2007-08-16 更新
立花未樹
立花未樹
1991年11月9日生まれ。
『スプリング☆デイズ』で本格的にデビュー。
特技は速読と数学、趣味はピアノと和菓子作り。座右の銘は「至誠天に通ず」。
全寮制の女子高校生が、クラスメートたちと映画を作る! 直球勝負のアイドル映画『スプリング☆デイズ』が、この夏公開される。主役は、本作が実質的なデビューとなる立花未樹。現役の高校1年生でもある主演女優が、撮影現場の雰囲気から私生活まで“立花未樹の今”を語ってくれた。
今の事務所のオーディションを受けて入選したのがきっかけで、オーディションに受かったのは中学1年のとき、今から3年前です。たまたまオーディションの雑誌を見て、「あっ、これ受けてみよう!」といった感じで受けました。
ずっと女優をやりたいと思っていましたが、女優としての本格的なお仕事はこの映画が初めてです。
今時、こんなベタベタな青春映画があるの?と思いました(笑)。でも、実際に台本を読んでみると楽しくて、ハマってしまいました。
去年のゴールデンウィークの後で2週間ぐらい、現場には家から毎日通いました。撮影は長い日も短い日もあって、朝6時集合で夜までかかる日もあれば、昼に集合して夕方前には終わる日もありました。
寮生活の経験がないので一度はやってみたいですが、実際にやってみたら自宅が恋しくなるだろうなと思います。
今は高校1年生で、科学部に入っています。部員は全員1年生で、部長は私です。生物や物理の実験をやっていますが、薬品を混ぜたりといったこともやってみたいと思います。ネズミの解剖をやったときにはたまたま私だけが休んでいましたが、1回はやってみたいですね。
一度はやってみたいですが、実際にやるとなるとすごく難しそうなのでどうかなぁ?と思います。
鈴木梨乃ちゃんはすごく明るくて一番活発で、私は梨乃ちゃんについていく感じです。上月あやちゃんは個性的で、話しているととても面白いです。関谷愛里紗ちゃんは役柄そのままですごく天然、川原真琴さんはとても大人っぽくて、クールで知的な雰囲気でした。
クライマックス直前に私たち4人の中でハプニングが起きるのですが、そのときの緊迫したシーンがすごく好きです。
本当は晴れのシーンのはずだったのですが、どうしても雨の中で撮影しないといけなくなり、そのまま雨のシーンに変えてしまいました。
話し方とか第一印象は同じでしたが、思っていたよりもずっと優しい方でした。映画は初めての私にすごく優しく接してくださったので、それがとてもうれしかったです。カメラが回っていないときには、面白い話をたくさんしてくださいました。長井さんがとばしたギャグを聞いて、ずっと笑っていたこともあります。
一番好きな映画が『オオカミの誘惑』で、(主役の)カン・ドンウォンさんがすごく好きです。
そうなんです! ああいう役をやってみたいな。
映画だったら『私の頭の中の消しゴム』で、ドラマだったら「夏の香り」がすごく好きです。
イ・ドンゴンさんとソン・イェジンさん。
えぇ、すごく楽しみにしています。
俳優さんでは池脇千鶴さんがすごく好きです。映画やドラマやCMに出演されているとき、いつも印象が違っているところがすごいと思います。男の俳優さんでは、森山未來さんの演技がとても純粋な感じがするので好きです。日本映画では『世界の中心で、愛をさけぶ』がすごく好きです。
映画を中心として活動する女優さんになりたいですが、音楽活動やモデルなどいろいろなことをやってみたいと思います。好きな音楽は、雰囲気でいえば宇多田ヒカルさんみたいな感じです。
すごく楽しく明るくなる映画なので、最後には笑って、若いときにはこんな清々しい気持ちになることもあるんだなとさっぱりした気持ちで帰っていただけるとすごくうれしいです。初日の舞台挨拶の他、トークショーも2、3回あるので、皆さんぜひ映画館に来て下さい!
突っ込みどころはいろいろあるが、立花未樹を始め、等身大のキャラクターを演じる女の子たちのエネルギーがスクリーンから伝わってくる作品だ。公開期間は1週間と短いが連日出演者によるトークショーを予定しているほか、本編内で制作されるショート・ムービー『学校の怪人』がネットで先行公開されるなど、本編以外でもファンには見逃せない企画が揃っている。
(取材・文・写真:Kei Hirai)
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