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2019-06-28 更新
ノア・シュナップ、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクラフリン、セイディー・シンク、蜷川実花監督、中谷美紀、池田エライザ、椎名桔平、満島真之介、でんでん、園 子温監督、武藤大司プロデューサー、武 正晴総監督、遠藤日登思プロデューサー、太田 大プロデューサー、山田孝之、満島真之介、玉山鉄二、森田望智
世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflixは、2019年夏以降に配信する話題の最新ドラマ、映画、ドキュメンタリー約30作品を一挙にご紹介する<Netflixオリジナル作品祭>を6月25日(火)に開催した。
Netflixコンテンツ・アクイジション部門 ディレクター 坂本和隆は「日本には世界に伝えるべき物語がたくさんあり、クリエイターの情熱とビジョンに寄り添った作品づくりを心がけている。メンバーの皆さまには最高のエンターテイメントをお手持ちのテレビやスマートフォンなどで楽しんでいただきたい」と語り、<Netflixオリジナル作品祭>が開会した。
トップを飾ったのは、Netflixオリジナルシリーズを代表する「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。ウィル役のノア・シュナップ(14)、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォ(16)、ルーカス役のケイレブ・マクラフリン(16)、マックス役のセイディー・シンク(17)が登壇した。世界中を熱狂の渦に巻き込んでいる本作への出演で「魅力的なキャラクターが出ていて老若男女楽しめます。僕の人生、出演の前後で変わったところと変わっていないところがあって、町で声をかけられることがあったり、いろいろと発言できる場ができました。でも、今まで通りキャンプに行ったりしています。これまでにできていなかったことができているので、今後も感謝し続けると思います」とシュナップは作品が世界中に広がっていることを実感したと言う。
そんな、来日キャストたちを“彼ら以外に考えられなかった”と絶賛する製作総指揮/脚本/監督を務めるザ・ダファーブラザーズから「スピルバーグやスティーブン・キングの影響を受けていると言われるけど、日本の文化にも大きな影響を受けています。二人とも“超オタク”だから、子どもの頃からアニメやゲームに夢中で、『エルフェンリート』『AKIRA』『サイレントヒル』の3作品からは、裏側の世界を描くのにインスピレーションを受けました。シーズン3は『バイオハザード』から、たくさんインスピレーションを受けたんです」となんと日本の作品が「ストレンジャー・シングス」に影響を与えていたとメッセージ映像で明かされた。ダファー兄弟について「2人は天才だと思います。最高のストーリーテラーだと思います。2人とも完ぺき主義者なので、いつも彼らからインスピレーションを受けます」と2人の姿を明かした。
そして、そんな2人が大好きな作品が生まれた日本について、マクラフリンは「とにかく日本で夢のような時間を過ごしています。スニーカーが好きでスニーカー・ショップで買い物しました。ピザ屋さんにもいきました」と来日の感想を話した。そして、シンクは撮影時について「撮影現場は、とても仲が良いです。画面越しに伝わっているのではないかと思いますが、まるでダファー兄弟と一緒にキャンプにいるような楽しさがあります」と振り返った。
続いて、スペシャルゲストとして日本を代表する写真家・映画監督の蜷川実花氏が作品の大ファンだということで、来日キャストたちと対面を果たした。蜷川は「とにかくお話が面白いです。1話で観るのをやめられず、ついつい最後まで観てしまいます、80年代のディテールが入っているのも好きです。そして私には、息子がいるので作品の中で、キャラクターが成長しているのがすごく楽しいです」と熱く語り、クリエイターとしての視点も交えつつファンぶりを披露した。
「FOLLOWERS」からは、主演・中谷美紀、ヒロイン・池田エライザ、蜷川実花監督が登壇した。蜷川監督は、長年温め続けてきた企画が実現した想いを問われ、「ずっとリアリティのある女性の物語を作りたいと思っていました。5~6年かかって準備してきた最高のドラマを、最高のキャストとスタッフで作っています」と意気込みを語った。3月末にクランクインし、現在も撮影中本作。撮影中のエピソードを問われた池田は「共演している皆さん全員が、心が止まることなくちゃんと血が流れていて、全力で生きている人たちで、一緒に演じることで新しく生まれる感覚があります」と回答すると、蜷川監督から「すごく自由すぎる」とツッコミも。蜷川監督は池田に対して「年下なのにお姉さんみたいな感覚』と語り、池田が撮影中に語ったことが、ストーリーに反映されていることも明かした。池田はそのことに『自分が語ったことが、なぜか(自身が演じる)なつめの友人や周囲の人のセリフになっていて、『それワタシの言葉じゃない?』って(笑)」と楽しい現場の様子を明かした。
仕事・恋愛・結婚・出産と様々なライフスタイルを模索する女性たちが登場する本作にちなみ、自身の運命の出会いについて問われた中谷は、初舞台の演出家との出会いのエピソードを披露。「それまで演じることが大変だったけれど、演技はもっと楽しんでいいんだな、ということを教えてもらいました」と感慨深く語った。中谷は本作について「全ての女性を応援する作品」というと、池田も「この作品は、皆さんに見てもらって、意見が出てきてから本当の姿を見せる作品」と早くも配信を楽しみな様子。それを受けて蜷川監督は「全世界で見てもらえるのは楽しみでもあり、プレッシャーです。やれることすべてやっているので、がんばります」と笑顔を見せた。本作は7月初旬クランクアップ予定。
ラインナップ・プレゼンテーションでは、『トランスフォーマー』シリーズのヒットメーカー、マイケル・ベイが、『デッドプール』『名探偵ピカチュウ』のライアン・レイノルズを主演に迎え、「デッドプール」シリーズのレット・リース、ポール・ワーニックが脚本を手がけたNetflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』(2019年配信予定)が紹介された。本作は、注目のアクション超大作。レイノルズだけでなく、デイヴ・フランコ、ベン・ハーディなど映画ファン注目のキャスト陣に加えて“破壊王”の異名を持つベイ監督の壮絶なアクションにも期待が高まる映像が披露された。
マーティン・スコセッシ監督、出演はロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシらという、まさに“映画界のレジェンド”が集結した注目のNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』(2019年秋配信予定)は、全米トラック運転組合のリーダー:ジミー・ホファの失踪、殺人に関与した容疑をかけられた実在した凄腕ヒットマン、フランク“The Irishman”・シーランの半生を描いた物語。第2次大戦後のアメリカ裏社会で、ある殺し屋が見た、無法者たちの生き様を描き出す。
「タックス・ヘブン」租税回避行為に関する一連の機密文書、「パナマ文書」を題材に、「オーシャンズ11」を手掛けたスティーブン・ソダーバーグが監督を務め、メリル・ストリープ主演、ゲイリー・オールドマン、アントニオ・バンデラスなどの豪華キャストの出演でも話題のNetflixオリジナル映画『The Laundromat(原題)』の邦題がに決定し、2019年配信開始予定となることが発表された。法律事務所の創業者ラモン・フォンセカとユルゲン・モサックが引き起こした、パナマ文書流出事件をベースにした本作。主演のメリル・ストリープを中心に、ペーパーカンパニーを巡る騒動と、腐敗した金融界にはびこる闇を描く。
アンドレイ・サプコフスキによる同名ベストセラー小説が原作のアクションファンタジーを「ジャスティス・リーグ」でスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルが出演で描くNetflixオリジナルシリーズ「ウッチャー」が、2019年に配信開始予定となることが発表された。モンスターハンターのゲラルトは、怪物退治を請け負う凄腕のハンター。暴力だけでなく、陰謀と策略が渦巻く戦国の世で自分の居場所を求め戦う。強大な力を持った魔女、危険な秘密を握ったプリンセスに出会った彼と仲間たちは、険しい旅路に出る壮大な物語。
続いて、1982年公開ファンタジー映画の金字塔『ダーククリスタル』が、Netflixオリジナルシリーズとして蘇る「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」(8月30日配信開始)の制作過程に迫る特別映像と共に紹介された。さらに、映画で描かれた時代よりはるか昔が舞台の本作で、ひょんなことから恐るべき謀略を知ってしまった主人公の若きゲルフリン族たちが、壊滅の危機に瀕している惑星トラで反乱を起こし、世界を救うために苦難の冒険へ旅立つ様子が描かれた予告編も上映された。
ソン・ジュンギ、チャン・ドンゴン、キム・ジウォンなど韓国の人気キャストが集結した古代人類時代劇Netflixドラマシリーズ「アスダル年代記」(7月8日配信開始)。謎に包まれた神秘の古代大陸アス、その中心都市アスダルを舞台に、権力争いに生きる者、運命の恋に落ちる者、それぞれの物語が壮大なスケールで描かれる様子が画像と共に紹介された。
インド映画興行収入記録歴代1位となった『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』の2作品へとつながる前日譚を描くNetflixオリジナルシリーズ「バーフバリ: 帝国の夜明け」(2019年配信予定)。アナンド・ニーラカンタンの小説「 The Rise of Sivagami (原題)」が原作で、映画で描かれたよりも時代は遡り、復讐心に燃える反抗的な少女だった国母シヴァガミが、聡明で唯一無二の女王へと成長していく過程が映像と共に紹介された。
ロンドンと東京の2都市を舞台に繰り広げられるサスペンスドラマ Netflixオリジナルシリーズ「Giri / Haji」が、放映予定となることが発表された。イギリスを代表するスタッフ・キャストが集結し、日本からは、平 岳大、窪塚洋介、本木雅弘が出演する。弟がロンドンで行方不明になったと聞き、渡英した日本人刑事が、弟の消息を調べていくうちに、自身もロンドンの闇の世界へと足を踏み入れていく物語が描かれる物語。
そして『深夜食堂』は、2009年にドラマ化されて以来、映画、海外でのリメイク版など、その人気は全世界へと広がり、Netflixでの独占配信作品第2弾、ドラマシリーズとしては第5弾となる(2019年秋配信予定)。『深夜食堂: -Tokyo Stories Season2-』の監督は松岡錠司、山下敦弘、小林聖太郎が、主演は小林 薫が引き続き務め、今回はなんと、海外からのスペシャルゲストとして『台北の朝、僕は恋をする』などに出演した実力派俳優のジョセフ・チャンが登場することが発表された。
Netflixオリジナル映画『愛なき森で叫べ』からは、椎名桔平、満島真之介、でんでん、園 子温監督、プロデューサーの武藤大司が登壇した。実際の事件からインスパイアされた本作について園監督は「プロデューサーの武藤さんからNetflixでの映像化のお話があり、再現ではなく自分なりの物語が作れるのであれば、ということで引き受けた」と製作スタート時のエピソードを語り、椎名演じる村田というキャラクターについて「村田は正体不明の流れ者なんです。主犯でありながら実は自分では手を下さない、卑怯な人物。そして、犯行の理由が弱いんです。例えば『冷たい熱帯魚』の村田には“金”という明確な動機がありましたが、この村田はお調子者の嘘つきなんです」とこれまでの作品とは異なるキャラクター作りになったことを明かした。また本作には『ハザード』『自殺サークル』『奇妙なサーカス』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』や、村田、美津子、妙子、シンなど、園監督作品にはおなじみの名前のキャラクターも登場することが明かされると「実際の事件に、これまでの作品のキャラクターたちが出てきたら、どういう動きをするのだろうか、どんな火花をまき散らしてくれるのだろうかと興味があった」と語り、新たな化学反応に挑戦したことに満足げな表情を浮かべた。
天性の詐欺師・村田を演じた椎名は役作りについて「明るくポップな性格で、底抜けに明るいキャラなのに、殺人鬼なんですよね。役作りしてもこれは無理だな、と。一つの人物の中に混在しているものがたくさんあって、シーンごとに監督の方向性にもっていくことを毎日考えながら演じていました」と当時を振り返り、愛知県豊川市出身でぴあフィルムフェスティバルを目指す青年という監督を投影したシンを演じた満島は「僕はこれで園監督とご一緒するのが3作目なんですが、僕が初めて見た園監督の作品『HAZARD』で、オダギリジョーさんが演じていたのがシンという役なんです。オダギリさんのシンに魅了されていたころの感情を思い出しながら演じました。シンは豊川から夢見て状況してきた青年で、監督と同じ境遇ではあったので、監督をイメージして精一杯演じさせていただきました」と自信を覗かせた。また園監督作品の常連で村田の被害者となる尾沢役のでんでんは、撮影時のことについて、椎名が「撮影は大変だった」と語った際に思わず笑ってしまい、「園監督の作品は常に手抜きができないから本当に大変。何度もたたかれるシーンがあったんだけど、完成したのを見てみたら全部カットされていた……」と肩を落とす場面も。『冷たい熱帯魚』ではでんでんが初代・村田を演じたが、今回は椎名演じる村田から被害を受ける側を演じることなったことについては「殴られることは経験があるんだけど、実際に殺されたことがないのでその感情を演じることが大変でしたね」とここでも園監督のこだわりに対する苦労を垣間見せた。「でも、園監督の作品は人を感動させるために妥協は許さないんです。だから何度でも呼ばれる限りで続けたいですね」と早くも次に意欲を見せた。
園監督のファン代表のよう、と言われた満島は、本作について「その監督のすべてが詰まっています。この作品がNetflixで全世界に配信されることで、どういう反応があるんだろうと考えると待ち遠しい」と配信に期待を寄せ、椎名も「この作品はNetflixで配信されることで、いろいろな国の言語に変換されていきます。きっと各国の人にものすごく笑ってもらえるし、ものすごく怖がってもらえる、そんな映画になっていますし、どこの国の人が見てもわからないことは何もないと思います。日本映画がNetflixのシステムによってダイレクトに世界に発信されることに期待しています」と締めくくった。
さらにイベント内では、本日届いたばかりの最新映像を紹介し、吉高由里子、満島ひかり、二階堂ふみを発掘した園 子温監督が見出した新たなヒロインとして日南響子(ひなみきょおこ)、鎌滝えり(かまたきえり)が、そして元宝塚歌劇団トップスター・真飛 聖(まとぶせい)が厳格な母親役で出演することが合わせて解禁となった。
Netflixオリジナルシリーズを手がけるクリエイター3名を交えたパネル・ディスカッションには『全裸監督』より武 正晴総監督、『深夜食堂: -Tokyo Stories Season2-』より遠藤日登思プロデューサー、そして『TERRACE HOUSE』シリーズを手がける太田 大プロデューサーが登壇し、クリエイターの視点からNetflixと共有した制作環境に対する考えをそれぞれに語った。
『全裸監督』の挑戦的な作品について武は「この題材だからこそ現場に一体感が生まれた」と語り、「スタッフとキャストがいきいきと幸せそうに仕事に取り組んでいた」と明かした。作品づくりにおいては「どんな国にも存在するであろう人間の熱や時代などの共通性を意識した」とし、「日本の80年代という狂乱の時代を通して、それを伝えたい」と世界へ作品が届くことへの期待を感じさせた。
また遠藤は「あえて今までの世界観を変えずに作品を作った」と説明した上で「日本だけでなく韓国、中国、台湾での人気を肌で感じる。僕らが表現したい“人情”が伝わったのではないか」と手応えを明かし、Netflixが可能にした世界への配信力を強調した。同様に太田は「地上波番組と、Netflixで配信している現在とでは作品のコンセプトは変えていない。その日本らしいリアリティショーが世界でも受け入れられたのか、アメリカやイギリスなど各国のメディアが作品を紹介してくれ、世界中へ届いたことを感じている」と話した。
続いてのラインナップ・プレゼンテーションでは、多くの人気映画作品に出演しているクリス・ヘムズワースが主演するNetflixオリジナル映画(タイトル未定、2020年配信予定)。武器商人と密売人がしのぎを削る裏社会で、壮絶な麻薬戦争に足を踏み入れたひとりの少年。誘拐犯によって闇の地で囚われの身となったその少年の救出に向かうのは、無敵の傭兵タイラー・レイク。失うものなど何もない自暴自棄なレイクが、果たしてこの過酷な任務を全うできるのか……。物語の行方に期待が高まる映像が披露された。
ピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演、人気小説シリーズの映画化となるNetflixオリジナル映画(2020年配信予定)。マーク・ウォールバーグ演じる私立探偵のスペンサーは元警察官。世間を騒がせた殺人事件を調査する中、隠された真実とその裏にうごめく陰謀を暴くのだが、それをきっかけにボストンの裏社会へと引き戻されてしまう。度重なる脅しにも屈せず、スペンサーは法の下の正義を貫くことができるのか。ストーリーへの期待が高まる映像が披露された。
全世界で大ヒットした日本アニメ「カウボーイビバップ」が実写作品としてハリウッドで映像化されるNetflixオリジナルシリーズ「Cowboy Bebop(原題)」(今後配信予定)。未来の太陽系を舞台に、賞金稼ぎのため犯罪者を追って宇宙を飛び回る通称“カウボーイ”と呼ばれる主人公たちの姿を描くSFアクションで、アニメ版の監督を務めた渡辺信一郎が監修を務め、主人公のスパイク役を「スター・トレック」シリーズや「サーチ」に出演したジョン・チョーをはじめムスタファ・シャキール、ダニエラ・ピネダ、アレックス・ハッセルが出演する。
日本在住経験のあるイギリス人作家スザンナ・ジョーンズの同名ミステリー小説をリドリー・スコットが製作総指揮として参加したNetflixオリジナル映画『アースクエイクバード』(2020年配信予定)。東京で働くイギリス人女性に友人の殺人容疑がかけられる。日本人カメラマンとの恋や友人との三角関係など異国で暮らす女性の揺れ動く心理を繊細な描写で描いたサスペンス・ミステリーの本作は、東京以外にも、新潟・佐渡島で撮影された。そしてキャストには、アリシア・ヴィキャンデル、ライリー・キーオに加え、ハリウッド作初出演となるEXILE、三代目 from EXILE TRIBEでパフォーマーとして活躍する小林直己も出演している。
日本国民が選ぶ「最も怖い映画」第1位の『呪怨』がNetflixオリジナルシリーズで、初のドラマ化となり、2020年春に配信開始となることが、初解禁された。日本ホラーを代表する『呪怨』は、1958年から約40年間、ある一軒の家を発端に起きた怖ろしい出来事の数々をベースに創作されてきた。Netflixオリジナルドラマとして製作される今回の「呪怨」は、その40年間に起きた怖ろしい出来事を余すことなく描き出す。監督は、『Playback』『きみの鳥はうたえる』がロカルノ国際映画祭やベルリン国際映画祭で高い評価を得た三宅 唱。これまでのJホラーとは一線を画した恐怖を描くと同時に、その底にある人間ドラマを炙り出す作品となっている。
「クィア・アイ」はファビュラスな5人、通称“ファブ5”が悩みを抱えて自信を失った人たちを大改造、魅力的に生まれ変わらせる人生改造リアリティ番組「クィア・アイ in Japan!」が、2019年秋に配信されることが発表された。シーズン4が2019年7月16日配信開始すると発表されたばかりだが、早くも次の舞台となる日本で5人がプロデュースする自分の時間とパワーを他人に捧げる、無視無欲の50代女性、自分の居場所を見つけられない20代男性、体型に自信のない20代女性、妻との関係に自信が持てない30代男性の姿を捉えた映像が特別に披露された。ガイドに水原希子、特別ゲストに渡辺直美を迎えて、共に悩める日本の人々を大改造していく。
片づけコンサルタントとして世界に名をはせる近藤麻理恵こと“こんまり”が、アメリカの家庭で片づけ術を紹介するNetflixオリジナルシリーズ「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」(大好評配信中)。その画期的整理収納法は、住環境のみならず彼らの人生や価値観をも劇的に変えていく。世界中をこんまりメソッドが席巻し、お片付けで家族の悩みを解決している。
続いて、ドキュメンタリー作品とリアリティショー作品も多紹介された。
全公演14万人を動員した宇多田ヒカル12年ぶりの国内ツアーがNetflixに登場する。「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」本作品はライセンスタイトルとなる。(6月26日より配信開始)は、2010年に一時活動休止前ラストコンサートを行った横浜アリーナで幕開けし、デビュー20周年記念日の12月9日に幕張メッセで締めくくるという、粋な日程で行われ大きな話題を呼んだツアーを収録した作品。
ピンクの“ラブワゴン”に乗り、見知らぬ男女7人が真実の愛を探す地球無期限の旅。Netflixでは「あいのり」新シリーズとして、2017年に「あいのり:Asian Journey」、2018年に「あいのり:Asian Journey S2」を配信した。最新作ではNetflixオリジナルシリーズ「あいのり:African Journey」(2019年秋配信予定)では、アフリカ各国を旅の様子を配信する。
2015年以来、再び東京に舞台を移した、新シーズン「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」(5月14日よりNetflixにて毎週火曜に新エピソード先行配信中)。年齢も職業も様々な見ず知らずの男女6人が、台本のない青春の日々を送る。スタジオ・メンバーもおなじみのメンバーが集い、共同生活を送る6名の恋模様やその一挙手一投足に注目し、独自の見解を述べるシーンも見どころの一つだ。
Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』からは、山田孝之、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、そして武 正晴総監督が登壇した。
最初に脚本を読んだ感想を聞かれた山田は「村西さんの人生を全8話で描いているので、かなりのスピード感がありました。もう破天荒でむちゃくちゃで、ワクワクしました」と語り、村西を演じることについては「プレッシャーはなかったです。実際に撮影前に村西とおるさんご本人にお会いしまして、とにかく喋る方だし、相手によってしゃべり方を変える方だなと。そのスイッチの入り方や動きや、独特の話し方を観察しました。ただ、モノマネではないので、僕のオリジナルの中の“村西とおる”を生み出しました」と作品への率直な感想と役作りを明かし、満島は「山田孝之主演で『全裸監督』。参加しないわけがないです。話を聞いたときにすぐに返事しました。非常にワワクワクしました。このお話をいただいたとき、まだNetflixのことを僕らの世代は知っているけど、上の世代はあまり知らないという時期だったんですが、僕はこのチームで日本の未来を作っていきたいと思いました」と熱い想いを語り、玉山は「エンターテインメントにメスを入れる作品です。Netflixは黒船だと言われただけある」と感嘆しきり。自身の役どころについては「平凡な暮らしをしてた男性が村西という人物と出会って、そこからメジャーになりあがっていくんです。平凡な男が対局側にあった世界を知って大成功を収めていく」という考えがあったと言い、初登場時のぶっ飛んだキャラクターになったアドリブについての考えも明かした。
村西と共に社会の常識もひっくり返すこととなる女優・恵美を、まさに体当たりで演じた森田は「脚本を読んだ時は、攻めた内容なので一部の人しか見てくれない気がしていたんですが、実際見てみたらポップでエンタメしていて、明るい作品だったんです。黒木 香さんについても、調べれば調べるほど、私が映画のことが大好きなように、ただAVという場所を見つけただけで、自分と近いところがあるなと思いました。AV撮影のシーンは恥ずかしかったですけど……武監督もお手本を見せてくれて、乗り切ることができました」と、難しい役に挑んだ正直な思いを口にした。本作を総監督した武は、恵美を演じた森田の起用理由について「村西が恵美に出逢ったように、スターを発掘したかった。そのオーディションを彼女が勝ち取ったんです」とその熱意を語り、AV撮影のシーンを乗り越えてさらに山田、森田をはじめとした“チーム村西”の勢いが芝居を超えて強まったことも明かした。山田は、「実はほぼ全身が筋肉痛になったり、アクション・シーンを撮影するくらいハードだった」と撮影の苦労を明かしながらも、「撮影が終わってほしくないと思ったのは初めて」と力強く語った。さらにイベント内では、最新予告編を紹介し、イベントに合わせて解禁となった。
◇ Netflixについて
Netflixは、190ヵ国以上で1億4800万人の有料メンバーが利用するエンターテインメントに特化した世界最大級のオンライン・ストリーミング・サービス。各種受賞作を含む幅広いジャンルのコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画などを多言語で配信している。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけエンターテインメントを楽しむことができる。当社サービスには、広告や契約期間の拘束は一切ないうえ、Netflix独自のレコメンデーション機能が一人ひとりのメンバーの好みに合わせて作品をオススメするので、お気に入りの作品が簡単に見つかる。
(オフィシャル素材提供)
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