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2014-03-29 更新
阿部 寛、上戸 彩、宍戸 開、竹内 力、菅登未男、いか八朗
琴欧洲、豪風関、大喜鵬
配給:東宝
2014年4月26日 全国東宝系ロードショー
© 2014「テルマエ・ロマエII」製作委員会
映画『テルマエ・ロマエII』の完成披露イベントが都内にて行われ、阿部 寛、上戸 彩、宍戸 開、竹内 力、菅登未男、いか八朗が出席した。本作には、日本相撲協会の協力のもと10数名の力士が出演しており、この日はそのうち琴欧洲、豪風関、大喜鵬関の3名がイベントに参加した。
本作は、ヤマザキマリの人気“風呂”マンガを実写映画化し大ヒットした映画『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まった主人公ルシウス(阿部 寛)が、再び日本と古代ローマを行き交うさまをコミカルに描く。この日のイベントではキャストが“だし”に乗って登場し、力士たちも交えてレッドカーペットを歩いた。
日本映画では初となる、ブルガリアでの大規模ロケも敢行。阿部は「ブルガリアに見上げるような大きなセットを作って、『ベン・ハー』のようなハリウッドの大作に出演しているかのような気持ちになりました」と撮影を振り返った。「前作よりもスケールもパワーもアップしています。劇場で皆さんをお待ちしてます」と仕上がりにも自信たっぷり。
上戸も「ブルガリアの夜は、20時くらいまで明るいんです。みんなでご飯を食べに行ったり、楽しく時間を過ごしました」と海外ロケを満喫した様子。
阿部は役づくりについて、「前回は古代ローマ人役になりきれるか心配でしたが、今回は迷いが全くなく、“探り”なしで面白いことを追及できました。恐れを抱かずに、ギャグも思いっきりやりました」と充実の表情を見せる。上戸も「ルシウスの体や、やる気を見ればその自信が伝わると思います」と阿倍の体当たり演技を絶賛。
先日引退を表明した琴欧洲は、古代ローマのグラディエーター(剣闘士)役で映画初出演。「大変緊張しました」と感想を述べつつも、「また阿部さんの胸を借りて(芝居に)挑戦してみたいです」と俳優業に意欲を見せた。阿部も「ぜひ!」と背中を押していた。
撮影中、力士の取り組みを実際に見たという阿部は、「体が当たる音があんなにすごいのかとビックリしました」と語り、「今日も、裏でどのくらい力があるのかなと思って、(琴欧洲に)組んでもらったんですけど、片手で軽々と持ち上げられてビックリしました」と驚きを隠せない。この日琴欧洲が実際に阿部を持ち上げ舞台で再現して見せて会場を沸かせた。
(取材 文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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