ともそんな話をして、静子には、自分は自分で好きなことをして、旦那さんには好きに出ていって、という、良い意味で背中を押すような奥さんを表現しました。今日は近い年齢の方が(会場に)いらっしゃると思いますが、定年退職した旦那さんの上手な操縦方法、という感じで、お手本になったらいいなと思います」と語った。久住は、「『朝のアジ』は、自分の記憶なんです。それが映像化して本当に感激しました。頭の中がそのままドラマになるなんて!」と喜びを爆発させた。
Netflix世界190か国以上への配信について聞かれると、竹中は「パリとロサンゼルスに友達がいるので、伝えたんです。そしたら観たよ、って連絡が来ました。嬉しかったです」、玉山は「日本の食文化というか、寿司とか天ぷらとか、そういうものだけではなく、アンダーグラウンドのものにも興味を示してもらえたら」とNetflixならではの思いを語った。
食へのこだわりが描かれた本作の内容にかけて、「俺だけ・私だけのグルメ」を聞かれると、久住は「納豆が好き。このドラマと僕の食べ方は違う。納豆を食べた箸で、アジを食べたくないので、箸を納豆用に変えるとか、したいです」鈴木は「グラノラを自分で作って食べています。ドライフルーツとかナッツとか、自分の好きなものを作れます」とこだわりを語り、玉山は「上京したての時に、納豆となめたけを混ぜたものをほぼ毎日食べていました。僕の体は納豆となめたけで出来ていたと思う」と苦労していた時代の“俺だけのグルメ”エピソードを披露。竹中は「僕は、カレーひとすじ! 毎日カレーでも大丈夫です。インドカレーがすごく好き。カレーはいいですね、大好きです。心から好きです」と溢れるカレー愛を炸裂させた。
すると、ここで、竹中のお気に入りという「インドラのカレー」が登場! 全員で試食をすることに。竹中は「20歳のときに出会った思い出のカレーです」と笑顔で試食し、「おいしいです! 幸せな気分でした」。玉山はそのおいしさに、全てを食べきったそう。
竹中のカレー好きが好じて、撮影現場にはカレーのケータリングが出たそう。鈴木は「初日にカレーが出てきたのですが、実はカレーを食べると私は眠くなってしまうんです。お昼にカレーは食べないようにしているので……」と困惑したことを告白。竹中は「特にワガママを言ったわけではないのですが、スタッフさんに気を使っていただきました」と照れた。
MCから「今日はもう1品あります」と告げられると、大きな白い箱が登場。竹中が蓋を開けると、中には大きな、カレー風ケーキ! 去る3月20日は竹中直人61歳の誕生日ということで、サプライズでバースデーの祝福が! しかしカレー風のケーキという、今までに見たことのない斬新なケーキに、竹中は「なんて幸せなんだろう」と感想をぽろり。さらに、大喜びで、自身のスマホを使って記念撮影をする場面も!
その後、妻役の鈴木から竹中へ“ファーストバイト”の演出が。巨大なスプーンですくわれたカレー風のケーキを精一杯頬張る竹中は、やはり「おいしい」と大喜び。
最後には、「僕はずっと久住昌之さんの大ファンなので、こんな形で作品を作れるとは思っていなかった。嬉しいです。玉山くんとは10年ぶりの共演で。野武士として僕を優しく見守ってくれたのが良かった。なんといっても保奈美さんが本当に美しくて、道を歩いているだけで柔らかい気持ちにさせてくれる女優さんで、いい時間でした。こうやって大好きな人たちに囲まれて作品が出来て、嬉しいです!」と満面の笑みで舞台挨拶を締めくくった。
Netflixオリジナルドラマ「野武士のグルメ」は、3月17日(金)よりNetflixにて配信中。
Netflixオリジナルドラマ「野武士のグルメ」
◆ストーリー:
仕事一筋で生きてきた香住 武(竹中直人)は定年を迎え、時間を持て余していた。ある昼下がりの散歩中、香住は、平日の日中に飲むキンキンに冷えたビールのうまさを知ってしまう。何事にも囚われず、気が向いた時に好きなものを自由に飲み食いすることの楽しさに気づいた彼は、戦国の世を自由に生きる野武士(玉山鉄二)に自分を置き換え、心に潜む野武士と共に、お腹と心を満たしてくれる至福の美味しさを探し始める。「定食屋の昼ビール」「悪魔のマダム」「ココロのコロッケ」「さすらいのイタリアンランチ」など全12話。
◆原作:久住昌之
◆監督:藤井道人、星護、宝来忠昭
◆出演:竹中直人、玉山鉄二、鈴木保奈美ほか
◆制作プロダクション:共同テレビジョン
◆製作:Netflix
◆公式HP:
https://www.netflix.com/jp/ (外部サイト)
(オフィシャル素材提供)
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