2009-12-12 更新
ジョニー・デップ
配給:東宝東和
12月12日(土) TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
伝説の銀行強盗、ジョン・デリンジャーと彼の恋人とのFBIからの逃亡劇を描いたラブ・ストーリー『パブリック・エネミーズ』でデリンジャーを演じたジョニー・デップが、2年ぶりとなる6度目の来日を果たし、都内ホテルで記者会見を行った。
戻ってこれてうれしいよ。でも2年は長すぎるね(笑)。いつも歓迎してくれてありがとう。
最近はTVをひねればドラマチックな事件がいつも流れてくる。今あらためて、そのような恐怖から子供たちを守ってやりたいと思うよ。
敵なんていないよ(笑)。でも、自分の中にいるかな。自分の限界をくぎってしまうことや諦めてしまうことが怖いと思う。
今回のキャラクターは、僕といろんな面で共通する部分があるんだ。生まれた場所も近いし、リサーチすればするほど似ている部分が多い。彼は犯罪者になってしまったけれど、僕も若い頃は無茶をしていたから、一歩間違えば彼と同じ方向に行ったかもしれない。幸い違う場所に行ったけれどね。
ジョンは、貧しい人から搾取する銀行から自分のものを取り戻そうとしたんだね。銀行強はしたけれど、人を決して傷つけないということを守ったジョンは勇気があると思うよ。
僕は映画を観ていないんだ(笑)(註:いつも自分の出演している映画は観ないというジョニー)。でも、いいという評判はたくさん聞いているよ(笑)。
今回は現場で、すばらしい経験をしたんだ。実際の場所(刑務所や映画館)で撮影をすることが出来た。事件をそのまま再現することが出来たことは、俳優としていい経験が出来たと思う。
まず、キャラクターに惹かれた。ジョンは、ワイルドで反抗的な子供時代を送っているね。ジョンはFBIの陰謀で殺されたと僕は思っている。そんな彼にオマージュを捧げたいと思ったんだ。僕はケンタッキーで生まれ、祖父に育てられた。祖父は、昼はバスの運転手をして、当時酒は禁止されていたので、夜は密造酒を作っていたんだ。そんな祖父が僕は大好きだった。そんな祖父にもオマージュを捧げているよ。
肉体的な危険があった。FBIとの攻防戦では7000発の実弾を使って撮影したんだ。破片がたくさん飛んできて、怖かったよ(笑)。それと、エモーショナルな部分を探りあてて演じることも難しかったね。
僕には分からないな(笑)。でも、ジョンは強いカリスマ性を持っていたし、意思が強くて妥協しない部分も魅力的だと思う。自分の生き方、やり方を貫いたジョンを尊敬するよ。
俳優としては毎回違う役を選んで仕上げていくことに喜びを感じるんだ。今回演じたジョンは実在の人物で、写真はたくさん残っていたが、肉声はほとんど残っていなかった。自分なりのジョンを作り上げるのに魅力を感じたよ。
ジョンはある意味で社会の犠牲者であったと思う。その点もこの役を引き受けた大きな理由なんだ。
彼は妥協をしないパワフルな人だね。自分の意思を強く持っている素晴らしい監督だ。
メリー・クリスマス!!
映画を楽しんでください。またすぐに日本に戻ってくるよ。
つめたかけた報道陣の多さにびっくり。ジョニー人気は、まだまだ衰えることを知らない。いつものファッションには、ちょっと変化がほしいところだけど、かもし出すオーラは七色に輝いていた。さすがだ!
(文・写真:Sachiko Fukuzumi、※レッド・カーペット時の写真のみオフィシャル素材)