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2012-10-23 更新
園 子温監督
マエキタミヤコ(環境広告サステナ代表)
桃井和馬(写真家/多摩市循環型エネルギー協議会代表)
谷岡郁子(参議院議員・参議院会派「みどりの風」)
橋本 勉(衆議院議員・民主党)
配給:ビターズ・エンド
新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開中!
(C)2012 The Land of Hope Film Partners
作品を発表するごとに話題を呼ぶ園子温監督。10月20日(土)より最新作『希望の国』が公開されたが、それに先立つ10月16日(火)、参議院議員会館にてエネシフジャパン主催の勉強会にて、『希望の国』上映会及び「あなたと原発~再稼働した日本をシミュレーションしてみる~」討論会が開催された。
作品への期待度がとても高いためか、会場には早くから続々と参加者が詰めかけ、映画鑑賞後の討論会では各々、メモを取りながら熱心に聞き入っていた。
谷岡郁子議員は「被災された方の状況は鳥のように俯瞰して全体像を見ようとすると、実は全部抜け落ちてしまう。私たちも園監督のように一人ひとりと会ってお話することでしか掴めない。園監督とも同じ悩みを持っているんだな、ということが映画を観てよく伝わってきました」と監督と意気投合。「私の“みどりの風”会派の議員らにはこの映画を観ることを必須科目にします」と本作を応援する意志を表明した。
また園監督から橋本 勉議員へ「震災後の警戒区域の設定に関して、行政はもっと住民一人ひとりの意志を尊重した柔軟な対応ができないものだろうか」と提案を投げかけるなど、活発に議論が交わされた。橋本議員も「今、民主党内では意見が分かれていて揺れているけれども、原発ゼロを目指して周りの議員にも見せるようにします」と応援の意志を表明。
園監督は「参議院議員会館の建物はこんなに綺麗なのに、この会場のプロジェクターは僕の友人の自宅にあるものより古い。プロジェクターにももう少し予算を割いたらいいのに(笑)」と議員会館に物申して会場の笑いを誘い、最後に「商業精神で言うわけでは決してないですが、皆さんにはぜひもう一度スクリーンで観て欲しい。この映画は音や映像の隅々にまで気を配って作ったので、ぜひ大きいスクリーンで観て欲しいんです」と参加者へ応援を呼びかけた。
(オフィシャル素材提供)
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