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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』トークイベント

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』
トークイベント

2013-02-11 更新

美川憲一

マリーゴールド・ホテルで会いましょうmarigold

配給:20世紀フォックス映画
TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国大ヒット中!

 オスカー女優ジュディ・デンチ主演で現在大ヒット公開中の映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』のトークイベントが都内ホテルにて行われ、歌手の美川憲一がゲストとして出席。人生の分岐点を意味深に語ると共に、最近の意外なマイブームを明かしてくれた。

 シニア世代の第二の人生の出発を描いた同作にちなみ、人生の分岐点を聞かれた美川は「まさに今なのよね。昨年に事務所移籍問題で騒がれたでしょ? でもね、新しい風が吹いてきているかなって思うのよ」としみじみ。事務所移籍後は学園祭、映画イベント出演など新たな分野の仕事が増えているそうだが「諦めずに、日々に目的を持って、自分磨きをしながら、お仕事のお話が来た時にそれにしっかりとチャレンジができて、食い付いていけるかどうかよね」と現在の心境を明かした。

marigold 人生の様々な問題を抱えたシニア世代の7人が、インドにあるホテルで余生を過ごそうとする物語。自身もシニア世代であり、映画に共感したという美川は「この映画で注目してほしいのは、覚悟を決めた人は強いということよ。70代くらいになると死を意識しながら日々不安を募らせるけれど、80代になると覚悟ができてくるのよね」と持論を展開し、自身の寿命については「私は130歳まで生きようと思うわ。とりあえず90歳まで生きて、そのあとは5年周期、3年周期で考えているうちに、100歳は過ぎるかしら。オホホホ」と長寿宣言。芸能界では長く一線で活躍しているが「芸能界は波もあるし、呼ばれたり、騒がれてナンボの世界。注目されることをバロメーターとして、ある程度のレベルを受け止めて仕事をしています」と芸能界でのサバイブの日々を振り返った。

 日々が挑戦という美川の最近のブームは、なんと「パソコン」。ゲームもパチンコしかやったことがなかったそうだが「最近はネット社会に興味があってね。わからないことだらけだから、少しずつ勉強しているの。ゲームとか嫌いだったけれど、スマホとか楽しいの。些細なことだけれど、脳をしっかりと鍛えるには日々の些細なことが大切ね」と力説。シニア世代に向けて「ボーッとしていれば、ボーっとなるの。身近なことでいいのよ、それが大事。歳を重ねたとしても新しいチャレンジをしっかりと、目的を持ってやってほしいわ」とアピールした。最後はチョコ入りの升を片手に、「やりたいように、やりなさ~い!」と豆巻きならぬ、チョコ巻きでイベントを盛り上げていた。

 イベント後の囲み取材では、恋愛御法度の禁を破ったことから丸刈りにしたAKB48の峯岸みなみに言及。美川は「20歳の女の子だし、恋をしたい、人を好きになるのは自然のことよ」と恋愛感情に対しては理解を示しながらも「チームのメンバーで我慢している人もいるわけですから、今は修行と思わなきゃダメ。自由に恋愛ができる時が来るんだから」と喝。それでも「相手がイケメンだからねぇ。声をかけられていちゃったような軽い気持ちだったのでは? これからは姿勢を正して、ファンの皆さんに変わった姿を見せればいいんじゃないかしらね?」と芸能界ご意見番としてのアドバイスを送った。

 また今月3日に肺炎のため66歳で急逝した歌舞伎俳優・市川團十郎さんに話が及ぶと「まだお若くて、これから歌舞伎界の後輩を指導して、若い人たちに歌舞伎が広がるようにスクラムを組んで頑張っていた方ですからね」と残念そう。以前パーティー会場で挨拶を交わしたことがあるそうで「とても温厚で、優しい目をされていました。器の大きい方で、包み込んでくれる安心感のある方でした」と故人を偲んだ。


(オフィシャル素材提供)


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