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2013-02-21 更新
2011年3月11日に起きた日本の観測史上最大の地震により、最大40メートルの津波が東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。舞台となるのは岩手県・釜石市にある廃校となった中学校の体育館。残された市民たちは津波の状況を把握出来ていない中で、同じ町に住んでいた人々の遺体を搬送し、検死、DNA採取、身元確認を行わなくてはならない状況となった。
原作はジャーナリスト・石井光太の著作「遺体 震災、津波の果てに」(新潮社刊)。当時の報道では伝えきれなかった東日本大震災の知られざる事実を描いた壮絶なルポルタージュ本を読んだ君塚良一監督はこの事実の中にある真実を映像を通して伝えるべきだと確信。製作にあたっては何度も現地を訪ね、実在のモデルとなった方々のもとへ足を運び新たに取材を行った。
そんな君塚監督のもとに西田敏行をはじめ緒形直人、勝地 涼、國村 隼、酒井若菜、佐藤浩市、佐野史郎、沢村一樹、志田未来、筒井道隆、柳葉敏郎(50音順)ら日本を代表する俳優陣が賛同、後世に遺すべき作品を作り上げた。
ストーリー2011年3月11日、日本の観測史上最大の地震により発生した津波が岩手県釜石市を襲った。
一夜明けても混乱状態が続く中、市では廃校となった旧釜石第二中学校の体育館が遺体安置所として使われることになった。次から次へと運ばれてくる遺体に、警察関係者や市の職員も戸惑いを隠せない。
そんな遺体安置所に、地区の民生委員・相葉常夫(66)がやってきた。定年前は葬祭関連の仕事に就いていた相葉は、遺体の扱いにも慣れ、遺族の気持ちや接し方も理解していた。遺体一人ひとりに生前と変わらぬような口調で易しく語りかける相葉の姿に、それまでは遺体を“死体”としか見られなかった釜石市職員たちも率先して動くようになった。
(2013年、日本、上映時間:105分)
【本作の収益は被災地に寄付されます】
キャスト&スタッフ
脚本・監督:君塚良一
原作:石井光太『遺体 震災、津波の果てに』(新潮社刊)
出演:西田敏行、緒形直人、勝地 涼、國村 隼、酒井若菜、佐藤浩市、佐野史郎、沢村一樹、志田未来、筒井道隆、柳葉敏郎(五十音順)ほか
配給
ファントム・フィルム
2013年2月23日(土) より全国公開
オフィシャルサイト
www.reunion-movie.jp/
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