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『犯罪症候群 Season2』完成披露試写会

2017-05-16 更新

溝端淳平、山田裕貴、原 幹恵、柳ゆり菜、坂本浩一監督

hanzaishokogun
© WOWOW

 谷原章介が6月5日、都内で行われたWOWOWの主演ドラマ「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ 連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」(11日スタート、日曜・後10時)の完成試写会に、共演する玉山鉄二、渡部篤郎とともに出席した。

 警視庁の“裏稼業”を描いた貫井徳郎の社会派サスペンス小説「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」を「犯罪症候群」のタイトルでWOWOWと東海テレビがタッグを組み連続ドラマ化。警察組織が扱いにくい事件を捜査し、真相を追い求める“特殊任務”に就くことになった元刑事・武藤 隆(玉山)、武藤の親友で警視庁の刑事・鏑木 護(谷原)、特殊任務を指示する警視庁人事二課・環 敬吾(渡部)の3人を軸に重厚なストーリーが展開する本作。東海テレビ(フジテレビ系全国ネット)で放送されたシーズン1に続き、WOWOWでは原作の「殺人症候群」をシーズン2(全4回)として放送する。

 武藤は親代わりにかわいがってきた妹を未成年者に殺され、鏑木はその妹の恋人だった。シーズン1では復讐心に苦しむ武藤を主人公に物語が展開。シーズン2は鏑木を主人公に、鏑木が一線を越えた復讐心にとらわれていく様と、鏑木に待ち受ける衝撃の結末を武藤や環との関わりの中で描いていく。

 谷原はシーズン2に関し、「鏑木がメインとはいえ、シーズン1では描かれてこなかった鏑木のいろいろな面が描かれるというだけのこと。玉山さん、渡部さんと3人で引っ張てきた作品であり、シーズン1からさまざまなところが引き継がれてのシーズン2となっています」とコメント。

 玉山は「シーズン2はシーズン1より出番がかなり減ると聞いていたんです。でも台本を読んだら……。とはいえ、シーズン2はより物語が深くなり、展開もダイナミック。正直、シーズン2に主演する谷原さんがうらやましいです」と笑いを誘いながら語った。

 さらに渡部も「WOWOWのドラマに出る際はまず『ぜひご加入を』と言わせてもらっています」と朗らかに挨拶。そのあとで「この作品の会見はシーズン1に続いて2度目。同じ作品を再びアピールできるのがうれしい」と語った。

 シーズン1を終え、玉山は「少しは気持ちが解放されました」、谷原は「シーズン1を受けてのシーズン2。気持ちが途切れないように心掛けました」渡部は「シーズン2まで終わらないと作品の終了は考えられない」とそれぞれに。

 玉山は全編深刻な場面の撮影だったにも関わらず、渡部のリラックスした取り組みに衝撃を受けたと告白。「本番直前、渡部さんが車をカードで買うと突然話されたんです。驚きのまま演じ、NGを出してしまいました」と打ち明け、渡部は「それは申し訳なかった。ごめんね」と詫びる場面も。

 視聴者からの質問に答えるコーナーも用意され、「俳優としての“症候群”を教えてください」と聞かれると、楽しい解答が返ってきた。

 せっかちだと言う谷原は「7割方ズボンのチャックが開いている症候群」だと。さらに玉山は「セリフを噛むと落ち込む症候群」、渡部は「現場の誰も気づいていないと思いますが、早く帰りたい症候群です」と。渡部の言葉に玉山が「気づいていました」とすばやくツッコミを入れ、和やかな雰囲気となった。

 最後に谷原は「シーズン2の原作『殺人症候群』は傑作。原作に恥じぬよう、現場ではねばって撮影をしております。視聴者の皆さんを必ず驚かせ、楽しませる作品となっています。第1話は無料放送とのことなので、ぜひご覧いただき、そのあとで加入をお願いいたします」と視聴者にメッセージを送った。


WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」

 ■放送日時:6月11日(日) スタート 毎週日曜 夜10:00 (全4話・第1話無料放送)

 ■原作:貫井徳郎「殺人症候群」(双葉文庫刊)
 ■脚本:篠﨑絵里子
 ■監督:村上正典、都築淳一
 ■音楽:やまだ豊
 ■出演:谷原章介、玉山鉄二、渡部篤郎、木村多江、野間口徹、手塚理美、板尾創路ほか

 ■ストーリー:鏑木 護(谷原章介)は警視庁から所轄に左遷される。ある日、ビルの下で転落したと思われる少年の遺体が見つかり、鏑木も現場検証に立ち合う。やがてこの件は事故死として処理されるが、警視庁の環 敬吾(渡部篤郎)は不審に思っていた。環は武藤 隆(玉山鉄二)を呼び出しある資料を渡す。それはこの1年で起きた「4人の死亡事故記録」だった。
 実は死亡した4人には過去に殺人歴があった。そして、転落死した少年にも殺人歴があった。この1年間に殺人歴のある未成年者が5人も“事故死”している。
 一連の出来事には裏があると感じた環は武藤に捜査協力を要請。武藤は秘密裏に捜査をし、少年犯罪被害者遺族の団体「少年犯罪を考える会」の代表・牧田浩文(板尾創路)と 会員の矢吹響子(木村多江)にたどりつく。牧田と矢吹は大切な人を未成年者に殺されており、その加害者は共に亡くなっていた。一方の環はさらなる疑念を抱く。それは、鏑木が“事故死”へ関与しているというものだった。

 制作・提供:WOWOW
制作協力:共同テレビ

 ■特設サイトhttp://hanzaishokogun.com/ (外部サイト)


(オフィシャル素材提供)



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