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2013-02-15 更新
クエンティン・タランティーノ監督
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー!
アカデミー賞5部門ノミネート、タランティーノ史上最高のヒット作として世界中を熱狂させている『ジャンゴ 繋がれざる者』。3月1日の日本公開を前に、スペシャルスクリーニングイベントが開催された。クエンティン・タランティーノ自身がキャノン砲に詰めたチョコ弾を、日本の熱狂的な男性ファンに撃って、撃って、撃ちまくるタラ流バレン“タランティーノ”・ナイトとなり、観客を大いに沸かせた!
チケットは完売! 満員御礼となった観客には、「ジャンゴ特製Tシャツ」がプレゼントされ、早速着用した人々の中にはテガロンハットを被ってアピールする人もいた。
MC: 皆さんこんにちは! 本日皆さんにご覧いただくクエンティン・タランティーノ監督初の西部劇にしてラブ・ストーリーである『ジャンゴ 繋がれざる者』は、昨年12月25日に全米で公開され、タランティーノの前作『イングロリアス・バスターズ』の記録を超え、なんと現在1億5000万ドルの成績を上げ、タランティーノ史上最大のヒットとなりました。またフランス、ドイツを始め 38ヵ国で初登場No.1の成績で登場、いまなお世界中でヒット街道驀進中です。
また、1月に発表されたゴールデン・グローブ賞ではタランティーノが脚本賞、クリストフ・ヴァルツが助演男優賞を見度受賞、そして、今週の2月10日に発表された英国アカデミー賞でも、脚本賞、助演男優賞を受賞しました! 今月アメリカ時間24日に発表されるアカデミー賞では、作品賞、脚本賞、助演男優賞、撮影賞、音響編集賞の5部門にノミネートされ、その行方も大注目されています。
そんななか本作品が3月1日に公開されるのを心待ちにしている日本のファンのため、ロンドンの授賞式で出席したその足で、タランティーノ監督が駆けつけて下さいました。バレンタインの前日のこのイベント、名づけて“18歳以上の男子限定!バレンタランティーノ・ナイト!”なんと明日チョコレートをもらえないかもしれないタランティーノ・ファンの日本男児へタランティーノ監督からチョコのプレゼントがあります! 女の子からもらうチョコよりタランティーノからもらうチョコのほうが嬉しい!ですよね? みなさん!!(会場拍手)
さらに、さらに今日は特別に会場の皆さん全員に「ジャンゴ特製Tシャツ」が配られています。皆さんちゃんと着てくれてますね!! ここから見ると壮観です。皆さんの熱気がムンムン伝わります。それでは、この熱気を早速タランティーノ監督に伝えましょう!
クエンティン・タランティーノ監督どうぞ!
クエンティン・タランティーノ監督: (観客と握手やハイタッチなどしながら客席から登場)Hello Japan!! Hello tokyo! Valen-Tarantino! これがタラちゃん流だよ!!
MC: まずはひとことご挨拶を。
クエンティン・タランティーノ監督: Happy“Valen-Tarantino!” ハロー東京って、もう挨拶したじゃん!w(会場笑)
MC: タランティーノ監督は、今週、英国アカデミー賞脚本賞を受賞されたばかりで、また10日後にはアカデミー賞授賞式が控えているという超多忙かつ華やかな賞レースのまっただなかにおられるわけですが、どのようなお気持ちでアカデミー賞発表までのときを過ごされているのですか?
クエンティン・タランティーノ監督: 爪を噛んだりお酒を飲んだり……というのは冗談で。イギリスからすぐに東京に来ました。また来られて嬉しいよ。この20年間何度も来ていますが、来るたびサイコー! タラちゃんis HOT!!!!(客席を見て)Welcomeのサインを出してくれているキミ、ありがとう!!
MC: 授賞式、私たちも日本で監督の受賞を願っています。ところでそのアカデミー賞の脚本賞にノミネートされている 『ジャンゴ 繋がれざる者』の脚本は、書き始めたのが日本にいらっしゃる時だったと伺ったのですが、それはいつのことでどんな風だったのか教えていただけますか?
クエンティン・タランティーノ監督: それは本当の話だよ。『インングロリアス・バスターズ』で来日しているとき、日本でマカロニ・ウエスタンのサントラを20枚くらい買って。それを聴いているとき今回の話を思いついたんだ。新しい脚本にはまだとりかかろうと思っているわけではなかったんだけど、プロモーションの最後のタイミングということもあったし、モリコーネやバカロフの音楽を聴いていたら不思議とね。その時はノートも持ってなかったので、思いつくままホテルの便箋に書いたんだ。これから皆さんには観ていただくけど、最初のシーンはまさに3年前東京で書いたほぼそのままになってるよ!(会場拍手) 来日した初日には次回作は何にするのか全く分からなかったのに、日本からアメリカに帰る飛行機では既にこの『ジャンゴ』と決まってたわけなんだ。
MC: 今回、初の西部劇ということでもたいへん期待し、その期待通り、ヴァイオレンス描写は変わらず強烈かつ爽快でした。
クエンティン・タランティーノ監督: ドーモ、ドーモ。
MC: ちなみに明日はバレンタイン・デーなのですが、監督ご自身のバレンタインの思い出がありましたら、ぜひお聞かせください。
クエンティン・タランティーノ監督: 特別な思い出は小学校3年生のとき。すごく好きな女の子がいて、アメリカはカードをやりとりするのが慣習なんだけど、あまり僕のクラスにはその慣習がなかった。だからきっと僕だけがカードを書くんだろうなと思っていたら、なんと彼女も僕のためだけに書いてくれてたんだよ。でももし来年同じ質問されたら、この東京でのバレンタランティーノと応えるよ、もちろん!(会場拍手)
MC: では皆さん、お待たせしました! 今日は、バレンタイン前日ということで、この会場に集まった皆さんにタランティーノ監督から、チョコレート弾を撃って撃って撃ちまくってもらいます! ここからチョコ弾が発射されます。監督お一人では大変なので、アシスタントの2名のカウガールにお手伝いいただきましょう。
クエンティン・タランティーノ監督: 銃からチョコが出るなんて、これが真のバレンタランティーノだね!!(会場拍手)
MC: さあ それではバレンタランティーノ・ナイト イベントスタートです。皆さんいいですか? タランティーノ監督がボタンを押しますよスリー、ツー、ワン、発射!!
(タランティーノ監督がボタン押すとチョコレートが勢いよく観客のもとへ!)
MC: 皆さんいかがでしたか? チョコは行き渡りましたか。一人でいくつももらえた人、ひとつももらえなかった人もいるかもしれませんね。今夜のバレンタランティーノナイト! タランティーノ監督に撃って撃って撃ちまくってもらいました!
クエンティン・タランティーノ監督: 後ろの人ごめんね! 僕がアレンジしてたらもっと大きいのにしてたと思うんだけど(笑)!
MC: 最後にタランティーノ監督、映画をこれからご覧になる会場の皆さんと日本のファンの方々に向けて一言お願いいたします。
クエンティン・タランティーノ監督: 今日は来てくれてありがとう。自分のハートと魂を注いで創った映画なので、楽しんでもらえると嬉しいな! もう写真はいいよ! みんな待ちきれないよね! 映画観ようぜー!!(会場拍手)
(……ここでイベント終了と思いきや)
クエンティン・タランティーノ監督: ちょっと待った。まだ言いたいことがあるんだ。やらなければいけないことはちゃんとやったよ。そろそろショーをおっぱじめようじゃないか!!!!!!!!(会場大歓声!!!!!)
ひとこと言っておきたいんだ。みんな『ジャンゴ』を観たいか??(会場Yeah!)聞こえないよ!!!! もっともっと!!!!(会場Yeah!)もっと大きな声で!!!!!!!!!(会場歓声&拍手!!!!!)
……「俺の<放送禁止用語>な映画を見やがれ!!!」を絶叫!!!!!!…………マイクを床に投げつけ!!!!!…………。
そして監督はものすごい勢いで退場! 波乱と興奮の中、映画上映となった。
(オフィシャル素材提供)
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