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2014-03-15 更新
フィル・ロード、クリストファー・ミラー(脚本・監督)
全世界で愛されるおもちゃ“レゴ”の世界が映画になった! アクション・アドベンチャー『LEGO® ムービー』の日本公開を前に、脚本兼監督であるフィル・ロード&クリストファー・ミラーのインタビューが届いた。
フィル・ロード: まるで8歳の子供が作ったような映画だと感じて楽しんでもらえたら嬉しいよ。
クリストファー・ミラー: この映画を観て自分でもレゴを作ろうと思って欲しいな。レゴで新しい作品を組み立ててみたりして、新たな挑戦をして欲しいんだ。それがこの映画のテーマにもなっているからね。
フィル・ロード: 映画を観る前は、「OK、楽しいだろうけど、どうだろうな?」と思うかもしれない。でも観終わったら、「すごい! ストーリーもリアルだし、共感もできるし、感動した」と感じるはずさ。なにしろ僕らは、「これはとても楽しい映画だし、様々な世界が7つも出てくる。それにキャラクターたちも何百万と登場する。夢中になれるし感動できる話になっているはずだから、飽きて寝ちゃうことなんて絶対にないぞ」と思っていたからね。居眠りする観客なんてほとんどいないと思うけど、みんなにはバッチリ起きて楽しんでもらいたいね。
クリストファー・ミラー: それに大音量だしね。
フィル・ロード: そう、かなりね。あえて大音量にもしたんだよ。
クリストファー・ミラー: そうだよ。脚本の中に“Everything is Awesome すべてはサイコー”というタイトルの曲があることを記しておいたんだ。しかも耳から離れない安っぽいポップソングとしてね。実際にバカバカしくて、頭から離れない曲になったね。
フィル・ロード: 脚本家兼監督としては夢が叶った気分だったよ。愉快で才能のある人々を起用することができて、もう半分は勝ったも同然だったよ。彼らの後ろに隠れていれば監督兼脚本家としての弱点を隠すことができるからね。
クリストファー・ミラー: あと、コメディアンじゃないけど、とても楽しいと思った人たちをキャストに加えたかったんだ。例えばモーガン・フリーマンやリーアム・ニーソンだね。そこにウィル・フェレルやクリス・プラット、エリザベス・バンクス。ウィル・アーネットといった最高に面白くてアドリブ上手な人たちに参加してもらって、さらにニック・オファーマン、アリソン・ブリー、チャーリー・デイを起用した。彼らのアイデアは大歓迎だったし、リラックスしてアドリブをしてもらいたかったんだ。全員がリアルで自然でかなり面白い演技をしてくれたね。一流な人々だったおかげで大きな手助けになってくれたよ。
フィル・ロード: レゴブロックで可能なことの限度を守りながら、ハリウッド超大作ならではのスケール感を出したかったんだ。だから例えば腕はあれ以上、上がらないから表現手段のひとつとして使っていくようにしたりと、決め事をしていったんだよ。大体はうまくいったね。この作戦が功を奏したのは嬉しい喜びだったと思っているよ。
クリストファー・ミラー: あと、映画に登場するすべてがレゴでできていることにこだわったよ。過去にはないような映画にしたかったからね。海も炎も煙も爆発も雲も全部レゴだ。「こんなの上手くいくワケない」と思っていた人もいたけど、実際には上手く行ったどころか、最高の出来栄えになったと思うね。
フィル・ロード: そうだね。
(オフィシャル素材提供)
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