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2013-06-03 更新
イ・ビヨンホン、ジョン・M・チュウ監督
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
6月7日(金)より先行公開!6月8日(土) 全国3D公開
© 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro and its logo, G.I. JOE and all related characters are Trademarks of Hasbro and used with permission. All Rights Reserved.
映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』のプロモーションのために、韓国の人気俳優イ・ビヨンホンがジョン・M・チュウ監督と共に来日。都内で行われた会見に出席して撮影秘話を語った。今回10回目の来日となったビョンホンは、「本当に感慨深い。前回よりもさらに激しいアクションで戻ってきたので期待してほしい」と挨拶した。
本作は、09年に大ヒットした『G.I.ジョー』の続編で、組織壊滅の危機にさらされた国際機密部隊“G.I.ジョー”が、扮する伝説の司令官ブルース・ウィリス扮する“初代ジョー”をリーダーに迎え、巨悪テロ組織“コブラ”に立ち向かう姿を描く。
ビョンホンは、前作に続いてテロ組織・コブラの冷酷な暗殺者ストームシャドー役を務める。「前作では状況の説明やキャラクター紹介がメインになっていたけど、今作にはキャラクターのヒストリーや人物同士の葛藤、感情を爆発させるところなど、たくさんの要素がふんだんに取り入れられている」。
「僕にとって、ハリウッド映画に出演すること自体が冒険。新しい環境の中での緊張やプレッシャーも感じたけれど、ある瞬間からは“次いつできるかわからない経験を楽しもう”と気持ちを切り替え、楽しもうと思うようになった」とコメント。
さらに「アジアの俳優は武術だけじゃなく、それ以外もできるのだと世界に証明できれば今は満足。これをスタート地点に今後もバラエティに富んだ作品に挑戦していきたいと熱く抱負を語った。また、本作について「今回は“サイ”いう新しい武器が出てくるのでその練習が必要だった。体を大きく見せるためにたくさんのトレーニングを積み、ウェイトトレーニングに3ヵ月、武術に2ヵ月くらい費やした」と役作りを振り返った。
今回、ハリウッドの先輩である米の俳優、ブルース・ウィリスと共演したビョンホンは、「ブルースさんが合流する日は、スタッフや関係者一同がすごく緊張していて、その様子にビックリした。初めて会った日、握手をしようと手を差し出したら、彼は東洋式に頭を下げてくれたことも印象的で、相手に対する気遣い、彼なりのウイットに思えた」と振り返った。また、緊張するスタッフに対し、冗談や笑顔で接するウィリスのエピソードも明かし、「これこそ大先輩の余裕じゃないかな」とその姿勢を称賛した。
今後の活動予定についてビョンホンは「“G.I.ジョー”のようなファンタジー・アクションというジャンルは新しくいい経験だった。これをスタート地点として、今後はさまざまなジャンルに挑戦していきたい」とコメント。今作では、鍛え上げた肉体美も披露している。
今回が初来日となったチュウ監督は、「ビョンホンのような俳優との仕事は素晴らしい。ただアクションを見せるのではなく、アクションで演技を見せる。ダーティな忍者というキャラクターを、幅をもって演じてくれた」と絶賛した。
10回目の来日を果たしたイ・ビヨンホン。今回はハリウッド・映画での来日。フォト・セッションでは特注の刀を振り回し、さまざまなポーズを取ってお茶目な一面も見せてくれた。3作目への出演も決定しているビョンホンの今後の活躍に期待したい。
(取材 文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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