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2013-05-31 更新
英題:CONFESSION OF MURDER1986年から1991年まで京畿道華城市で10人の女性が殺害された華城連続殺人事件。03年にポン・ジュノ監督が発表した『殺人の追憶』のモチーフとなったことでも知られるこの事件は06年に公訴時効となった。『殺人の告白』は、同作を観たチョン・ピョンギル監督が「公訴時効となった後で犯人が姿を現したらどうなるだろう?」と考えたことから出発したスリラーだ。法的には無実となった犯人が自分の犯した殺人事件について詳細に記した本を出版。その衝撃な内容と、俳優のように美しいルックスが相まって、一躍、人気者となった彼と、犯人を探し続けてきた刑事や恨みを抱く遺族たちとの駆け引きが始まる。
「家門の栄光」「検事プリンセス」、そして「王女の男」と、出演ドラマごとに輝きを増すトップ・スター、パク・シフ。そんな彼が初めての映画出演となる本作で演じているのが連続殺人犯にしてベスト・セラー作家となるイ・ドゥソク。涼やかなルックスに微笑を浮かべながら自ら犯した罪についての反省を語るドゥソクはまさに“美しすぎる殺人犯”。パリッと決めたスーツ姿だけでなく、水着姿やパスローブ姿なども披露し、激しいアクションにも挑戦している。そんな彼を15年にわたって憎み続けてきた刑事チェ・ヒョング役は『黒く濁る村』のチョン・ジェヨン。時効が過ぎてからも、何かに取り憑かれたかのように粘り強く事件を追い続ける男を人間臭く演じている。
連続殺人事件から15年後。自分が犯人だと名乗りを上げた男イ・ドゥソク。時効が成立したため法的には無罪となった彼が自分の犯した殺人事件について詳細に記した本を出版する。その衝撃的な内容と、俳優のように美しいルックスが相まって、一躍、人気者になった彼と、犯人を探し続けてきた刑事や恨みを抱く遺族たちとの駆け引きが始まる。
本の中に最後の未解決失踪事件の真相が書かれていないことに気づいた刑事ヒョングはドゥソクに向かって「詐欺罪で逮捕されるだろう」と言い放つ。そんな中、自分こそが真犯人だと主張するJと名乗る男が現れ……。
(2012年、韓国、上映時間:119分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:チョン・ビョンギル
出演:パク・シフ、チョン・ジェヨン、チョン・ヘギュン、キム・ヨンエ、チョ・ウンジ、オ・ヨンほか
提供・配給
ツイン
6月1日(土)、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
オフィシャルサイト
satsujin-kokuhaku.net
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