2022-09-26 更新
岡本 玲、田中大貴監督
世界のクリエイターが注目するゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021でグランプリを受賞し、インディーズ映画の登竜門である田辺・弁慶映画祭2021で映画.com賞を受賞した、“心に傷を抱えた少女”と“アニメの世界に行きたい殺人鬼”の恋愛模様を描く、異色のスプラッター×ラブストーリー、映画『PARALLEL』が「田辺・弁慶映画祭セレクション 2022」内でついに劇場公開初日を迎えた。公開初日を迎えた9/25(日)、レイトショーにもかかわらず、テアトル新宿には公開を待ちわびた来場者でごった返し、上映後には拍手が沸き起こった。
公開初日記念舞台挨拶には、スペシャルゲストとして岡本 玲と田中大貴監督が登壇した。岡本と田中監督は出身校が同じ日本大学芸術学部映画学科。監督からのオファーで作品を観た岡本さんが、本作を気に入ったことでこの舞台挨拶が実現した。早速、岡本が映画『PARALLEL』の感想を聞かれると「美しいものを見させていただきました。感動して最後には涙が出ました」と絶賛。監督の演出についても「現代における問題や、スプラッターやラブストーリー、さらにはアニメーションといったさまざまな要素が詰め込まれているのに、互いを邪魔せず、素晴らしいバランス感覚によって生み出された“煌めき”を感じました」と続けた。
印象に残ったシーンについて聞かれると「主役のふたり(楢葉ももな 、芳村宗治郎)をはじめ、登場人物全員がその空間に“ちゃんと生きてる、そこに存在してる”と感じました」と答えた。「同じ俳優目線で見ても、どのシーンでも俳優が素敵に見えるってなかなかないこと。監督の演出だけでなく、出演者の皆さんの演技のバランスもすばらしかったです」と語った。また、セリフについても印象に残るシーンが多かったと話し、もう1回見直して、書き取りたい言葉がいくつもあったと答えた。
最後に、田中監督の作品に今後出演したいですか?という質問には「ぜひ!」と答える岡本。「言質をとった!」と喜ぶ田中監督だった。
映画『PARALLEL』のテアトル新宿での上映は9/29(木)まで。9/26(月)には俳優・田中要次、9/27(火)には映画評論家・デザイナーの高橋ヨシキと映画大好き芸人のジャガモンド斉藤、9/28(水)には 俳優・水石亜飛夢がそれぞれ上映後に登壇する。
9/29(木)の最終日には、主演の楢葉・芳村をはじめとした出演者が登壇するキャスト全員大集合トークショーを実施予定。
(オフィシャル素材提供)
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