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2014-05-30 更新
諸星和己、大沢樹生、小沢仁志
配給:ユナイテッドエンタテインメント
新宿ミラノにて公開中ほか 全国順次公開
© 2014「鷲と鷹」製作委員会
映画『鷲と鷹』の初日舞台挨拶が新宿ミラノにて開催され、元“光GENJI”のメンバーで主演の諸星和己、大沢樹生ほか小沢仁志が登壇した。
客席を通って登壇する形で舞台挨拶は始まったが、諸星と大沢の20年来のタッグを待ち望んでいたかのように満員御礼となった客席のボルテージは最高潮に。この日、新宿ミラノに押しかけた総勢600人のファンからは黄色い声援が飛び交った。
その熱気に包まれて大沢は「今日は、こんなにたくさんの皆さんにご覧いただきまして、本当に嬉しく光栄に思っております」と、自身が初監督を務めた映画『鷲と鷹』が良いスタートを切ったことに目を潤ませた。それに対して小沢が「お忙しい中『アナと雪の女王』を観に来てくださりありがとうございます。雪の女王を演じました小沢です」とボケをかますと、場内は大爆笑。客席のムードは一気に和やかになった。
去る1月の、本作の完成披露記者会見から4ヵ月が過ぎ、今の気持ちを聞かれると諸星は「4ヵ月の間、いろいろありましたけど、僕も昨日、『いよいよ明日かと。ASKA……?』」とさり気なく、渦中の人をネタにあげると小沢に即座に突っ込まれ、諸星も「すみません、今日は余計なことは言うなと言われてました」と笑いながら猛省。
一方の大沢は、今の心境を尋ねられると「今日は朝の4時に目が覚めてしまいまして、本来は2度寝、3度寝が出来る男なんですが、どうもネガティブになってしまって、この映画を受け入れてもらえるか不安でした。でも先ほどの拍手を目にしてホッとしました」と、肩の荷を降ろした。
本作は大沢自らキャストを選んだということだが、大沢から話しをもらった時の感想を聞かれると諸星は「断る理由がないですよね」と真剣に質問に答えた。続けて「皆さんが思っている、(二人の)不仲を使い、友情物語を作る。なんて柔軟な発想なんだろうと思い引き受けました」と少々自虐なネタで笑いを誘った。更に「今日は余計なことは言うなって言われてますから」と再度自制するふりを見せながら「余計な~」と、光GENJIの楽曲提供をしたCHAGE AND ASKAの名曲を歌いだすなど、やりたい放題。真剣に話す大沢と、自由奔放な諸星を見て小沢は「この二人は仲がいいのか悪いのか本当にわからない。樹生とは十数年来の仲なので、今回は諸星との通訳として出演させていただきました」と、二人の間を取り持つ重要な役割を果たしていることを明かした。二人の仲について諸星は「僕達は水と油。ある意味ドレッシングだから、みんなが好むのです」と、またもや真相は明かさぬ形で詰め掛けた報道陣を上手くかわした。
また、諸星を起用した理由を聞かれた大沢は「諸星さんに断られても、(元光GENJIは)あと5人いるので」とこれまで真面目だった大沢がジョークをかますと場内も笑いの渦に。しかし「ダブル主演を考えた時に、誰が説得力があるか考えたら諸星さんだったんですね」と本音を告白した。それに対して諸星は「内海じゃ画にならないってことです」とサラッと毒を吐き場内は爆笑。
更にMCから「本作にかける意気込みは相当だったのでは? 一言で答えてください」と振られると諸星は「え? 一言で?」と困惑。小沢に「イエスでいいじゃない」と言われると即座に諸星は「SAY YES」と再三に渡って茶化した。
こうして諸星と大沢の20年ぶりの2ショットに懐かしみながらも終始笑いが途絶えない、和やかな雰囲気の中で舞台挨拶は終了となった。
(オフィシャル素材提供)
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