このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2009-02-01 更新
ウェントワース・ミラー
配給:20世紀フォックスホームエンターテイメント
「プリズン・ブレイク」のシーズン4は2009年初夏、20世紀フォックスホームエンターテイメントより発売予定
熱い男たちの決死の逃亡劇とスリリングな知能戦を描いた人気海外テレビドラマ「プリズン・ブレイク」は「24」を超え、日本国内の2007年度レンタルNo.1に君臨した。シーズンごとに深みを増すストーリーで、いよいよシーズン4に突入。PRのために主演のウェントワース・ミラーが来日し、都内ホテルで記者会見を行った。
日本に来られて興奮しているよ。たくさんのファンの方たちが空港に駆けつけてくれたけれど、写真を撮ったり、サインをしたりする時間が取れなくて残念だった……。「プリズン・ブレイク」が世界中で人気を博しているので僕たちキャストやスタッフも頑張ることが出来るよ。
空港から来るときにディズニーランドがチラッと見えたよ(笑)。到着後の夕食はしゃぶしゃぶを食べた。短い滞在だけれど1日だけオフがあるので、お寺とか公園に行きたいな。
たぶん、僕の場合は、計画は失敗してしまうと思うよ。マイケルほど頭脳明晰じゃないからね(笑)。マイケルはシーズンごとに人間として成長しているので演じていて楽しいよ。
今までのストーリーとは少し違っている。マイケルと兄のリンカーンはずっと悪の組織から追われていたけれど、今回は組織に立ち向かっていくんだ。組織の黒幕との対決が魅力だよ。
それは無かったね。あえて受けなかったんだよ。自分の肌で日本に触れてみたかったんだ。子供の頃、僕はニューヨークのブルックリンで育ったけれど“強い大人になって欲しい”という両親の考えで、柔道を習っていたんだ。日本人の先生に習っていたので日本にも興味を持っていた。来日できたので夢が叶ったよ(笑)。
僕ら兄弟の生い立ちを回想するシーンのある“ブラザーズ・キーパー”というタイトルの回が好きだね。兄のリンカーン役のドミニクはとてもシリアスな印象だけれど、実際はジョークも言う楽しい人なんだ。今では僕らは本当の兄弟のようだよ。他のキャストたちとも家族のようになっているんだ。
ティーバックかな(即答)。マイケルは冷静沈着で、自分の本性を隠さなければならない役だから、マイケルとは真逆の自由奔放で熱いティーバックには憧れるね(笑)。
サラとは悲しい別れをしたけれど、サラはマイケルにとって生涯ただ一人の人なので、他の女性に目移りするようなことはないと思う。でも、サラがいないとマイケルにはダークな部分しか残らないと思うので、何らかの形で、もう一度サラと心がひとつになるようなことがあるんじゃないかな……。期待していて。
僕もマイケルと同じで何かに取り掛かるときは、準備やリサーチは周到にするタイプだね。友人や家族を大切にするところも同じだよ。でも、マイケルは目的のためにはどんなことでもするという狂気的で異常な部分があるけど、僕はそこまではやらない。だからこそ演じていて楽しいんだ。
この髪型になったのは兄のリンカーン役のドミニクが坊主頭なので、僕も坊主にしたほうがより兄弟らしく見えると思ったからなんだ。実はとても手が込んだ髪型なんだよ。同じ髪型に保つためには2~3日に一度はヘアカットをしないといけないんだ(笑)。利点もあるよ、ドラマで同じ役柄を演じているとイメージが固定してしまうけれど、僕の場合「プリズン・ブレイク」が終わったら髪の毛を伸ばすだけでイメージチェンジができるね(笑)。
バンドをやったりもしているよ。「プリズン・ブレイク」は血を見る内容が多いので辛いね。オフの時はあまり他のキャストには会わないようにしているんだ。
「プリズン・ブレイク」は僕にいろんな意味で素晴らしいチャンスを与えてくれた。日本にも来ることが出来たし、一人の人間として成長することも出来た。これからも「プリズン・ブレイク」を応援して欲しいね。
日本初来日となったミラーだが、到着時には空港に500人のファンが駆けつけ、その人気の高さを証明した。現在撮影中のシーズン4では今まで大きな組織から追われ、逃げ続けてきたスコフィールド兄弟がその組織に立ち向かっていく。地獄の刑務所(プリズン)“SONA”からの脱出に成功したマイケルは、愛する女性サラの命を奪った悪の組織への復讐のために、ロサンゼルスへと向かう! 最高潮の面白さが期待できる。
1972年生まれ36歳のウェントワース・ミラー。マイケルと共に俳優として、男性としても成長し続けているウェントワースの今後に注目したい。
(文・写真:Sachiko Fukuzumi)