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『リ、ライト』公開記念舞台挨拶

2022-09-26 更新

梅宮万紗子、大月秀幸、中川凌玖、一ノ瀬晶監督、遠藤佳代子プロデューサー

リ、ライトrelight ©2022 unit.TOTLOT
配給:トリプルアップ/クロスメディア
川越スカラ座、池袋シネマ・ロサにて公開中 ほか全国順次公開

 9月23日(金)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開の映画『リ、ライト』の公開記念舞台挨拶が9月24日(土)に行われた。“小江戸”で有名な埼玉県川越市を舞台に、年老いた孤独な照明職人と自称ジャズシンガーの女性が奇妙な共同生活をきっかけに心を通わせ、街の人々にも変化をもたらしていく物語。


 主人公の水崎洋子役の梅宮万紗子は、「コロナの真っ最中に撮影がスタートして、先が見えない2年間だったから、この日を迎えられて嬉しいです」と笑顔で語ると、洋子の役作りについて、一ノ瀬監督から故ゴダール監督の『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグのようなイメージでと言われて、金髪ベリーショートの可愛らしい写真を持って美容室に行って「これにして下さい……」っていうのをやりました、と恥ずかしそうに振り返った。

 また、「人生の次のステップが見えない中で、一歩前に踏み出す主人公たちを見て再びあかりを灯すことができるような、明日への応援歌になる作品なので、引き続き応援をお願いします」と感極まり言葉を詰まらせ涙ながらに語った。

 主人公たちを見守る総菜屋の主人を演じた大月秀幸は「お惣菜作りから役作りを……」と笑いをとりつつ、「主役たちがシリアスなので、商店街チームは明るくほっこりした空気で演じるように心がけた」と話し、「売れる映画か売れない映画かという評価を受けがちだが、良い映画かどうかを大事にしている。この作品は自信を持って、良い映画だと言えるので、多くの方にご覧いただきたい」と胸を張った。

 洋子の恋人、耕輔の子ども役を演じた中川凌玖は、「撮影中に二階の窓の隙間からのぞき見をしていた際、床が軋む音を立てないよう、動かないようにじっとしていたのが印象に残っている」と可愛らしいエピソードを披露。緊張で言葉を詰まらせていると、梅宮からのフォローが入りつつ、元気印の凌玖の存在は撮影チームの癒しだったと懐古した。

 一ノ瀬晶監督は、「洋子がとてもチャーミングだったと好評をいただいたのは、梅宮さんの魅力の賜物」と絶賛。また、「この作品が公開にたどり着けたのは地元川越の皆さんのおかげ。川越の方に御礼申し上げます」と改めて感謝を述べた。

 遠藤プロデューサーは「キャストとかスタッフの壁がなく、全員で作り上げた作品。クラウドファンディング含めて、たくさんの方の助けがあって公開することができて感謝の気持ちでいっぱいです」と語ると会場からの大きな拍手を送られた。


relight


(オフィシャル素材提供)



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