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2017-06-08 更新
池井戸潤の“幻の長編”と呼ばれていた「アキラとあきら」。その作品が徳間書店よりオリジナル文庫『アキラとあきら』として刊行されるのに合わせ、WOWOWが最速ドラマ化し、7月9日(日)より放送する。
WOWOWが池井戸作品を手掛けるのは「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」(09年/全5話)、「連続ドラマW 下町ロケット」(11年/全5話)、「連続ドラマW 株価暴落」(14年/全5話)に次いで4作目だが、今回はその中でも最長の全9話で制作。スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと堪能できる。
大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂 彬(かいどうあきら)。父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎 瑛(やまざきあきら)。2人の人生は、何かに導かれるように交差する。幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択。反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折……。人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に、「アキラとあきら」の“宿命”のドラマを描く。
彬役には6月に自らが企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』の公開が控える向井 理、瑛役には俳優としてだけではなく、映画情報番組「映画工房」の司会、監督業など幅広い分野で活躍する斎藤 工。W主演の2人は連続ドラマW初登場となる。なお、原作「アキラとあきら」は大幅な加筆修正を加え、徳間文庫より5月17日に発売され即重版が決定し大反響を呼んでいる。ドラマでは階堂 彬が主軸に、原作では山崎 瑛が主軸にストーリーは展開され、ドラマを見ても原作を読んでも楽しめる内容となっている。
そしてこの度、本作のクランクアップ、向井 理と斎藤 工からコメントが到着した!
まだ寒い今年の2月後半に撮影をスタートさせた本作はすでに春を越えて、長期の撮影を経てクランクアップを迎えた。同年代の向井 理と斎藤 工はプライベートでも親交があり、まるで運命かのように同じ名前の役を演じている。今回で4度目の共演になるがW主演という大役で尚且つしっかりと対峙した2人芝居はこれが初となる。
撮影現場で毎日のように顔を合わせた2人だが「その距離感は作品が終わってもその前も変わらないような関係性」とお互いを尊敬し、信頼し合っている。斎藤が一足先にクランクアップを迎えた午後、先に出番を終えた向井はサプライズで登場し、斎藤を始めスタッフを労った。また、オールアップとなった最終日には斎藤もスケジュールを空けてサプライズで登場し、お返しとばかりに現場を和ませた。
◆向井 理(階堂 彬役)のコメント
最初に台本を読んだ時に今まで味わったことのない躍動感のある台詞の入り方で、特に後半から一気に読んで、台詞がどんどん入っていくのと同時に階堂という人間もだんだん理解していくようになりました。撮影に入ってからは撮影時間が長くなれば長くなるほど充実感が増したので、今は「撮影を終えた」という実感よりもまだ続いていくような感覚があります。
◆斎藤 工(山崎 瑛役)のコメント
大河ドラマではないですが、幼少期から青年期までをバトンを繋いでいくような大きなエネルギーが集まっている作品に参加したんだなと実感しました。題材からも会議室での撮影シーンは多かったと思いますが、今日は外のロケで気持ちもよくて、非常に後味の良いクランクアップになったなと思います。
さらに、本作のOAに先駆けて放送している「連続ドラマW アキラとあきら」ミニガイド番組「キャスト編」と「ストーリー編」の映像を解禁! 本作をより深く楽しむための充実した内容が詰まっており、ドラマ特設サイトでも視聴が可能だ。
「キャスト編」ではW主演を演じる向井と斎藤がお互いのことや共演者について語り、それぞれの役柄などについてもコメントしている。また、「ストーリー編」では“池井戸潤・原作 連続ドラマW作品”としてWOWOWメンバーズオンデマンド配信中の「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」(全5話)、「連続ドラマW 下町ロケット」(全5話)、「連続ドラマW 株価暴落」(全5話)の3作品と合わせ、最新作「連続ドラマW アキラとあきら」の見どころなどもたっぷりと紹介されている。
WOWOW連続ドラマW「アキラとあきら」
■放送表記:WOWOWプライムにて7月9日(日)放送!! 毎週よる10時~(全9話)
※第1話無料。
■原作:池井戸潤「アキラとあきら」(徳間文庫 2017年5月17日刊行予定)
■脚本:前川洋一
■監督:水谷俊之、鈴木浩介
■音楽:羽岡 佳
■出演: 向井 理、斎藤 工、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、松重 豊、瀧本美織、永島敏行、尾美としのり、石丸幹二ほか
■ストーリー:昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行われていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂 彬(向井 理)と山崎 瑛(斎藤 工)。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。
日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂 彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎 瑛。二人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行した。実は二人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、二人はまだその事実に気づいていない。
良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、苦難を乗り越えていく二人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が二人に降り掛かる……。
制作・提供:WOWOW
■特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/akira/ (外部サイト)
■「連続ドラマW アキラとあきら」/ミニガイド(キャスト編)【WOWOW】<公式Youtube>:https://youtu.be/z8hZ_YYokSE (外部サイト)
■「連続ドラマW アキラとあきら」/ミニガイド(ストーリー編)【WOWOW】<公式Youtube>:https://youtu.be/rKYR6-P0pHk (外部サイト)
(オフィシャル素材提供)