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2014-01-11 更新
原題:THE SAPPHIRES『ソウルガールズ』は実在したアボリジニ初の女性ボーカルグループ“サファイアズ”を描いた奇跡的な実話である。脚本家の一人トニー・ブリッグスが、かつて“サファイアズ”を結成していたという自身の母の昔話を偶然知り、舞台のために脚本を書き下ろし、その芝居が爆発的人気を博し連日満席という大成功を収める。その後、国民的人気アイドル歌手のジェシカ・マーボイをジュリー役に迎え、さらにマネージャーのデイブ役に『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』のクリス・オダウド、『裸足の1500マイル』などで知られる実力派女優デボラ・メイルマンをゲイル役に配し、ベルリン国際映画祭でクリスタル・ベア短編映画賞を受賞のウェイン・ブレアが本作で初長編監督を果たし映画化。
本作の舞台は1968年のオーストラリアが舞台。スター歌手に憧れたカントリー・ミュージック好きの三姉妹といとこが、“自称敏腕マネージャー”にソウル・ミュージックを叩き込まれながらスター歌手へと駆け上がるシンデレラ・ストーリーが描かれている。
本作でジェリー役を演じるジェシカ・マーボイは2006年の「オーストラリアン・アイドル」出身のオーストラリアで実際に歌手として活躍する人物。デビュー・ライブ「ザ・ジャニー」でオーストラリア・レコード産業協会アルバム・チャート4位という快挙を成し遂げた程の実力であり、劇中で出てくる“サファイアズ”の楽曲はどれもパワフルなソウル・ミュージックに仕上がっている。
劇中に出てくる楽曲は「Soul Man」、「Who’s Loving You」、「Land Of A Thousand Dances」等Jackson5やウィルソン・ピケットが歌っていた1960年代を彷彿させる往年のヒット曲ばかりで音楽好きにもたまらない。
1968年、オーストラリア。アボリジニの居住区に暮らすゲイル、シンシア、ジュリーの三姉妹と従姉妹のケイは幼い頃より歌が好きで、カントリー音楽を歌いながらスター歌手になることを夢見ていた。
だが根強く残る差別から、コンテストに出場してもあからさまに落選させられる。そんな状況から抜け出したいと思っていた矢先、自称ミュージシャンでソウル狂いのデイヴと出会いソウル・ミュージックを叩きこまれることに……。
(2012年、オーストラリア、上映時間:98分、PG12)
キャスト&スタッフ
監督:ウェイン・ブレア
出演:クリス・オダウド、デボラ・メイルマン、ジェシカ・マーボイほか
配給
ポニーキャニオン
ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中ほか、全国ロードショー!
オフィシャルサイト
http://soulgirls.jp/
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