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2014-02-20 更新
時代劇なのに癒される――と評判の連続ドラマ「猫侍」。全国17局ネット、BSフジ、ひかりTV、スターキャットなどで放送され、猫好き、動物好きの枠を超えて支持層をどんどん広げている“癒し動物時代劇”が、映画になった。
“まだら鬼”の異名を持つ剣豪・斑目久太郎を演じるのは、もちろん北村一輝。ローマ人を演じた『テルマエ・ロマエ』から名優・仲代達矢と父子役で渡り合った『日本の悲劇』まで多彩な役柄を演じ分け、同時に強烈な個性も併せ持つ実力派スターである。
そして、妻役の横山めぐみほかドラマ版の主要キャストはそのままに、映画用のオリジナル・ストーリーで全編撮り下ろし撮影を敢行した今回は、映画ならではの豪華キャストが新たに参入。ヒロインに、『転校生-さよなら あなた-』『RIVER』の蓮佛美沙子。ライバルの用心棒役に、「相棒」シリーズで水谷豊の初代相棒役を務めた寺脇康文。さらに、浅利陽介、洞口依子、温水洋一、津田寛治、戸次重幸、斎藤洋介、小野寺昭といったそうそうたる顔ぶれが集結した。
監督は、数々の三池崇史作品で助監督を務め、土屋太鳳主演の『アルカナ』で監督デビューを飾った山口義高。また、主題歌を真心ブラザーズが本作のために書き下ろしている。
もちろん、斑目のモノローグ(心の声)をはじめドラマ版で好評の、ちょっとゆるくて癒されるテイストは踏襲しつつ、剣豪同士の対決などハードなアクションも盛り込まれた緩急自在の展開は、映画ならではの時代劇の醍醐味に溢れている。そればかりか、EDO WONDERLAND 日光江戸村の全面協力で撮影された豪華でリアルな江戸の街並みの映像は、映画でこそ真価を発揮するというもの。
この春、久太郎×玉之丞のツンデレ模様が、花のお江戸中を、ひいてはアナタの心までも引っかき回すことだろう。
ストーリー時は幕末。かつては百人斬りと恐れられたものの今や貧乏浪人となり果てた斑目久太郎の元に、暗殺の依頼が舞い込む。
ターゲットは、敵対する一家の親分……ではなく、親分が飼っている猫。背に腹はかえられず依頼を引き受けた斑目だったが、その猫・玉之丞のつぶらな瞳に武士魂を一刀両断にされるという返り討ちに合い、こっそり連れ帰るハメに。
だが、それを機に彼は、猫派vs.犬派の抗争に巻き込まれていくのだった……。
(2014年、日本、上映時間:100分)
キャスト&スタッフ
監督:山口義高
原案・プロデュース:永森裕二
企画協力:是枝裕和、諏訪敦彦
脚本:永森裕二、山口義高、城定秀夫
主題歌:「I’M SO GREAT!」真心ブラザーズ(Do Thing Recordings)
出演:北村一輝、蓮佛美沙子、浅利陽介、戸次重幸、洞口依子、温水洋一、津田寛治、横山めぐみ、斎藤洋介、小野寺昭、寺脇康文ほか
企画・配給
AMGエンタテインメント
3月1日よりシネマート新宿ほか全国公開
オフィシャルサイト
nekozamurai.info
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