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作品紹介

トップページ > 作品紹介 > ぼくの大切なともだち

2008-06-14 更新

ぼくの大切なともだち
(C)2006. FIDELITE FILMS-WILD BUNCH-TF1 FILMS PRODUCTIONS-LUCKY RED./WISEPOLICY

イントロダクション
果たして自分には“親友”と呼べる友人が何人いるだろう? 自分が親友だと思っていても、相手は単なる仕事上の関係だと思っていたり、またその逆もしかり。ひょっとしたら相思相愛の親友関係のほうが、恋愛より難しいのかも?
シンプルゆえに非常に深い人生のテーマを名匠パトリス・ルコント監督が、『タンデム』『列車に乗った男』に続き、男の友情を心に染み入る演出で描く胸打つ感動作。
人生半ばを過ぎて、ふと自分が孤独であることに気づく二人の男が、偶然の出会いから、不器用ながらも友情を育んでゆく。果たして二人は本物の“親友”になれるのか……。
たっぷり笑わされて、最後にホロリ。
観終わった後、あなたの心に浮かぶ“大切なともだち”は誰ですか?

ストーリー
美術商のフランソワ(ダニエル・オートゥイユ)は意気揚々としていた。オークションで狙っていた紀元前5世紀に作られたギリシャの壷を落札できたからだ。足取りも軽く自分の誕生日のディナーへ出かける。その中の会話で自分の顧客の葬式の話を始めるフランソワ。「参列者がたったの7人。寂しいもんだね」。
ところが、そこにいた全員から「お前の葬式には誰も来ないよ」という強烈な一言。理由は簡単、“ともだち”がいないから……。
ショックを受けたもののこのまま引き下がるわけには行かないフランソワは、10日以内に“親友”を連れてくるという賭けをする。賭けの対価は落札したばかりの高額なギリシャの壷。
さあ、大変! 思い当たる友人をリストアップし訪ね歩くが、彼らの答えは「お前を覚えていない」「友人と思ったことはない」「借金の申し込みか?」と散々。“親友”って何だ? の疑問に苛まれる。そんなある日、ふとしたきっかけで出会ったタクシー運転手、ブリュノ(ダニー・ブーン)の客あしらいの親しみやすさを目の当たりにして、思わず叫ぶ「あなたみたいになりたい。誰とでも仲良くできるコツを教えてくれ!」。
こうしてフランソワとブリュノの“ともだち”作りのレッスンが始まるのだが……。
(2006年、フランス、上映時間:96分)

キャスト&スタッフ
監督・脚本:パトリス・ルコント
出演:ダニエル・オートゥイユ、ダニー・ブーン、ジュリー・ガイエ、ジュリー・デュラン、ジャック・マトゥ、マリー・ピエほか

配給
ワイズポリシー
6月14日(土)、Bunkamuraル・シネマ他にて公開

オフィシャルサイト
http://www.wisepolicy.com/mon_meilleur_ami/(外部リンク)

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