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2019-03-11 更新
「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年の春に始まり、毎年1万人を超える観客が訪れるゴールデンウィーク恒例のイベント「イタリア映画祭2019」として開催が決定、今年で19回目を迎える。
今年の上映作品は、新進気鋭から巨匠まで、世界の映画祭を席巻した作品もあれば、ドラマ、コメディー、ロマンス、クライム、歴史などバラエティに富んだ各ジャンルが取り揃えられ、旬な新作14本が日本初お目見えとなる。
また、<アンコール上映作品>は、昨年惜しまれつつもこの世を去 ったイタリア映画の巨匠、ヴィットリオ・タヴィアーニ監督とエルマンノ・オルミ監督を追悼し、日本で劇場上映権のない5作品が特別に上映される。その他、短編1本も上映される。
『輝ける青春』『フォンターナ広場─イタリアの陰謀』の巨匠マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督の最新作『女性の名前』は、現代の風潮を捉えたセクシャル・ハラスメントに立ち上がる一人の女性の物語。
2018年カンヌ国際映画祭<主演男優賞>ほか数々の賞を受賞し話題となった『ドッグマン』(8月公開)、ムッソリーニが現代によみがえる『帰ってきたムッソリーニ(仮題)』(今秋公開)、実在の名画盗難事件をもとにした『盗まれたカラヴァッジョ(仮題)』も特別に上映される。また、ベルリン、ベネチアそれぞれのコンペティション部門に出品された『私の娘よ』、『カプリ島のレボリューション』など旬のイタリア映画が一挙に揃うチャンスは見逃せない。
例年通り、来日ゲストが登壇する開会式や各作品の上映後に行うQ&A、サイン会も予定しており、旬のイタリア映画に触れ合う貴重な機会となる。映画祭は東京のほか大阪(ABC ホール)でも開催が決定している。
日本初公開最新作
『私の娘よ』
原題:Figlia mia
監督:ラウラ・ビスプリ
出演:ヴァレリア・ゴリーノ、アルバ・ロルヴァケルほか
(2018年、96分)
『女性の名前』
原題:Nome di donna
監督:マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ
出演:クリスティアーナ・カポトンディ、ヴァレリオ・ビナスコほか
(2018年、92分)
『私が神』
原題:Io c'è
監督:アレッサンドロ・アロナディーオ
出演:エドアルド・レオ、マルゲリータ・ブイほか
(2018年、100分)
『幸せな感じ』
原題:Euforia
監督:ヴァレリア・ゴリーノ
出演:リッカルド・スカマルチョ、ヴァレリオ・マスタンドレアほか
(2018年、115分)
『ルチアの恩寵』
原題:Troppa grazia
監督:ジャンニ・ザナージ
出演:アルバ・ロルヴァケル、エリオ・ジェルマーノほか
(2018年、110分)
『アルマジロの予言』
原題:La profezia dell'armadillo
監督:エマヌエーレ・スカリンジ
出演:シモーネ・リベラーティ、ピエトロ・カステッリットほか
(2018年、99分)
『ある日突然に』
原題:Un giorno all'improvviso
監督:チーロ・デミリオ
出演:アンナ・フォリエッタ、ジャンピエロ・デ・コンチリオほか
(2018年、88分)
『カプリ島のレボリューション』
原題:Capri-Revolution
監督:マリオ・マルトーネ
監督:出演:マリアンナ・フォンターナ、レーノート・ショルテン・ヴァン・アシャットほか
(2018年、122分)
『憶えてる?』
原題:Ricordi?
監督:ヴァレリオ・ミエーリ
出演:ルカ・マリネッリ、リンダ・カリーディほか
(2018年、106分)
『月を買った男』
原題:L'uomo che comprò la luna
監督:パオロ・ズッカ
出演:ヤコポ・クッリン、ベニート・ウルグほか
(2018年、103分)
『彼女は笑う』
原題:Ride
監督:ヴァレリオ・マスタンドレア
出演:キアラ・マルテジャーニ、レナート・カルペンティエーリほか
(2018年、95分)
※『彼女は笑う』には同監督の短編『サンテンハチジュウナナ』(Trevirgolaottantasette/2005/12min)が先立って上映されます。
『帰ってきたムッソリーニ(仮題)』
原題:Sono tornado
監督:ルカ・ミニエーロ
出演:マッシモ・ポポリツィオ、フランク・マターノほか
(2018年、99分)
『ドッグマン』
原題:Dogman
監督:マッテオ・ガッローネ
出演:マルチェッロ・フォンテ、エドアルド・ペッシェほか
(2018年、103分)
『盗まれたカラバッジョ(仮題)』
原題:Una storia senza nome
監督:ロベルト・アンドー
出演:ミカエラ・ラマッツォッティ、アレッサンドロ・ガスマンほか
(2018年、110分)
アンコール上映作品
『サン★ロレンツォの夜』
原題:La notte di San Lorenzo
監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
出演:オメロ・アントヌッティ、マルガリータ・ロサーノほか
(1982年、107分)
『ひばり農園』
原題:La masseria delle allodole
監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
出演:パス・ヴェガ、モーリッツ・ブライプトロイほか
(2007年、117分)
『情熱とユートピア』
原題:La passione e l’utopia
監督:マリオ・カナーレ
(2014年、93分)
『聖なる酔っ払いの伝説』
原題:La leggenda del santo bevitore
監督:エルマンノ・オルミ
出演:ルトガー・ハウアー、アンソニー・クェイルほか
(1988年、129分)
『ポー川のひかり』
原題: Cento chiodi
監督:エルマンノ・オルミ
出演:ラズ・デガン、ルーナ・ベンダンディほか
(2006年、94分)
「イタリア映画祭2019」
◆ 開催期間:4月27日(土)~5月4日(土・祝)
◆ 有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン 11階)
◆ 主催:イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
◆ 後援:イタリア大使館
◆ 協賛:コスタクルーズ日本支社、FCA ジャパン株式会社
◆ 協力:株式会社 帝国ホテル、アリタリア-イタリア航空
■ 公式サイト:http://www.asahi.com/italia/2019/ (外部サイト)
一般の方のお問合せ:050-5542-8600(ハローダイヤル:~4月26日)/03-5221-0070(会場、会期中のみ)
※前売り券販売開始は3月16日(土) 10:00から
※前売り一般:1450円、学生・60歳以上:1350円、当日一般:1700円、学生・60歳以上:1600円
「イタリア映画祭2019 大阪」
◆ 開催期間:5月18日(土)~19日(日)
◆ ABCホール(大阪市福島区福島1‐1‐30)
(オフィシャル素材提供)
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