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2014-01-12 更新
フジテレビの人気テレビ・ドラマ『ナースのお仕事』シリーズを生み、2009年には劇場用映画『ベイビィ・ベイビィ・ベイビィ』(全国東映系公開)を世に送り出した制作会社ダブルスが次に手がけるのは、一人の女流小説家と若き男性作家の愛憎を縦軸に、女の生き方、男の成長、人生における仕事の持つ意味などを問いかける問題作『御手洗薫の愛と死』である。
脚本と監督は、『ナースのお仕事』『お金がない!』『味いちもんめ』などの人気TVドラマを手がけ、『キープ・オン・ロッキン』『ディア・フレンズ』『ベイビィ・ベイビィ・ベイビィ』などの劇場用映画を世に送り出した両沢和幸。
主役の御手洗薫役には『ナースのお仕事』や『金八先生』シリーズなどで、幅広くお茶の間に顔を知られる一方、大島渚監督作品『愛の亡霊』などで、その大胆かつ繊細な演技が世界的にも評価された吉行和子。御手洗薫と奇妙な縁で結ばれ、薫に自分の小説のゴーストライターとなる様に迫る野心溢れる新進作家・神崎龍平役には、ロックバンドSOPHIAのヴォーカルとして絶大な人気を誇り、TVドラマ「人にやさしく」(フジテレビ)をはじめ、OV「仮面ライダー エターナル」(東映ビデオ)に主演。舞台・ミュージカル界でも活躍するなど、その演技力が高く評価されるアーティスト松岡 充。
二人を支えるキャスト陣に、実力派の益岡 徹、松重 豊、小島 聖などを迎え、役者たちの演技がぶつかり合う、濃密な人間ドラマが繰り広げられる。
ストーリー著名な小説家の御手洗薫は、パーティーの帰りに車で一人の女性を跳ねてしまう。被害者の息子であり、自らも小説家のはしくれだという神崎龍平は、事故を表沙汰にしたくない薫に対して意外な提案をする。
「あなたの原稿を私の名前で発表させて下さい。そうすれば事故のことは黙っています」薫は龍平の要求をのみ、ゴーストライターとなった。
脅迫から始まった二人の関係は、不思議な関係だった。やがて富と名声を手に入れた龍平は、若く美しい編集者の桂木百合子と関係を持つようになり、一度手にした甘い生活の魅力から抜け出すことが出来なくなっていた。
そんな龍平を見守る薫にある疑問が沸き起こり、二人の関係は、やがて悲劇的な色彩を帯びてくるのだった――。
(2013年、日本、上映時間:114分)
キャスト&スタッフ
脚本・監督:両沢和幸
出演:吉行和子、松岡 充、小島 聖、松重 豊、益岡 徹、松下由樹、岡田浩暉ほか
配給
ダブルス
1月18日(土) 有楽町スバル座ほかにてロードショー
オフィシャルサイト
mitarai-movie.com/story
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