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2008-04-30 更新
柴咲コウ、仲村トオル、岡村隆史、江口洋介、本広克行監督
配給:東宝
4月26日より全国ロードショー
(C)2008フジテレビジョン/ギャガ・コミュニケーションズ/S・D・P/ROBOT/クロックワークス
GW話題の大作『少林少女』が公開され、満員の有楽町・日劇1で舞台挨拶が行われた。
この日の舞台挨拶は、客席数約1000名という国内有数の規模を誇る有楽町マリオン11階の日劇1で行われた。フジテレビ721と日本映画専門チャンネルの中継が入る中、司会の(そして、出演もしている)フジテレビ・笠井アナのMCでスタート。場内後方から入場し、通路を回りながらファンの声援に応える柴咲コウ、仲村トオル、岡村高史、江口洋介、そして本広克行監督。満員の場内は、大きな声援に包まれた。
スクリーンの前に勢揃いした5人は、「この日のために、2年前から武術の練習を始めました。ご覧になっていかがでしたか?」(柴咲)、「隣の岡村君にひとこと。スピンオフを狙っているのは君だけではないぞ!」(仲村)、「仲村さんよりいち早く、『少林ちっちゃいおっさん』というスピンオフが決まりかけています。どうやら『踊る大捜査線3』にも……。ちょっと見切り発車的な発言で、まだ何も決まっていません。オファーをお待ちしています!」(岡村)、「CGが多くて、こうなるだろうということでやっていても、そこには何もないわけです。飛んでいるチャーハンもないですし……。どっちらけですね(笑)」(江口)、「悪い人がいなくて血が出ない、たくさんの人に観てもらえるようなアクション映画を本気で作ってみました。ぜひ、宣伝をして下さい」(本広監督)と、観終わったばかりの観客の反応を見てうれしそうだ。
大変だったアクションシーンについても、「体が硬かったので、柔らかくするのに半年以上かかりました。格闘シーンでは気持ちが高まって、“私、動いている”という自信がどんどん出てきました」(柴咲)、「気合いが入っている時の柴咲さんはほんとうにすごくて、大嫌いなウニを食べていても気がつかないぐらいでした(笑)」(仲村)、「身長が柴咲さんと同じぐらいなので、格闘シーンではタイミングが合いすぎて京劇みたいになったこともありましたが、実は映画の中で柴咲さんの頭に蹴りを入れるシーンでは、“信頼関係が必要だから”という理由で交代させられました。
最初に亀山さん(プロデューサー)から出演のお話があった時には、“柴咲さんの頭を蹴りたくないですか?”と言われたのですが」(岡村)、「CGを多用しているのに、火事になった道場の前で柴咲さんを止めるシーンでは、火傷しそうな炎の中で撮影しました」(江口)と撮影の思い出を語る。
最後に代表してメッセージを求められた柴咲は「この映画を観た大人の方は自分なりに解釈・評価するでしょうが、子供のように観たままを素直に感じてもらうのが一番良いと思います。理屈抜きに楽しいですが、中心をぶれない軸もある健全な映画だと思うので、家族一緒に劇場に観て欲しいです。宣伝よろしくお願いいたします!」とうれしそうに語った。
ストーリー展開は本家筋の『少林サッカー』とは大きく異なるが、柴咲コウが2年がかりで挑んだアクションはまさに本物。新境地を開拓した彼女の活躍ぶりを、ぜひ劇場で観て欲しい。
(文・写真:Kei Hirai)
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