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武蔵野館 百周年記念企画上映
「世界のミフネと呼ばれた男
~三船敏郎生誕百年記念~」

2020-01-25 更新

三船敏郎生誕百年記念mifunetoshiro

 日本のみならず、世界中の映画ファンに愛され、ハリウッドの殿堂「ウォーク・オブ・フェイム」にその名を刻む三船敏郎。本年4月1日が生誕百年となる。武蔵野館百周年記念企画では、3月下旬から4月上旬にかけ、三船敏郎の生誕百年を記念し「世界のミフネと呼ばれた男~三船敏郎生誕百年記念~」をテーマに、選りすぐりの名作を上映する。

 まずは、三船敏郎の記念すべきデビュー作、冬の日本アルプスでロケーションを行った山岳アクション映画『銀嶺の果て』。二枚目半のニセ宝石の細工師と、街頭の似顔絵描きの恋物語が展開するライトコメディ『東京の恋人』。三船演じるタクシー運転手と客とのエピソードを中心にしたオムニバス作品で、素の三船敏郎に近いキャラクターが魅力的と言われる『吹けよ春風』。何度も映像化されている吉川英治の長編小説『宮本武蔵』の戦後最初の映画化作品であり1955年、第28回米アカデミー賞®特別賞(最優秀外国映画)に輝く『宮本武蔵』。稲垣浩監督が1943年(昭和18年)に製作した『無法松の一生』を自らリメイクし、第19回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『無法松の一生』。そして「シラノ・ド・ベルジュラック」を原案に、ある侍の恋の苦悩を煌びやかに描いた大作『或る剣豪の生涯』、三船敏郎・鶴田浩二の、当時の東宝2大スター競演によるアクション映画『暗黒街の対決』。加えて、太平洋戦争時、連合艦隊の司令長官であった山本五十六(三船)の人間像を、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて描いた『連合艦隊司令長官 山本五十六』、以上8作品が上映される。

 場内ロビーでは、ここでしか見ることのできない大変貴重な写真パネルの展示も予定している。

 劇場の大画面で観たい大作から、めったに上映されることのない貴重な作品も数多くラインナップし、全作を35mmフィルムにて上映される。今なお色あせることのない三船敏郎の魅力を満喫できる貴重な武蔵野館百周年企画上映、お見逃しなく!


上映スケジュール

■『無法松の一生』3月27日(金)/3月30日(月) at 武蔵野館
■『連合艦隊司令長官 山本五十六』3月28日(土)/3月29日(日) at 武蔵野館
■『暗黒街の対決』3月31日(火) at 武蔵野館
■『銀嶺の果て』4月1日(水)/4月2日(木) at 武蔵野館
■『東京の恋人』4月3日(金)/4月6日(月) at シネマカリテ
■『或る剣豪の生涯』4月4日(土) at シネマカリテ
■「宮本武蔵』4月5日(日)/4月7日(火) at シネマカリテ
■『吹けよ春風』4月8日(水)/4月9日(木) at シネマカリテ

武蔵野館百周年記念 公式HP: http://shinjuku.musashino-k.jp/100th

 ※最新情報は公式HP をご参照ください。



上映作品 ※上映日程順

『無法松の一生』

 1958年、日本、上映時間:104分、東宝

 監督:稲垣 浩
 出演:三船敏郎、高峰秀子、芥川比呂志、笠 智衆ほか

 北九州の小倉を舞台に、博打ばくち好きで喧嘩っ早いが、人情味溢れる人力車夫・松五郎の生涯を明るく描く。


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©1958 東宝


『連合艦隊司令長官 山本五十六』

 1968年、日本、上映時間:131分、東宝

 監督:丸山誠治
 出演:三船敏郎、加山雄三、黒沢年男、久保 明、平田昭彦、佐藤允、藤田 進、松本幸四郎ほか

 第二次世界大戦突入を憂慮しながら、皮肉にも連合艦隊司令長官に任命された山本五十六の人間像が、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などを通じて描かれる壮烈な運命のドラマ。


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©1968 東宝


『暗黒街の対決』

 1960年、日本、上映時間:95分、東宝

 監督:岡本喜八
 出演:三船敏郎、鶴田浩二、司 葉子、河津清三郎、田崎 潤ほか

 『独立愚連隊』などの痛快娯楽作を多数残した鬼才・岡本喜八監督作品。2つの暴力団が、砂利採取の利権をめぐって争う町。そこへ東京から左遷させられたという刑事(三船)がやって来て……。
 三船敏郎と鶴田浩二の2大スターの共演が話題を呼んだ作品。


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©1960 東宝


『銀嶺の果て』

 1947年、日本、上映時間:89分、東宝

 監督:谷口千吉
 出演:志村 喬、三船敏郎、若山セツ子、河野秋武、小杉義男、高堂国典ほか

 警察の手を逃れた三人組の拳銃強盗が、老人と孫娘、そして登山家のいる北アルプスの山小屋にたどり着く。追いつめられた3悪人の凄絶な抗争をダイナミックに描いた三船敏郎のデビュー作。


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©1947 東宝


『東京の恋人』

 1952年、日本、上映時間:97分、東宝

 監督:千葉泰樹
 出演:三船敏郎、原 節子、杉 葉子、小泉 博ほか

 ニセ宝石の細工師(三船敏郎)と、街頭の似顔絵描き(原節子)の恋物語を描いたコメディ作品。
 共演者に杉 葉子、小泉 博、森繁久彌、清川虹子、藤原鎌足など、豪華なキャスティングも話題に。


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©1952 東宝


『或る剣豪の生涯』

 1959年、日本、上映時間:111分、東宝

 監督:稲垣 浩
 出演:三船敏郎、宝田 明、司 葉子、河津清三郎ほか

 フランスの有名な戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を時代劇に翻案。人一倍鼻が大きい男・駒木只八郎の恋にまつわる悲喜劇。稲垣 浩が「無法松の一生」に続き脚本と監督を務めた作品。


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©1959 東宝


『宮本武蔵』

 1954年、日本、上映時間:94分、東宝

 監督:稲垣 浩
 出演:三船敏郎、三國連太郎、尾上九朗右衛門、岡田茉莉子、八千草 薫ほか

 ご存じ吉川英治原作を稲垣 浩監督が、戦前の片岡千恵蔵バージョンに引き続き映画化(3部作の第1作)。宮本武蔵を演ずるのは三船。関ヶ原の戦いから沢庵和尚の教えで旅に出るまでが描かれる。
 1955年、第28回米アカデミー賞®特別賞(最優秀外国映画)受賞作品。


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©1954 東宝


『吹けよ春風』

 1953年、日本、上映時間:83分、東宝

 監督:谷口千吉
 出演:三船敏郎、小泉 博、岡田茉莉子、青山京子、越路吹雪、小林桂樹、三國連太郎、山村 聰、山根寿子ほか

 黒澤 明と谷口千吉による共同脚本作品。東京の街を廻るタクシーの運転手が乗せる様々な乗客たち。彼らとの一期一会のエピソードに垣間見る人間模様を、オムニバス形式で描いた作品。



©1953 東宝



武蔵野館百周年記念 公式HP:
http://shinjuku.musashino-k.jp/100th(外部サイト)

公式ツィッター:@musashinokan100


 ■ 場内ロビー展開、物販、イベント等は予定であり、諸事情により中止となる場合があります。予めご了承の程お願いいたします。



(オフィシャル素材提供)



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