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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『さよならドビュッシー』完成報告スペシャルイベント

『さよならドビュッシー』
完成報告スペシャルイベント

2013-01-29 更新

橋本 愛、清塚信也、泉 沙世子、利重 剛監督、中山七里(原作者)

さよならドビュッシーsayonara

配給:東京テアトル
2013年1月26日(土) 新宿ピカデリー他 全国ロードショー
© 2013さよならドビュッシー製作委員会

 第8回『このミステリーがすごい!』大賞(宝島社主催)で大賞を受賞した中山七里原作の同名小説「さよならドビュッシー」(累計60万部の大人気シリーズ)を、『クロエ』(01)以来、約10年振りにメガホンを取った利重 剛監督が映画化し、1月26日(土)より全国公開となる。

 公開に先立ち、香月 遥を演じた主演の橋本 愛、岬 洋介役で俳優デビューを飾った現役人気ピアニストの清塚信也、主題歌「境界線」を歌う泉 沙世子、利重 剛監督、そして原作者の中山七里が登壇し、本作の完成報告スペシャルイベントを実施した。

 清塚信也によるピアノリサイタルや、泉 沙世子による主題歌「境界線」披露のスペシャル演出ほか、主演の橋本 愛、利重 剛監督、原作者の中山七里も交えたトーク・セッションに続き、1月12日に17歳の誕生日を迎えた橋本 愛へ、ピアノの形をしたバースデー・ケーキと、一般来場者も含めた場内全員での「ハッピー・バースデー」大合唱のサプライズ・プレゼントなど、内容盛りだくさんの豪華イベントとなった。

【イベント内容】

◇清塚信也によるピアノリサイタル
 ・ドビュッシー「月の光」(ピアノ+弦楽器)
 ※映画のロケ地としてもご協力いただいた名古屋芸術大学音楽学部の学生とのコラボレーション
 ※その他、2曲披露

◇泉 沙世子による映画『さよならドビュッシー』主題歌「境界線」披露(清塚のピアノ伴奏)

◇映画『さよならドビュッシー』本編ダイジェスト映像 上映(約5分)

◇ゲスト登壇~舞台挨拶

MC: まずはひと言ずつご挨拶をお願いいたします。

橋本 愛: (「愛ちゃ~ん」と男性ファンからの呼び声)本日はお越しいただき、ありがとうございます。最後まで飽きずに楽しんでいってください。

清塚信也: 先程から出しゃばっていまして、すみません(笑)。よろしくお願いいたします。

泉 沙世子: 主題歌を歌わせていただき、この仲間に入ることができて幸せです。よろしくお願いいたします。

中山七里: この作品の原作を書きました。名前から女性と間違えられることがあるのですが、立派なおじさんです(笑)。よろしくお願いいたします。

利重 剛監督: 監督を務めました利重です。よろしくお願いいたします。

MC: 橋本さん、先程ダイジェスト映像が流れましたが、いちばん印象に残っているシーンは?

sayonara橋本 愛: 今日、急に思い出したんですけど、火事のシーンで、私死にかけたんです! 火力が強くて監督が止める前に逃げちゃったんです(笑)。でも、それで火傷を一歩手前で免れたんですよ。

MC: 清塚さん、本作が本格的な俳優デビューとなりましたが、いかがでしたか?

清塚信也: ピアノでの表現と、演技の表現は違うと思うので、それを真剣に考えながら演じましたね。

MC: 監督、原作小説のある映画ということで、どうでしたか?

利重 剛監督: 中山先生も「映画化できるものならやってろ!」とおっしゃられるほど本当に映画化するのが難しい作品なんですよ。逆にやる気が湧いたというか……。原作が好きな方、音楽が好きな方に気に入っていただけるよう、努力しました。

MC: ご自身の小説が映画化されたお気持ちは?

中山七里: 実は4年前の今日、この小説の原稿を宝島社に送ったんです。なので、もう今では自分の作品という感じがしなくて、一人の映画ファンとして試写を拝見しました。一言で言えば「観ないという選択肢はありえない映画」です。

MC: 泉さん、主題歌「境界線」を作詞したのは、どんな時でしたか?

sayonara泉 沙世子: 原作を読んで、主人公の過酷さ、悲しさを感じながら作りました。この曲のテーマは「無償の愛」です。一人でつらいときに頼ってほしい、境界線を越えてほしい。私のほうからも越えていくよ、という思いがつまっています。

MC: 清塚さんの伴奏はどうでしたか?

泉 沙世子: よかったです! リハーサルでなんだか分からないけど、泣けてしまって……。音楽の力ってすごいんだなと改めて感じました。

MC: 劇中での橋本さんのピアノ演奏はいかがでしたか?

清塚信也: すごくうまかったです。ピアニストの役を演じるのは結構大変だと思うんです。手首のやわらかさが必要なんですが、橋本さんは運動神経がいいんでしょうね。現場で、監督もここまでと決めていた以上のところまで「弾けるんじゃないの?」とおっしゃって、それをやってのけてしまったのがスゴイですよね。ここで弾いてみたらどう?

sayonara橋本 愛: えっ! 10秒だけなら……いいですよ(笑)。

 橋本 愛によるピアノ演奏(ドビュッシー「月の光」の冒頭)。

MC: 橋本さんの演奏、いかがでしたか?

清塚信也: 簡単に弾けそうに見えて、この曲は意外に複雑なんですよ。それを撮影のときだけ練習して弾けてしまうくらい上手で、ピアニストとしては悔しいですね(笑)。僕の数十年は何だったのか!っていうくらい。ここはピアニストの威信を見せないと! 弾いてみていいですか?

 ここで「Happy Birthday to You」を弾き始める。1月12日に17歳の誕生日を迎えた橋本へ、バースデーケーキプレゼントと、清塚ピアノ伴奏による来場者全員で「Happy Birthday to You」大合唱のサプライズ。

MC: 1月12日のお誕生日と、さらには先日の第34回ヨコハマ映画祭 2012年日本映画個人賞「最優秀新人賞」、2012年度 第4回TAMA映画賞「最優秀新進女優賞」、2012年第86回キネマ旬報ベスト・テン「新人女優賞」受賞を祝しまして、ケーキをご用意させていただきました!

橋本 愛: ありがとうございます! 誕生日は5日前だから、ケーキが出てきたとき私のじゃないのかなと思ってしまいました(笑)。(「遅くてゴメン!」と監督と清塚)。

MC: 最後に、代表して橋本さんから皆様へメッセージをお願いいたします。

橋本 愛: 映画をぜひ楽しみにしていてください。観たら、Twitterや2ちゃんねる(笑)、ブログ、Facebookなどよくチェックしていますので、素直な感想の書き込み、お願いします!


(オフィシャル素材提供)


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