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記者会見

トップページ > 記者会見 > 『ベガスの恋に勝つルール』来日記者会見

来日記者会見

2008-8-20 更新

キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー

ベガスの恋に勝つルール

配給:20世紀フォックス映画
有楽座ほか全国ロードショー中
(C)2008 Twentieth Century Fox Film Corporation

 フィアンセに振られたキャリアウーマン、ジョイ。父親が経営する工場を解雇されたジャック。気晴らしに出かけたラスベガスで出会ったふたりは意気投合。泥酔し、酒の勢いで結婚してしまう。翌朝、正気に戻って全く共通点の無いことを知ったふたりは離婚しようとしたけれど、ジョイの25セントをジャックがスロットマシーンに投入して、それが3000万ドルの大当たり! 財産の取り分をめぐって“仮面夫婦生活”を送るうち、衝突ばかりしているジョイとジャックの関係に変化が訪れる――。そんなドタバタ・ラブ・コメディ『ベガスの恋に勝つルール』でラブ・コメの女王キャメロン・ディアスが共演者のアシュトン・カッチャーと共に来日し、都内ホテルで記者会見を行った。

まずはご挨拶からお願いします。

キャメロン・ディアス: アリガトゴザイマス(日本語)。楽しく撮った映画なので、どうぞ楽しんでくださいね。(註:6年連続で来日している親日家のキャメロン。今回は、母親や叔父さん叔母さんなどと一緒に早めに来日し、日本を満喫したことを明かした。自分が大好きな日本を母親に是非見せたかったのだそうだ。)
アシュトン・カッチャー: 初来日です。今日は来ていただいてありがとう。(註:アシュトンも16歳年上の妻、デミ・ムーアと一緒に早めに来日し、京都に行って楽しい時間を過ごしたそうだ。)

本作に出演を決めた理由を教えてください。

アシュトン・カッチャー: 脚本がうまく書かれていたし、キャメロンと共演できるのも楽しみだったんだ。
キャメロン・ディアス: とにかくセリフがすごく面白いの。読みながら大笑いしてしまったわ。こんなに笑える脚本なら映画にしてみたら、どんなに楽しい映画になるだろうと思ったの。

役との共通点について教えてください。

キャメロン・ディアス: 女優をやっていて楽しいのは、自分とは全く違う人を演じられることよ。だからジョイの役をとても楽しんで演じたわ。私自身はジョイのように計画を立てるよりは、サプライズが好きな人なの。共通点は靴のサイズね(笑)。
アシュトン・カッチャー: 僕はジャックと同じで競争心が強いんだ。どれだけ強いかというと、本作の撮影に入る前に(バトル・シーンで)キャメロンに負けてはいけないと思ってジムに行って、かなりトレーニングしたんだ。でもムダだったよ。彼女は本当に強かったから、負けてしまった(笑)。
キャメロン・ディアス: でも、あなたもかなり頑張っていたわよ(笑)。

本作で舞台になっているラスベガスへの思いを聞かせてください。

キャメロン・ディアス: ベガスは世界最高の場よ。すごく楽しくて、みんなが繰り返し行く場所ね。それに考えてみると、この物語が起こり得るのはベガスしかないと思うわ。ふたりの男女が初めて会って、その日のうちに結婚して、朝起きてみたら指輪がはまっている。それに300万ドルもの大金を手に入れてしまうわけだから。世界でただひとつの場所よ。
アシュトン・カッチャー: ベガスの夜は僕には危険な場所だよ。特に夜はね。でも今回は、夜に撮影していたから安全だった(笑)。オフの時間はショッピングしていたよ(笑)。


ここで、テーブルに置いてあったグラスの水を誤ってドレスにこぼしてしまったキャメロン。「ベガスには噴水もあるし……とちょうど言おうとしていたの。フェンディの新作のドレスを汚してしまったわ」。嘆くキャメロンを見て、すぐに自分のハンカチを出しドレスを拭いてあげたアシュトン。「こういうふうに水をかけたりするのは、キャメロンの合図なんだ。“僕があまりしゃべり過ぎないように”というね(笑)」。と、ジョークも忘れないアシュトン。でもその紳士的な行為には会場から拍手。

映画の中ではお酒を飲んで意気投合し、結婚までしてしまった二人ですが、お酒を飲みすぎての失敗談があったら教えてください。

アシュトン・カッチャー: 窮地に陥ったことがたくさんあるよ(笑)。派手なパーティーで自分の限界を試してみたいと思って飲んだことがあるけれど、朝起きてみて自分の靴がどこにあるかも分からなくなっていたことがあったね(笑)。
キャメロン・ディアス: (すました顔で)私は無いわ。ありえな~い(笑)。1回くらいはあるかな(笑)? でも、人から話を聞いたことはあるけれど、全く記憶にはなくて、思い出せないの……。う~ん、16歳の時よ(笑)!

二人のバトル・シーンでのエピソードをお聞かせください。

キャメロン・ディアス: 実は、ひとつのシーンが全くカットされているの。監督がカットしてしまったみたい(笑)。
アシュトン・カッチャー: セラピストのところへ二人で競争して向かうシーンで、セントラル・パークを通るんだけれど、本当はもっと長いシーンだったんだ。ハードにタックルし合ったりしてかなりバイオレンスなシーンになってしまって、かなりカットされてしまったよ。
キャメロン・ディアス: コントロールできない状態になってしまったの。アシュトンが、自分は競争心が強いと言っていたけれど、それがむき出しになっていたわ(笑)。
アシュトン・カッチャー: ブロンドの美女をやっつけるのはとても楽しいんだ(笑)。
キャメロン・ディアス: 彼のおかげで、セントラル・パークには私の頭の形の穴が残っているわよ(笑)。

お互いの好きなところを教えてください。

キャメロン・ディアス: アシュトンはとても心の広い人。スピリチュアルだし、周りの人を落ち着かせてくれるわ。彼と一緒にいるととても穏やかに過ごせるの。
アシュトン・カッチャー: おならをしても正直に言える女の子ってところが好きだよ(笑)。
キャメロン・ディアス: あなたもそうでしょ~(笑)。

ファクトリー・ティータイム

いつもキュートな笑顔のキャメロンとクールなアシュトン。二人ともユーモアのセンスがバツグン。仲良しの二人は、ジョークにジョークで返したり、突っ込み合ったり、気の合ったところを見せていた。二人の楽しいジョークを聞きながら、アッという間に終わった記者会見だった。
恋も、お金も、人生も、幸運はポジティブな人の味方です。楽しくてハッピーな気分にしてくれる映画。友達やカップルで、楽しんで観て欲しい。
(文・写真:Sachiko Fukuzumi)


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